タグ別アーカイブ: ゲツモク日記

人は酒をつくった‐1841‐

先週土曜日は、何とか撮影を終えたと書きました。

日中は、はぼ快晴。

ぎりぎりの夕立ちをかわし。

何とか撮影完了。

丸一日拘束してしまったクライアントにお礼を言って、近くの駅に向かったのです。

その途中、「立ち呑み」の看板が見えました。

緊急事態宣言が解除され、段階的にではありますが、酒類の提供が開始されました。

ちらとのぞいてみると、数人のお客さんが楽し気に飲んでいるようです。

私も「ちょっと一杯」とはしておれず、そのまま電車に乗ったのです。

梅田での乗り継ぎ時、「立ち食いそば」はどうなってるんだろうとのぞいてみました。

どうやら通常営業のようです。


人も少ないし、こちらの「ちょっと一杯」なら良いだろうと、久し振りに外食しました。

ここは通学路だったので、中学生の頃から来ています。

早くて安いので、移動の途中にはもってこいなのです。

更に、その奥にある洋食店にもよくきました。

予備校生の頃によく来たのですが、当時はAランチが550円くらいだったと思います。

現在は750円になっていました。

どうせなら、こっちでも良かったかなと思いながら、懐かしの「新梅田食堂街」を抜けました。

阪急百貨店前のコンコースもそこそこの人出。

くるりと90度回って東へ抜ければ、沢山の飲食店が軒を連ねます。

大学時代の友人が、北新地のはずれでショットバーをしているのですが、もう3年近く行っていないはずです。

この状況で気にはなっていたのですが、共通の友人が電話で話したと教えてくれました。

ひとりで切り盛りしている店ですから、時間短縮協力金がでているので全く問題ないそう。

もっと言えば、そちらの方が確実かもしれません。

しかし彼は「気持ちが病んでしまう」と言っていたそうです。

世間派話では、「働かずにいいよなあ」というものもあります。しかし、当の本人はそうは思っていないのです。

しかし、その鬱憤もようやく晴らせそう。徐々にではあると思いますが。

私も、タイミングをみて久し振りに訪れてみたいと思っています。

子供達に最も理解されないのがお酒です。「飲まなくても良いものを、なぜ飲むの」と。

『レ・ミゼラブル』で知られるフランスの文豪、ヴィクトル・ユーゴーは言いました。

神は水をつくった。人は酒をつくった。

また古代ギリシアの劇作家、アイキュロスはこう言いました。

青銅は形を写すもの。酒は心を写すもの。

そこまでの酒飲みだとは思いませんが、週半分ちょっとの晩酌は楽しみのひとつ。

格好をつけて言うなら、本を読みながら心を落ち着け、自分の心に向かい合うための時間です。

ただ、船を漕いでいる姿を見られてると滑稽でしかないようですが。

そばではないほうの「ちょっと一杯」はいつ頃解禁するべきか。

状況によりますが、年末くらいなら許されそうかなと想像しています。大阪が大阪らしさを取り戻すために。

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■■■ 『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■

■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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雨濡れて、夕景鮮やか‐1840‐

先週土曜日は、「The Longing House」の撮影でした。

撮影日の心配事はいつも同じですが、見事に晴れてくれました。

今回も撮影は冨田英次さん。

こちらのお家、住宅としてはかなり大きい部類に入ります。

さらに見せ場もたっぷり。

ご家族にも協力して貰い、どんどん撮り進めて行きます。

家具、ライト、タイル、そしてこのヘリンボーン張りのフローリング。

こだわりのない場所などひとつもありません。

最終的に、このアングルでご家族に入ってもらい、人物ありの撮影もしました。

こちらは手押しポンプを備えた井戸のようなもの。

機能面、安全対策においてもフルコースなのです。

結局、午前の部が15時すぎまで掛かってしまいました。

撮影後にしておきたいことがあったので、夕景撮影の前に一旦車でアトリエに戻りました。

17時半頃、再度電車で戻ってくると、かなり激しい雨が降ってきました。

予報にもなかったので、まさか雨は想定しておらず、駅で雨宿りです。

ただ、完全に夕立ちの雰囲気で、すぐに日がさしてきました。

撮影は大丈夫だろうかと気をもみながら、現地へ戻ったのです。

まんべんなく濡れていたので、そのまま撮影に入れました。

まだらになっていたりすると、拭くか、濡らすかの作業が必要になります。

夕景のシャッターチャンスはかなり限られているのです。

これまでに何度か痛い目にあっていたので、無事撮影ができ、ほっと胸をなでおろしたのです。

むしろ雨濡れて、夕景は鮮やか。

最高のシチュエーションとなってくれました。

帰りの電車は爆睡でアトリエに戻り、翌日の打合せの準備をしました。

雨の時間が30分ずれていれば、夕景撮影は完全に無理でした。

精一杯頑張っていれば、幸運もやってくるはず。そう信じて今日もヘトヘトになるまで働きます。

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最後のピース‐1839‐

この1年半、巣ごもり需要によって、「売り上げが上がったグッズ」などという記事をよく見ました。


レトルト食品、健康グッズ等がその代表格だと思いますが、ジグソーパズルもそのひとつでしょう。

わずかながらですが、我が家も貢献しています。

私は全くしませんが、妻と子供は何枚かにチャレンジしていました。

こちらはディズニーのライオンキングですが、ずっと1つのピースがなく停滞していました。

困っていると、紛失時補てん用の葉書きがついていたそうです。

葉書は1枚しかないので、右からいくつ目、上からいくつ目と、何度も数え直して郵送。

無事、最後のピースが届き完成したのです。

先月から今月にかけて、何度も竣工写真、動画の撮影に出かけていました。

ようやく写真家からそれらが届きはじめましました。

まずは「コンクリート打放し H型プランの平屋」です。

晴れを待って、何度も延期した甲斐がありました。

少し雲があった方がとも言いますが、快晴と打ち放しのコンクリートは非常に相性がよいのです。

こういった限定された空間は、非常にアングルが難しい箇所です。

各個室も同じ。

寝室、子供部屋とも、縦位置の構成になっていました。

和室から光庭を望むカットも縦位置でした。


出来上がりを見れば簡単そうですが、横位置、縦位置を決めるだけでも結構難しいものです。

また、夜景も腕の差がでるところです。

LDKの夕景は、コンクリートの質感が非常によくでています。

庭から見返したカットも内部がよく分かります。

夕食の時間帯につき、奥さんが少し準備を待ってくれていました。

撮影は、多くの協力のもとに成り立っているのです。

写真家は「少しくらい曇っていても、良い建築は、良い写真になりますよ」と言いますが、この青い夕景は、晴れた日にか撮れないカットです。

竣工写真が揃えば、資料をまとめwebサイトに作品が発表できます。

ようやく最後のピースが揃ったと、ほっと胸をなでおろすのです。

明日、明後日、4日後の月曜日も撮影で、最近、天気予報ばかり見ています。

関西においては、幸いにも台風はそれてくれました。

今日も見事な夕焼けでした。

ちなみに、4日後は弥の明後日(やのあさって)と言うそう。

明日、明後日、 弥の明後日も天気にな~れ、なのです。

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密から生まれる、熱‐1838‐

久し振りの道を通ったら、広い空き地に変わっていました。

建物が無くなると、元は何があったか思い出せなくなるものです。

これだけの敷地ですから、かなり大きな建物だったと思うのですが……

人の記憶ほど曖昧なものはありません。

ネコジャラシが秋の日を受けて、金色に輝いています。

金色に輝くと言えば麦の代名詞ですが、確かこのネコジャラシも稗などの仲間だったはず。

負けず劣らず美しいのです。

乗り継ぎができる駅は沢山ありますが、街が面白いのはやはり鶴橋。

私は好んで使います。

JR、近鉄、地下鉄と3つの路線が交わるので人通りも多く、活気があるのが好きな理由。

また、戦後から残る周辺の商店街は、唯一無二の雰囲気です。

阿倍野、天王寺の再開発が進む中、最後の砦といってよいでしょう。

12月に除いた時は閑散としてましたが、今月末、緊急事態宣言が解除されるという報道もありました。

鶴橋商店街だけでなく、「もうそろそろ人出が戻ってくれなければ……」というのが、偽らざる本音なのです。

梅田の地下街を「ラビリンス」と紹介していた記事を見掛けましたが、ラビリンス度では 鶴橋商店街が1枚上手だと思います。

商店街をのぞいたのは久しぶりですが、私の心配は不要でした。



十分に人出は戻っているようです。

まだ解除前なので戻りすぎなのかもしれません。

私も人のことは言えないのですが。

今から138億年前。

超高温、超高密度に圧縮された素粒子が突如爆発しました。

その爆発によって、「無」だった宇宙が「有」に変わり、現在も膨張を続けています。

これが私の理解する「ビッグバンセオリー」です。

「無」とは何?

まさに禅問答で、考え出すと夜も眠れなくなります。

それは置いておくとしても、大きな変化には「熱」が必須で、それは「密」と深く関係しているようです。

中高の同窓会 の世話役をしているので、先日有志でリモート会議を開きました。

2020年末に予定していた中高の同窓会は、昨年夏に2021年末に延期しました。

今月、更に2022年末へと延期を決定しました。

その案内をすると、何人かの同窓生からレスポンスがあったのですが、「さすがにそろそろ納まってくれないと……」いうメールがありました。

約2年、「密」は徹底的に排除されてきました。

それは必要なことだったはずですが、永遠にという訳には行きません。

今年度の後半戦は、そろそろ「熱」で行きたいと思うのです。



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この人となら、友達になれそう‐1836‐

今日、敬老の日は11時から「コンクリート打放し H型プランの平屋」のオープンハウスです。

その前に、【ゲンバ日記チャンネル】『あの森のOhana』Episode2-新敷地-を配信します。


開設時は、 【ゲンバ日記チャンネル】や【ゲツモク日記チャンネル】などを分けて配信しようと考えていました。

しかし子供に言わせると、それは売れっ子YouTuberがすることだそうです。

早速、 『建築家・守谷昌紀TV』に統一し、その中で 色々な番組を配信することにしました。

『3つの庭を持つコートハウス』でスタートした 動画ですが、可能ならクライアントとの対談形式が良いなと思っていました。

それで無理を言って、「Ohana」の石井さんにお願いしたのです。

申し訳ないなと思っていたら、facebookにこんな写真をUPされてしまいました。


対談収録の前日、工事を撮影していました。

ビデオもカメラもと欲張っているので、自分が撮られていることなど全く分かっていません。

しかしこれまでに沢山写真を使わせて貰ったので、あきらめます。

反対に、先の1枚と合せて、貰った写真も使ってしまいます。

その石井さんが、13年前の私との出会いをご自身のブログで書いてくれました。


訪れてくれた動機は以下の通りでした。

作品もそこそに、プロフィールを見て「この人となら、友達になれそう」と。

嬉しいのか、そうでもないのか微妙なところですが。

それでもまた一緒に物創りをするチャンスを貰ったのですから嬉しいのです。

建築の出来上がりは関係性によって変わってくるものです。

2人で醸し出す空間が出来上がって行く過程を是非ご覧ください。

■■■「コンクリート打放し H型プランの平屋」 ■■■
9月20日(祝・月) 11:00~15:00 オープンハウス開催

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現場オールスターズ‐1833‐

空が高くなってきました。

長雨と酷暑の夏も、もうしばらくでお別れでしょうか。

そう思うと、強い日差しも若干愛おしく思えます。

赤。

黄。

緑。

光こそが色の源ですから。

緑のお京阪に乗って「あの森のOhana」の現場へ行ってきました。

「今日の現場は面白いですよ」と聞いていたのです。

クレーン、ユンボ、ダンプに人手は5人。

まず、オレンジの漏斗のような容器にユンボで土を満たします。

それをクレーンで吊上げ、敷地の奥へ。

それを均していくという5人の連携プレイ。

工務店が誇る、現場オールスターズです。

今日の工事が面白いというのは、外構工事の職長さんに聞いていました。

クレーンのオペレーターを務めるこの方は78歳。

軽い身のこなしです。

「親父の代からの付き合いなんです」と、先の職長さんに教えて貰いました。

働くこと程面白く、元気でいられる方法はないことが分かります。

漫才師、浅草キッドの水道橋博士は、芸能界潜入レポートが自分のミッションと語っていました。

それに近い気持ちもあります。

『あの森のOhana』Episode1も再生回数が100回を超えました。

たった100回なのかもしれませんが、それでも十分嬉しいことです。

近いうちに、 現場オールスターズ も参加した、Episode2を配信したいと思います。

建築現場潜入レポートが私のミッション。私の現場なので、潜入ではないかもしれませんが。

■■■ 軒が深いから「おいでよhouse」 ■■■
9月12日(日) 11:00~15:00 オープンハウス開催

■■■「コンクリート打放し H型プランの平屋」 ■■■
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近鉄で行く、奈良公園‐1832‐

昨日の朝、天気予報をみると朝と夕方が晴れマーク。

それならと現場を回って、動画を撮ってきました。

写真はずっと撮って来ましたが、やはり動画も晴れていると画が美しいのです。

動画を撮影する機材を持って出たので、そのまま奈良公園まで行くことに。

近鉄奈良線の景色は、動画なら画になるだろうなと前から思っていたのです。

石切で乗り換え。

平城宮跡あたりで、一気に視界が広がるあたりも見どころです。

奈良公園は外国人が多かったでしょうか。

奈良といえば鹿ですが、角が危ないので切っているのでしょう。

それでもオスはオス。


鹿せんべえ屋さんの前で、本気で縄張り争いを始めました。

ガツガツとツノの根元が当たる音が聞こえてきます。

怖いくらいの迫力。

1匹が道路まで押しやって、バスは急ブレーキでした。

トボトボと去っていく哀愁が……

彼らは普通に道路を渡っていくので、奈良公園周辺ではご注意を。

建築現場や旅先で、一眼レフとビデオカメラと三脚を持っている人がいたらそれが私です。

分かったことと言えば、ビデオとカメラは同時に撮れないということ。当たり前ですが。

未だ手探り運転が続きます。

■■■ 軒が深いから「おいでよhouse」 ■■■
9月12日(日) 11:00~15:00 オープンハウス開催

■■■「コンクリート打放し H型プランの平屋」 ■■■
9月20日(祝・月) 11:00~15:00 オープンハウス開催

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【ゲンバ日記チャンネル】第2弾『あの森のOhana』もスタートしました‐1828‐

昨日は昼から、「Ohana」で打合せでした。

今回は、背景となるバック紙等の移設を請け負ってくれる会社も参加して約2時間。

現Ohanaは道路収容のため移転しなければならず、年内に次のOhanaを完成させなければなりません。

お盆明けに 【ゲンバ日記チャンネル】 の配信をスタートしましたが、第2弾は『あの森のOhana』でいきます。

打合せ前に1時間半のビデオ撮影をし、ようやく今、編集が終わりました。

雨では撮影ができませんが、晴れるととにかく暑いのです。

今回は、クライアントでカメラマンの石井さんにも協力して貰っています。

まずは現Ohanaの紹介からですが、背景の開口部が明るすぎてかなりの逆光。

ここまで修正するので精一杯でした。


2階スタジオを紹介する場面は、カメラを間に挟んだほうが伝わりやすいかなと、この立ち位置にしてみました。

しかし、これも石井さんの後ろの開口部が明るすぎてかなりの逆光。

撮って貰っているので画面もそこまで確認できずで、いきなり動画の難しさを思い知らされています。

建築の現場をお伝えするだけですから、そこまで沢山の人が見てくれるものではないかもしれません。

実際に、第1弾の『3つの庭を持つコートハウス』Episode1の再生回数は91回。

人気YouTuberは100万回再生が当たり前のようですし、登録者が1000万人というニュースもありました。

そう考えると、相当に少ないのでしょうがそれでもかまいません。

動画という新しいオモチャを手に入れた感じです。

写真も文章も大好きですが、確かに動画で伝わる情報は膨大です。また、写真と違ってあまり修正がききません。

料理で言えば、刺身のような感じ。鮮度が大事なのだと思います。

『森のOhana』の工事の過程も、できるだけフレッシュにお届けするつもりです。

実は、はじめの場面は一度撮りなおしをしました。

石井さんはその回を気に入っていない感じでしたが、編集者権限で初めのテイクを使います。

頼んだ訳ではないのですが、ロボット歩きで登場する石井さんが、とてもらしかったからです。

仕事をしてきて思うのですが、俳優でもない限り、演じたり、つくろったりすることは不可能だと思っています。

ありのままの石井さんと、ありのままの現場をお伝えしていこうと思います。

鮮度第一で。

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名残と痕跡‐1827‐

朝のジョギングコースには、沢山の地蔵尊が祀られています。

堺に次ぐ規模の環濠都市だった平野郷の名残です。

本来なら地蔵盆の時期ですが、中止の貼り紙がありました。

平野郷の中にある昔ながらの商店街。

なんかいモールです。

「なんかい」は「南海」。

ここに1980年に廃線となった南海平野線の終着駅があったのです。

今は藤棚となった始発駅、「平野停留所」から出発進行です。

すぐにすれ違いエリアが見えてきました。

踏切の名残も。

信号機は付け替えられられたのか、当時のままなのか。

雰囲気は十分堪能できます。

住宅街を縫うように線路は続きます。

100m程で現在の道に突き当たりました。

南海平野線平野駅跡地プロムナードとして現在は利用されているのです。

国道25号線と近畿道が交わる少し手前。

廃線となった阪和貨物線跡があります。

ここを通った時、妻が「これ何に使えるんやろ」と言っていました。

線路という形状だけに、再利用が最も難しい形状と言えるかもしれません。

確かに、南海平野線もプロムナードとして利用している部分はよいものの、その先はどうなっているんだろうと考えました。

右の緑の線が平野駅跡地プロムナードで、その先はほぼ阪神高速松原線に沿って走っていたようです。

チンチン電車時代から、車時代へと切り替えが上手くいった成功例かもしれません。

あたりを見回すと、天王寺まで繋がるルートは阪神高速しかないのかなと思っていましたが、想像通りで、若干悦に入っていました。

波が引いた後に残る様子を「波残(なみのこり)」といい、それが略され「なごり(余波)」となったそうです。

「自然は飛躍せず」と植物学者のリンネは言いましたが、街も飛躍はしません。

どこかに名残が残っているものです。

駅をでてすぐのすれ違いエリアには、線路をコントロールする何かしらの施設があたはずです。

そこを示すように、サルスベリが濃桃色の花を咲かせていました。

墓石もある人が生きた名残、痕跡と言えます。

2年続けて墓参りにも帰れていません。

不要不急のものにどれだけ価値があったのか、よくよく考える機会でもあります。

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ガソリンスタンドの雰囲気よし!パンク修理2200円‐1826‐

■■「3つの庭を持つコートハウス」オープンハウス開催■■
8月21日(土) 11:00~15:00
詳細は当社webサイトをご覧ください。

最近の雨はとにかくまとまって降ります。

月曜日に、夏季休暇は池原ダムへ出掛けたとかきました。

奈良を南北に貫く169号線は、昔と比べると断然道が良くなりましたが、それでも山道です。

車を運転していると、雨だからか少し滑る感じが……

準備のため、私だけ前乗りしていたのですが、家族を迎えに橿原神宮前駅まで戻りました。

途中の ガソリンスタンドで、給油ついでに若い店員君に相談してみました。

空気を入れて貰ってもそこまで圧が戻らずで 「パンクっすねえ」と。

15分くらいで直せるとのことで、早速ピットイン。

40代半ば、実直な感じの整備工がすぐに修理をはじめてくれました。


「これですねえ」

見るとネギ釘がブスッといっています。

ドライバーとペンチを使って引っこ抜きます。

これが刺さっていて、よく169号線を往復できたものです。

修理自体は、ものの5分でした。

ネジ釘を抜いたところにT型のドライバーのようなものを突っ込み、グリグリとねじります。

貫通部のゴムの表面を少し削っているようです。

そこに接着剤を塗りつけたひも状の詰め物を押し込みました。

「これで止まると思います」と。

お代は2200円。

自転車のパンク修理が550円とするなら、何とお得な金額設定か。

雪道を走っているような感覚もあったので、足まわりがしっかりグリップしてくれる安心感は、もう最高の幸せです。

雨の中を気持ちよく運転して、池原ダムのバンガローに戻ったのです。


そして、休日の私の仕事を思う存分楽しみます。

ただ、鍋で炊くご飯は今回も芯が残って、ここのところ5戦5敗。

「海で炊いているときは、ミスったこと無かったのに……」と言ってから、ふと思いました。

海ではガスバーナーで炊いていたのが唯一の違いでは?

IHヒーターはかなり便利ですが、大量に炊くのには向いていないのかもしれません。

次回はガスバーナーで勝負です。

普段、家では何もしてやれないので、野外に来たときは買い出しから料理まで私がします。

ただ、子供たちに、ご飯の炊き方や、火のおこし方なども、しっかり教えておいた方が良かったかなと、少し考えていました。

人に言われてするのではなくて、自分がしてあげたいと思わなければ多分身に付かないので、それはそれでいいのかなと思いなおしたのです。

七輪で焼き鳥、焼肉。


豚バラファイヤーといつものメニューですが。

サルの動きはかなり早い。

反対にシカはこちらをじっと見ています。

少しでも長く、スマホから目を離す時間ができればと子育て世代の悪戦苦闘は続くのです。

パンク修理をしたガソリンスタンドですが、1円でも安く給油するなら別のスタンドがありました。

そっちに行こうかと一旦通過したのですが、Uターンして反対車線の店に引き返したのです。

このスタンドは整備エリアが広いのと、以前寄った時も若い店員君が非常に感じが良かったのです。

実際、スピーディに解決してくれました。

人の直感は正直ですし、信じるに値するものだなと思っていました。

お金を払うということは、何かしらの価値を受け取ったということです。


その時に、感謝しながら払えるのはとても幸せなことです。

そこに仕事の原点があるのだと、教えられた気分でした。あと、雰囲気はどんな時も正直なことも。

■■■ 【ゲンバ日記チャンネル】はじめました ■■■

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