本当に色々あった2020年もあと数時間となりました。
勝手ながら、私の1年を振り返ってみたいと思います。
1月 サクラサク‐1660‐
娘が希望校に合格してくれました。
もう遙か昔のことのように感じますが、これからも努力は必ず報われると信じ、素晴らしい学生生活を送って欲しいと願います。
車で15分程のところにある八尾空港。
今まで縁が無く訪れたことが無かったのです。
天才芸人、横山やすしがプラベートセスナを置いていたのもここです。
しばし「やッさん」の幻影を追っていました。
建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞。
磯崎新受賞のニュースが飛び込んできました。
遅すぎた感もありますが、私の中の磯崎を綴ってみました。
4月7日、安部首相は緊急事態宣言を発令しました。
しかし、人は何が起こっても生きなければなりません。
東急リバブルが、タワーマンションに住む富裕層へ送る冊子『Sumikata』の巻頭に取り上げて貰いました。
「夢や憧れで終わらせるのではなく」
なかなかに良いコピーだと感心したのです。
5月 馬鹿であれ‐1693‐
コロナ下の社会になり、学校や、習い事も含めて、大きく生活様式も変わりました。
水泳をしている甥っ子たちは、駐車場にプールを置き練習を始めました。
創意と工夫。
彼らを見て、その気になれば何だってできるのだと改めて教えられるのです。
今年は数十年振りにドラマを観ました。
勿論「半沢直樹」です。
「逃げるは恥だが役に立つ」も今年ヒットしたドラマで、「逃げ恥」と略されました。
攻め一辺倒の印象がある信長ですが、1570年、越前朝倉氏との戦いで浅井長政の裏切りにあいます。
その際に朽木街道を一目散に逃げ帰ったことにむしろ凄みを感じると、司馬遼太郎は語ったのです。
中学、高校と国語を教えて頂いた恩師が、句集を出版されました。
私の事も覚えて下さっており「ちょっと相当ヤンチャな愛嬌」とお褒め頂きました。
褒めている?
大学の同級生で、同職の友人は、長野県野辺山に別荘を持っています。
初めて寄せて貰ったのですが、八ヶ岳の麓で避暑を初体験したのです。
出版社から
リノベーション事例「回遊できる家」様を拝見しました。本書に掲載をお願いしたくご連絡しました。
というメールが届きました。
そしてこう返しました。
出来るだけ前のページで、出来れば表紙でお願いします(笑)
「回遊できる家」と指名頂いたので、そうしようと思います。
楽しみにしております。
で、表紙の一番上を頂きました。
10月 ほぼモビルワーカー‐1733‐
モビルワーカーは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」に出てきました。
ガンダムやザクなどをモビルスーツと呼ぶのですが、その原型となった作業用ロボットという設定です。
重機を操る人をオペレーター、略してオペさんとか呼んだりします。
オペさんは、未来の凄腕のパイロットの可能性が高いのです。
11月 熊に驚き、感謝する‐1746‐
愛しの池原ダムで、ついに熊を見てしまいました。
今年はドングリが不作で、街中へ熊が出没などというニュースをよく耳にします。
まさか遭遇するとは!というのが本音です。
真近にみる熊は完全なる獣で、恐々へっぴり腰でビデオを回していたのです。
12月 奥さんの念願が叶いました‐1758‐
夏に竣工した「ときめく紺色の家」。
コロナ真っただ中でしたが、工事は非常に順調に進みました。
そして秋口に撮影した写真が先日上がってきたのです。
幸せの景色がそこにあった時、全ては報われます。
そういえば、この計画の実施図面完成は、香港行きのフライト3時間前だったなあ……などと思い出すのです。
最後に大晦日番外編です。
1ヵ月振りの休みで、この寒い中、飛ぶように池原ダムへ行ってきました。
寒い寒いとは聞いていましたがこのレベル。
雪景色の池原ダムも珍しいので動画もUPしておきます。
元スキー部で、冬の北海道を走り回っていたとはいえ油断は禁物です。
愛車にバックフォグなるものがあるのを発見しました。
これで後続車もよく視認できるはず。ディスカバリーは本当に頼りになる車です。
トボトスロープも完全に雪国。
愛艇の方もこの通り。
こちらの雪掻きの方が時間が掛かりました。
北ワンドも普段とは全く違う景色です。
この雪の大晦日。誰もいないのかなと思っていたら、何艇かとすれ違いました。
しかし流石に少ない感じ。
それなら普段は混んでいる前鬼筋へ行ってみることに。
風が吹くとダイヤモンドダストみたいでとても美しいのです。
その後、ガツンときました。
47cm、1.8kg。
かなり深いところの魚なので真っ白。ホワイトバスです。
ランディングした時は「もしかしてコイ?」と思ったくらいですから。
どうぜ数は釣れないと思っていたので、デカいの狙いでこんなルアーばかり投げていました。
真ん中のルアーで釣ったのですが、深い所に沈めて使うディープトレーサーというおもりの変形版を装着しています。
このリグの開発者に、よくトボトスロープで会うのですが、次に会ったら絶対お礼しようと思います。
2020年の最後の夕日を見ながら撤収です。
最高の釣り納めになりました。
ただ、帰りは-5℃まで気温が下がり、慎重運転で疲れましたが。
ここ数年、ずっと温めてきた企画がこの写真です。
「年の瀬の瀬」です。
しかし思った以上に水が流れておらず、迫力も、美しさもイマイチ(笑)
今年は手前味噌ながら本当に良く働きました。
馬鹿みたいに働いて、休みが出来たら池原へ。
そのお陰で、元気に楽しく働けているとも言えるので、本当に感謝、感謝なのです。
今年もこの「ゲツモク日記」と「現場日記」にお付き合い頂きありがとうございました。
2021年も皆さまにとって、素晴らしい一年となることを確信しております。
2020年12月31日 守谷昌紀
■■■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
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■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
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■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に巻頭インタビュー掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
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