来週の土曜日、10:00から天六にある大阪市立住まい情報センターでのイベントに参加します。
大阪府建築士会の住宅を設計する仲間達が主催するイベントですが、フライヤーに名前のある中澤博史さんが現在のリーダー。
歴代のリーダーもそうでしたが、いつも積極的に動いて下さり、本当にお世話になりっぱなしなのです。
前回、住まい情報センターに行ったのは、2017年11月のセミナーだったと思います。
参加者はこのくらいで、正直「少なめだなあ」と思っていました。
しかし今は、誰でも自由に参加できる場が、どれほど有難いものかを知りました。
例え一人でも相談に見えたら、しっかりご案内させて頂きます。
リーダーの中澤さんは、近大建築学科の先輩でもあるのですが、このフライヤー、アトリエmバージョンも制作してくれました。
作品は3つの庭を持つガレージハウス」です。
そしてこちらは、近大の更に先輩である、大西憲司さんの作品です。
その他、6人分のフライヤーまで制作して下さいました。
中々できることではありません。
折角の機会なので、当社の作品集もリニューアルしました。
WORKSⅠは新築住宅。
8枚綴じなので、表紙以外に7作品の掲載です。
大分作品ができたので、3冊体制にしたのですが、それでもどれを載せるか悩みます。
「H型プランの平屋」など、比較的新しい作品を中心に構成しました。
WORKSⅡはリノベーションです。
表紙は、外観メインのものと、内観メインのものを織り交ぜて構成します。
各作品ページは、写真だけでなく、コンセプト、図面、データも載せています。
一目で楽しんで貰うには、どうすれば良いかをずっと模索しているのです。
「ときめく紺色の家」は、特に楽しいページに仕上がっているのではと。
WORKSⅢは住宅以外です。
クリニック、オフィス、保育園と、本当に色々な仕事をオファー頂きました。
「Ohana」に至っては、2度も設計させてもらいました。
道路収容があってのことですが。
全21作品の中で、一番古いのは2012年2月完成の「あちこちでお茶できる家」です。
2冊体制の時は、選から漏れていたのですが、今回復活してもらいました。
10年以上前の仕事ですが、作品集に載せれていないことが気になっていました。
「見ていて楽しい」と言えば、この作品を置いておくことはできません。
家づくりは、「物語と余白」が大切です。
愛情を注ぎたくなる物語と、感情を移入できる余白が必要なのです。
寺山修司の演劇論を読んで確信しましたが、この家は物語が満載なのです。
1日だけのイベントですが、もしかすると新しい物語が始まるかもしれません。
是非遊びに来て下さい。
その物語は、私以外の誰かとであっても、全力で応援します。
先輩方の献身性を見てそう思いますし、そんな歳になったのかなとも思うのです。
■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■ 『ESSE-online』にコラム連載
10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
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