10月31日はハロウィンということで、店先のディスプレイも華やかです。
昭和生まれにつき、年中行事とまではなっていませんが、日本でも随分浸透してきたようです。
古代ケルト人の間で、31日の夜に悪霊や魔女がでてくるので、身を守るために仮面をかぶったりしたことから、現代の仮装パーティというイベントに結びついたとありました。
暑い夏が終わり、収穫を終え、日が短くなりだした寂しさを払拭するために、この時期を選んだのではと想像しています。
古代であれ、ケルト人であれ、そこまで人は変わらないと思っているのです。
homifyという建築家検索サイトから、特集記事に取り上げられたというメールが届きました。
「阿倍野の長屋」のボルダリングの写真がUPされていました。
4月からは『比較biz』というサイトで「実績豊富な建築家10選【大阪】」で取り上げて貰っていたようです。
6番目でなく1番目が良かったですが、それでも目に留まるというのは嬉しいことです。
インターネットの世界で言えば、やはり2003年に開設したwebサイトが中心だと思っています。
時系列で言えば、次がFacebookだったと思います。
そしてinstagramは昨年くらいだったでしょうか。
先程見ると、フォロワーは2588人となっていました。
始めた時は、もっと支持して貰えるのかなと期待していたのですが、そこまでの評価ではないようです。
Pinterestで画像を集めてこらえるクライアントが多くなったので、春くらいだったかアトリエmとしても写真をUPし始めました。
フォロワーは34人ですが月間閲覧者数は15.1万と表示が出ています。アナリティクスを見ると、インプレッション数は24.4万とも。
これが多いのか少ないのか、正直、何が何だか分かっていません。
ただ、方法がどうであれ、自分達の存在が誰かに届かなければオファーが届くことはありません。
webという実態のない世界に、多くの情報が溢れる中、自分が伝えたいことは何なのだろうと考えます。
先週金曜日の雨で、キンモクセイは花を落とし、地面に金色の輪が描かれていました。
その鮮烈な匂いは「薫り立つ」という表現がぴったりです。
リモート打合せもそうですが、画面上からは香りだったり、匂いだったりは伝わってきません。
なら、薫り立つような画像だったり、文章なら価値があるのではと思うのです。
どんな仕事でもそうだと思いますが、日々の仕事は地味なものです。
建築設計の仕事もそうで、図面を描いたり、法規の調査をしたり、現場打合せにも持っていくサンプルを取り寄せたり。一日全く話しをしないこともあります。
その一つ一つの仕事が、感激して貰える空間に繋がっていると信じるからこそ、何とか頑張りが効きます。
そして、「幸せの景色」の一場面を切り取らせてもらい、発信したいのです。
メディアが何度も取り上げてくれる写真というものがあります。
この写真も、様々なメディアに取り上げて貰いました。
写っているのは小さな子供さんが遊ぶ姿ですが、実際には枠外でお母さんが二人を見守っています。
そういえば、それが分かる写真がアラビア語圏でも取り上げて貰ったとメールが届いていました。
アラビアからオファーがあったなら引き受けるかどうか、迷ってしまいますが。
幸せが薫り立つ
そんな場面を一緒に創造してみませんか。
そんなことを思っているのだと思うのです。
■■■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載
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【News】
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に巻頭インタビュー掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました