Works

夢は必ず実現する、してみせる

「こんな暮らしをしたい」「あんな建物で仕事ができたら」すべては、夢を描くことから始まります。夢という種がなければ、花が咲くことはありません。何としても実現するという気持ちがあれば、夢は必ず実現します。してみせるのです。条件が厳しければ、それを上回る情熱で挑みます。後は信念をもって行動するだけ。本気のクライアントと、本気で仕事が出来ることほど幸せなことはありません。そんな時「幸せな建築」が生まれると思うのです。

作品一覧 流 れ 設 計 料

                      

Architect

建築家 守谷昌紀

草木は太陽に向かってすくすくと伸びていきます。クライアントの「幸せ」という太陽を共有することができれば、建築も「幸せ」に向かって自然に成長していくと考えています。草木と違うのは、幸せの形は人それぞれだということ。「幸せ」の核心にあるものを共有するには、対話を重ねるしかありません。それらを整理し、具現化していくことが建築家の仕事だと考えています。クライアントと太陽を共有し、幸せの実現にむけて全力を尽くします。

プロフィールメディア掲載

                      

Getsumoku Diary

守谷昌紀のゲツモク日記

明石海峡に、日本一のタコとゴミ問題をみる‐1500‐ 

 土曜日は、父の船で海へ出ていました。

 朝焼けの岸和田から出船し、走ること1時間半。

 明石海峡大橋も超えて、東二見沖までやって来ました。

 この時期、明石ダコがピークを迎えます。

 タコの釣り方は色々ありますが、大きく分けて2つ。

 1つは、エギやタコジグなどの疑似餌での釣り。

 早速タコジグで、父の友人が初めの1杯を上げました。

 続いて父、私にも。

 私はテンヤという針付きの台にイワシをくくり付けたものを使いました。

 タコは本当に好奇心旺盛な生き物で、色々な釣り方があるのです。

 速い潮流に流されないよう踏ん張るため、筋肉質で美味しいと言われる明石ダコ。

 太く短い足が特徴で、立って歩くと言われます。

 しかしこの日は後が続かずで、海峡付近まで移動してきました。

 淡路島の北端あたりは、本当にのどかな風景が続きます。

 西日本豪雨の間、通行止めだった明石海峡大橋も通行が再開され、多くの往来が見てとれます。

 この橋が完成して20年経ちますが、橋の北と南でこれだけ風景が違うことに驚き、またほっともするのです。

 釣りのほうは、淡路島の東岸を流しながら南下して行きます。

 淡路夢舞台の建築群は、安藤忠雄の設計です。

 左はウェスティンホテル、右が百段苑。100の大きな花壇が幾何学的に配置されています。

 コンセプトがシンプルで誰にでも分かりやすい、そして心に残る。それが、安藤が時代に愛された理由でしょう。

 そんなことを考えながら、ガシラを10匹ほど追加。

 そしてアジも数匹。

 本当に暑い一日で、午後2時には納竿して岸和田へ向かいました。

 家に帰ると、妻が熱中症気味だというので、久し振りに獲物をさばきました。

 料理好きの娘も手伝ってくれ、まずはタコを塩揉み。

 アジは刺身にしました。

 明石ダコは、完全な生とさっと湯にくぐらせたもの。

 日本一と言われるだけあり、一瞬で売りきれました。

 私の釣った小さいアジは、写真を撮ったあと跳ねて逃げてしまいました。

 アジに目がない娘のために、父の友人が一番大きいものをプレゼントしてくれたのです。

 夏だけ魚をさばく季節料理人なので、見栄えのほうは勘弁してもらい……

 味のほうは問題なしで、一瞬で娘が平らげてしまったのです。

 この日は豪雨の影響で、多くのゴミが浮いていました。

 明石海峡あたりが、真水を多く含んだ濁った水と、太平洋の海水の境となっているようです。

 潮目には多くのゴミ、流木が集まり、ゴミ袋が針に掛かって上がってきました。

 被災地のゴミ問題は深刻です。

 また、今日の新聞にも載っていましたが、こういったプラスチック系のゴミ問題は、より深刻に受け止めなければなりません。

 マイクロプラスチック(微細なプラスチック片)が、海洋生物の中に取り込まれ、蓄積、濃縮され、最終的には人に害を与えます。

 ゴミのポイ捨て、タバコのポイ捨てを見た時ほど、憂鬱な気分になることはありません。

 自分の家に持ち帰り、ゴミ箱に捨てる。

 たったそれだけの事を出来ない一部の人が、未来の子孫に、いや、たった今も、害を与え続けるのです。

 石油製品という、安価と便利をもたらす発明が、一部の美意識のない人によって害を与える。

 この構図を何とかする方法はないのかと、歯ぎしりしたくなります。

 スターバックス、マクドナルドと、プラスチック製のストローを廃止すると発表しました。

 その判断のように元を絶つしか方法はないのでしょうか。
 
 何れにしても、一刻を争う問題として世界全体で取り組むべき最重要課題です。

 ゴミには、その人の全てがでるのではと思っています。

 ゴミを美しく捨てると、幸せが近付いてくる。

 そんなメルヘンチックな言葉では、何の解決策にもならないでしょうか。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記<</a

2018.07.16

明石海峡に、日本一のタコとゴミ問題をみる‐1500‐ 

値上げ1円、値下げ6円 市民の味方をスナックパークという‐1499‐ 

 豪雨が去った後もため池が決壊したりと、余談を許さない状況です。

 熊本地震の際は初めて支援活動に参加しました。

 今回の西日本豪雨に対して、支援要請があるのか、また貢献できることがあるのか分かりませんが、出来る限りのことをしたいと思います。

 話を小市民の日常に戻します。

 阪神スナックパークの閉鎖から3年3ヵ月。

 2018年の6月1日に復活オープンしていました。復活することは当初から決まっていたのでしょうか。

 それを全く知らなかったので「スナックパーク愛」を、閉鎖2週間前につづりました。

 あの空間をもう体験できないと思っていたので、話は少々エスカレートしています。

 位置は地下1階、人通りの最も多い北東角から、南へ100m程移動していました。

 5mおきに場所を示す看板があります。

 「いらち」対策でしょうが、10mおきで良かったのではと思います。いずれにしても50歩100歩ですが。

 何はともあれ、めでたいことです。

 移動のつなぎ目に、さっと寄れるこの気軽さがたまらないのです。

 店舗に関しては悲喜こもごも。

 継続組と、新規組が半分ずつくらいでしょうか。

 姫路発の「えきそば」。

 「御座候」。

 「ちょぼ焼き」あたりが継続組。

 代名詞とも言える「いか焼き」はこの行列でした。

 新規はとり天うどん。

 焼きスパゲティとワインの店などもありました。

 これらの評価はこれからでしょう。

 前スナックパークで安かった2トップは、左の「うまかラーメン」と右の「豆太郎」。

 ラーメン、カレーとも300円くらいでした。

 以前の梅田界隈なら、100円ラーメンの「まるい飯店」等もあり、学生時代から本当にお世話になったものです。

 邪道と言われても「牛すじねぎ焼き丼」411円が私のおすすめでした。

 残念ながら「豆太郎」は選外だったようです。

 しかし、うまかラーメンは今回も出店。

 みそラーメンが390円。

 以前の写真を見に行くと389円だったので、1円の値上げです。

 しょうゆラーメンは346円が340円となっており、反対に6円の値下げです。変わらず「麺の大盛り無料」となっていました。

 3年振りのうまかラーメン。

 若干量が少なくなった気がしなくもありませんが、これからは1トップとして頑張って貰わなけばなりません。

 滅茶苦茶に美味しかったかと聞かれれば、それはそれとして……

 ただ、1円上げて、6円下げるというこのさじ加減に、心意気を感じるのです。

 商売と言うものは、利益をだしてこそ継続できるものです。

 利幅を押さえて数を売るのか、数は少なくても高級な物を売るのか、無段階に選択肢があります。

 売る側からすれば、同じ利益だったとして、多くの人を喜ばせるのは前者です。

 こういった非常時には、さらにその真価を発揮するのがこのタイプの企業です。

 やはりスナックパークは市民の味方だなと、その愛情を確認したのです。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記<</a

2018.07.12

値上げ1円、値下げ6円 市民の味方をスナックパークという‐1499‐ 

ゲツモク日記一覧

                      

Under Construction

アトリエmの現場日記

緑を囲む京都のオフィス「山本合同事務所」‐7‐エピローグ 建築の責任

 webサイトの完成は、プロジェクトの一区切りでもあります。

 「山本合同事務所」の東隣はマンションを建設中。

 その事故対策で、電線に黄色いカバーがついています。

 電柱、電線は美しくないので地中埋設になればよいのですが、新築時の引き込み工事は高額になると言われています。

 実仕事の中で、金額調整に当たる立場としては、何とも難しいところです。

 電線だけは思う所がありますが、他はこの建物がよく表現できていると思います。

 1階は、階段以外全て駐車場。

 何とか5台停めることを目標にしました。

 右手に見えるのはサインです。

 その階段を上がると、2階ワークスペースの中央にでてきます。

 手前のバームクーヘン型のデスクと、奥にある馬蹄型のデスクが、このオフィスの最大の特徴。

 人の流れに沿うようにデザインしました。

 特に馬蹄型のデスクは、中央に緑をもってくるためにこの形状を考えました。

 南側の一番奥から見返すと、3階のミーティングルームとの関係がよく分かります。

 鉢植えとは言え、大きな木が入ることを想定していたので、トップライトからの光も取り込みました。

 北面の道路側にある階段を上って3階へ。

 北側は光が入りすぎないので、カーテンウォールとし、街に大きく開いています。

 3階はミィーティングルームとしていますが、リビングのような使い方をイメージしています。

 家具などは、全てクライアントのセレクト。

 京都は景観条例があり、法律上このような切妻屋根にする必要があります。

 3階はロフトっぽい空間にしたいという要望だったので、屋根形状を上手く活かすことを考えました。

 ガラス手摺から見下ろした景色が、「緑を囲む」というコンセプトをよく表しています。

 コンパクトなキッチンも備え、さらにロフトの中のロフトのようなスペースがあります。

 ここは仮眠などに使われるのです。

 その下にあるのはトイレスペースですが、シャワーも備えました。

 ムービングキャビネットは既製品でサイズを検討し、木で制作しました。

 工場で大量生産されるものを、木で家具として作るのは、なかなかにハードルが高いもので、施工会社もかなり苦戦していました。


 
 ステンレス板をくり抜いた看板も、オリジナルのデザインです。

 物創りを生業とするなら、過去をなぞるだけでは意味がありません。しかし、無謀な挑戦をすることに価値がある訳でもありません。

 その間にある、最も総合点の高い一点を見つけ射抜かなければなりません。

 この建物は個のものです。

 しかし街は建築の集合体でもあります。観光都市京都において、その責任を感じながら仕事をしたつもりではあります。

文責:守谷 昌紀

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月1日(日)「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売に「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載
「阿倍野の長家」『Best of Houzz 2018』1月19日受賞

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記<</a

2018.06.29

緑を囲む京都のオフィス「山本合同事務所」‐7‐エピローグ 建築の責任

築80年の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐12‐人は思い出にも、過去にも生きる

 本日、「碧の家」をwebサイトにUPしました。

 大阪の下町にある四軒長屋の一住戸を、フルリノベーションした計画です。

 サブタイトルは「 100年を紡ぐ物語」としました。

 これは、現場日記の第2回目のタイトルでもあります。

 昭和10年代に建てられたこの長屋に、ご家族は越してこられました。

 お父様は残念ながら早世されてしまい、皆さんでこの家を守ってこられたのです。

 解体の途中、床下からでてきた火鉢は、掘り炬燵の底にあったものだろうということでした。

 昭和初期の暮らしが、目の前に活き活きと蘇ってきます。

 100年前、人は家の中でも火で暖を取っていたのです。

 リノベーションブームと言って良いほど、この言葉を頻繁に聞くようになりました。

 「価値を高める」という意味ですが、古いものの価値が低いなどということは全くありません。

 人は思い出に中にも、過去にも生きます。

 創り手は、そこをよく理解していないと、ただ封をするような仕事をしてしまうのだと思うのです。

 特定の何かを非難したい訳ではありませんが、リノベーションは新築を目指すものではありません。

 オーダーが古建築の改修ならその仕事を全うしますし、新たな価値を求めたいと言われればそれを目指します。

 私たちの仕事は、クラアイアントの幸せを実現する為にあるのですから。

 その要望にどこまで応えられたのかは、分かりませんが、真っすぐに取り組んで来たつもりではあります。

 1階の階段は反対向きに付け替えました。

 奥にある、お母様の寝室に少しでも光を届けるためです。

 階段上にあるトップライトが、その価値を高めてくれます。

 奥にあった外部通路を、通り庭と解釈しました。

 横にあるトイレは、思い切った色使いになっています。

 トランプと不思議の国のアリスの物語がここに織り込まれているのです。

 通り庭をはさんである洗面・脱衣室。

 トップライトの光が落ちてきますが、お母様の寝室にも漏れ落ちるようになっています。

 長屋の北側を、どうすれば心地よい空間にできるか。

 「住之江の長屋」、「阿倍野の長屋」と、そして「碧の家」と、様々なトライをしてきました。

 2階寝室の写真を、この計画のメインカットとしました。

 ロフトに続くこの部屋は客間。

 親族が見えた時に泊まって頂く空間です。

 そこには、100年に渡ってこの家を支えてきた梁があります。

 色を塗るのではなく、汚れを丁寧に落として貰いました。

 これは監督からの提案でした。

 「折角なら、色を付けるのでなく垢を落としてあげましょう」という考えです。

 色を付けるより余程手間のかかる仕事で、物に対する敬意がなければ出てこない考えです。

 一も二もなく賛成しました。

 「作品」という言葉は、良い意味でも、悪い意味でも使われます。

 創り手のエゴを含んだ言葉として使われる場合が校後者でしょうか。

 「商品に魂を込めれば作品となる」

 私はこの言葉を支持したいし、信じています。

文責:守谷 昌紀

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月1日(日)「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売に「阿倍野の長家」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記<</a

2018.06.22

築80年の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐12‐人は思い出にも、過去にも生きる

現場日記一覧

    

News

Event

R Grey入居募集

コンクリート打ち放しマンション「R Grey」
◆満室となりました◆

羽曳野の家 4月14日(土)-『住人十色』-放映

羽曳野の家の詳細はこちらをご覧ください。