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ガソリンスタンドの雰囲気よし!パンク修理2200円‐1826‐

■■「3つの庭を持つコートハウス」オープンハウス開催■■
8月21日(土) 11:00~15:00
詳細は当社webサイトをご覧ください。

最近の雨はとにかくまとまって降ります。

月曜日に、夏季休暇は池原ダムへ出掛けたとかきました。

奈良を南北に貫く169号線は、昔と比べると断然道が良くなりましたが、それでも山道です。

車を運転していると、雨だからか少し滑る感じが……

準備のため、私だけ前乗りしていたのですが、家族を迎えに橿原神宮前駅まで戻りました。

途中の ガソリンスタンドで、給油ついでに若い店員君に相談してみました。

空気を入れて貰ってもそこまで圧が戻らずで 「パンクっすねえ」と。

15分くらいで直せるとのことで、早速ピットイン。

40代半ば、実直な感じの整備工がすぐに修理をはじめてくれました。


「これですねえ」

見るとネギ釘がブスッといっています。

ドライバーとペンチを使って引っこ抜きます。

これが刺さっていて、よく169号線を往復できたものです。

修理自体は、ものの5分でした。

ネジ釘を抜いたところにT型のドライバーのようなものを突っ込み、グリグリとねじります。

貫通部のゴムの表面を少し削っているようです。

そこに接着剤を塗りつけたひも状の詰め物を押し込みました。

「これで止まると思います」と。

お代は2200円。

自転車のパンク修理が550円とするなら、何とお得な金額設定か。

雪道を走っているような感覚もあったので、足まわりがしっかりグリップしてくれる安心感は、もう最高の幸せです。

雨の中を気持ちよく運転して、池原ダムのバンガローに戻ったのです。


そして、休日の私の仕事を思う存分楽しみます。

ただ、鍋で炊くご飯は今回も芯が残って、ここのところ5戦5敗。

「海で炊いているときは、ミスったこと無かったのに……」と言ってから、ふと思いました。

海ではガスバーナーで炊いていたのが唯一の違いでは?

IHヒーターはかなり便利ですが、大量に炊くのには向いていないのかもしれません。

次回はガスバーナーで勝負です。

普段、家では何もしてやれないので、野外に来たときは買い出しから料理まで私がします。

ただ、子供たちに、ご飯の炊き方や、火のおこし方なども、しっかり教えておいた方が良かったかなと、少し考えていました。

人に言われてするのではなくて、自分がしてあげたいと思わなければ多分身に付かないので、それはそれでいいのかなと思いなおしたのです。

七輪で焼き鳥、焼肉。


豚バラファイヤーといつものメニューですが。

サルの動きはかなり早い。

反対にシカはこちらをじっと見ています。

少しでも長く、スマホから目を離す時間ができればと子育て世代の悪戦苦闘は続くのです。

パンク修理をしたガソリンスタンドですが、1円でも安く給油するなら別のスタンドがありました。

そっちに行こうかと一旦通過したのですが、Uターンして反対車線の店に引き返したのです。

このスタンドは整備エリアが広いのと、以前寄った時も若い店員君が非常に感じが良かったのです。

実際、スピーディに解決してくれました。

人の直感は正直ですし、信じるに値するものだなと思っていました。

お金を払うということは、何かしらの価値を受け取ったということです。


その時に、感謝しながら払えるのはとても幸せなことです。

そこに仕事の原点があるのだと、教えられた気分でした。あと、雰囲気はどんな時も正直なことも。

■■■ 【ゲンバ日記チャンネル】はじめました ■■■

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【News】

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■■■  

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀(著)

◆メディア掲載情報

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

夏季休暇、フル稼働‐1824‐

■■■「3つの庭を持つコートハウス」オープンハウス開催■■■
8月21日(土) 11:00~15:00
詳細は当社webサイトをご覧ください。

夏季休暇の終盤は家族と避暑へ。

といっても池原ダムですが。

そしていつものマイバンガロー。

13日(金)まで目一杯働いて、前乗りでやってきました。

今年のお盆は全国的に大雨で、池原ダムもほぼフル満水。

長男が雨にも関わらず「行きたい!」というので、少し小降りになったタイミングで出撃。

すぐに1本釣り上げました。

その後もう1本追加しましたが、サイズ的にはやや不満そうでしたが。

昨日は、昼頃から少し晴れ間がのぞいてきたので、娘もちょっとボートに乗りたいと。

乗ったら乗ったで釣りたいと。

3人で再び出撃です。

基本、兄妹は非常に仲がよいのです。

しかし、この日は妹に軍配が上がりました。

2投目でグッドコンディションの魚を捕獲。

ガイド的には、「エリア選択は間違っていなかったな」とひとり悦に入るのです。

すると、近くでバスが水しぶきを上げて捕食を始めました。

しかも、小バスではない、重厚な捕食音が響きます。

ガイド時はほぼ釣らないのですが、ヴィローラのホバスト一投で仕留めておきました。

ラインが細目なので慎重にランディング。

娘が横で撮ってくれたのです。

50cm2kgの魚で、完全に納得です。

2日間、お迎え、食事、ガイド、運転と、家族のためにフルで動きました。

帰り道の最後は眠気が襲ってきたので、妻と運転を交代。

目が覚めるとすでに夕暮れでした。

大阪平野に入ると見事な夕焼け。

今年の夏季休暇もこれでおしまいです。

お盆明けに【現場日記チャンネル】という番組をYouTubeで配信しますと書きました。

それを考え始めたのは、池原ダムで時々会う人が『スーパーロコチャンネル』を配信しているのをまじかに見たのが大きかったと思います。

機材から色々教えて貰いました。

暦の上では今日までお盆。

出来としてはまだまだですが、明日か明後日には配信したいと思います。

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

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【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

八ヶ岳の麓にて‐1720‐

 夏季休暇の後半は、信濃路を北へひた走ります。

 中央道が北向きから南向きへと変わるのが岡谷から諏訪湖にかけて。

 諏訪湖サービスエリアは景色がよいので、休憩に寄りました。

 甲高いエンジン音が聞こえてきました。

 小学生の頃大好きだった、カウンタックにそっくりですが、そのものなのでしょうか。

 車列を作って、本線へと流入して行きます。

 シザードアと呼ばれる、跳ね上げ扉を上げたり下げたりしながら走り去って行きました。

 何かしらの合図なのでしょう。

 子供達はかなりテンションが上がっていました。

 大阪から400km。

 清里の清泉寮までやってきました。

 前回訪れたのは10年以上前。少し景色が変わった気もします。

 普段と比べると随分空いているようで、名物のジャージィー牛乳のアイスクリームを食べました。

 娘は初めてかもしれません。

 この場所、この味で400円は良心的。

 更に北、別荘地の林の中を走ります。

 ありました。

 大学時代の同級生の作品、野辺山の家です。

 家となっていますが、彼の仕事場であり、セカンドハウス。実際には「仕事場」と呼んでいるそう。

 大学の同級生と書きましたが、実は28歳から29歳の頃、アトリエmで一緒に働いて貰いました。

 雇用するというよりは、私が鬱でどうしようもない時に、助けて貰ったというのが実状です。

 独立においては、常に私が先陣を切ってきました。

 しかし、彼は4年程みっちりとアトリエで勉強していたので知識も豊富。随分色々なことで助けて貰いました。

 昼過ぎに到着したのですが、焚火をしながら炭の準備をしてくれていたのです。

 休暇の前半は一緒に釣りをした中学1年生の長男君と、我が家の子供も合せて皆で食事の準備をします。

 食材の準備は基本私がしたので、夫妻と妻にはのんびりして貰うつもりです。

 しかし、ワンワンはどうにもクーラーの中身が気になってしょうがない。

 娘は、またとない機会とふれあいを楽しみながら、制してくれました。

 私も大好きなヘの字プランに囲まれたデッキで団らんする構図です。

 標高1400mは、流石に涼しい。

 クーラーは無く、夜はひんやりする程でした。

 少し早めの夕方4時半から食事がスタート。

 あとは焼いて焼いて、焼きまくるだけです。

 炭火に勝る調理法はそうありません。

 ステーキも焼き鳥も、かなり多めに買ってきたつもりですが、全て売り切れ。

 調理人冥利に尽きるのです。

 子供達はトランプやUNOを遅くまで楽しんでいました。

 安藤忠雄であっても、基本同業者はライバルです。

 彼も例外ではありませんが、助けて貰ったり、刺激を貰いあったりと、切磋琢磨してきました。

 その彼の「仕事場」に、コロナ下という状況もあり寄せて貰ったのです。

 焚火を見ながら、深夜まで語らうイメージでしたが、朝早かったせいもあり、10時頃に私だけがもう夢の中。

 しかし言葉が無くても刺激は十分でした。

 この大自然の中に、セカンドハウスなり別荘を持つということが、これ程豊かなことかと体感できたのですから。

 贅沢ではなく「豊か」と表現したいのです。

 3話完結と書いたのですが、前言撤回でもう1話だけ引っ張ります。

 翌朝の美しい景色もあり、仕事、家、家族についてもう少し書いてみたいと思います。

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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