今年も残すところ1日となりました。
毎年そう思うのでしょうが、この2年は特に時間が加速した感じがします。
勝手ながら、私の1年を振り返ってみます。
今年の年始は、静岡に寄ってから東京へ向かいました。
長男が東京の大学を目指すと言うので、それなら見るべきだと出掛けたのです。
静岡は敷地調査に寄ったのですが、家康が愛した街です。評論家、谷沢永一は家康をこう評しています。
可愛気の次に人から好まれる素質、それは、律気、である。秀吉は可愛気、家康は律気、それを以て天下の人心を収攬した。律気なら努めて達し得るであろう。律気を磨きあげれば殆ど可愛気に近づくのである。
2月 忠誠のひまわり‐1768‐
2017年、1987年から30年乗ったLOWEの14フィートを廃船にしました。
今年は、2004年から17年連れ添ったSAVAGE(サベージ)の12フィートを、八尾のサイトウ自動車サービスに引き取ってもらいました。
後日談があります。
結構すぐに買ってくれた人がいたのですが、それを伝えるのをすっかり忘れていたそうです。聞いたのが11月の車検の際でした。
使って貰っているだけで嬉しいのです。
時々メーカーの方から、商品開発だったり、カタログへのアドバイスを求められることがあります。
6月には大阪発の建材メーカー、サンワカンパニーから相談がありました。
洗面ボールのシガラキは、当社の作品写真が採用されているので、思い入れのあるメーカーです。
7月 楽しむ境地の深さには及ばない‐1815‐
YouTubeをはじめとするメディアの登場で、動画の配信が容易になりました。
この夏、 『建築家・守谷昌紀TV』 をスタートしました。
1本目は、竣工間際の「3つの庭を持つコートハウス」。画質のコントロールがしっかりできておらずでやや粗く……
いまだ暗中模索ですが、新しいことを始める楽しさも感じています。
9月 演出・守谷の想像以上‐1834‐
YouTubeをはじめた理由は先に書きました。
私の仕事はクライアントからオファーがあって、はじめて成り立つ仕事です。
そのクライアントと、どういった関係の中で建物が出来上がっていくか。それも是非伝えてみたいと思っていました。
「おいでよ House」 へは、写真、動画と合せて5回も撮影に協力頂きましたが、お子さんも大活躍してくれました。
で、出来上がった動画がこちらです。
オフィスデザイン&多目的スペースデザインにトレジャーキッズたかどの保育園が掲載されました。
自分で言うのも変ですが、とても園児に優しい保育園だと思います。
また、保育園を設計する機会があれば良いなと思っているのです。
11月 1111、いい日オレンジ‐1851‐
私が大好きな色でコーポレートカラーの濃いオレンジを全面的に採用しました。
なにより11月11日という日程が、1の4並びで、絶対いい日のはず。
12月 ESSE online(エッセオンライン)でコラムの連載をはじめました‐1858‐
初回はキッチンとパントリーの関係について書きました。
年始に第2弾が公開予定なので、またここでお知らせします。
その後、「あちこちでお茶できる家」にも久し振りに伺いました。自分の作品や設計手法をここまで振り返ったことが無かったので、沢山の気づきがありました。
まとめる、比較することはとても大切だと再認識したのです。
コロナ下の社会になりおよそ2年が経ちました。ここ最近は、世界でも類を見ないくらい感染者数が激減していました。
一方、オミクロン株の感染も報告され始めました。
一喜一憂するなという方が無理ですが、それでも前を向いて生きるしかないのが人間です。
大谷翔平選手、松山英樹選手はスポーツの世界においても、活躍は国籍や人種を問わないことを証明してくれました。ひたむきに生きる若者に、沢山の夢と勇気を貰ったのです。
今年1年、このゲツモク日記、ゲンバ日記にお付き合い頂きありがとうございました。 また、『建築家・守谷昌紀TV』 を観て下さった方にも感謝申し上げます。
常に明るく前向きに。2022年も素晴らしい1年となることを確信しています。
■■■ 12月6日『ESSEonline』にコラム連載を開始
第1弾は「キッチン・パントリー」■■■
■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞