一昨日、見かけた近所での一コマです。
あるお店の前で、近くに住む、70歳くらいのおばあちゃん、55歳くらいで店主のオバちゃん、30歳前後のお母さんが、世間話をしていました。お母さんは、赤ちゃんと4歳くらいの子供を連れています。
大人が話こんでいると、4歳くらいの子供はいたずら盛りで、店の前にあるジュースの自動販売機を蹴り始めました。
お母さん: 止めて!そんなことしたら、オバちゃんに怒られるわ!(怒)
店のオバちゃん: ホンマやで、止めて。オバちゃん怒ってるで!(怒)
子供はよけいに蹴り始めました。
おばあちゃん: そんな悪いことしたら、足がいがんでしまうで。もう歩かれへんようになってしまうなア。(ニコニコ)
子供は蹴るのを止めました。
穏やかに、おばあちゃんの言った言葉に根拠は無いのに(当たり前!)、子供にとっては一番怖かったのでしょうか。
頭ごなしに怒るより、なんだか解らないけど、怖いことのほうが、迫力があるようです。誰も見ていなくても「悪いこと」をすればバチがあたる。もし子供がそう考えれば、子供自身が思う「悪いこと」はしなくなる事になります。
なんだか“年の功”という言葉を思い出しました。そういえば、私も小さかった頃、訳が解らないけど怖かった事がたくさん有ったような気がします。