昨年の9月に、光の話しを書きました。
その時の話しをまとめると。
光は波の要素があり、波長の長さによって色が違う。人に見える領域が虹で、波長の長い順に赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。赤より長い赤外線や紫より短い紫外線は、見えない。
波長の短い青は、空気の粒子によって拡散するので空は青。夕方の太陽光線は大気圏を長く横切るため、波長が長く拡散しにくい赤系統の光だけが届くので、夕焼けは赤。
色と言うのは、直接光源を見るか、反射しているものが目に映ったものです。植物の葉はなぜ緑色なのか。植物も、元々は海の中から生まれてきたことに理由があるそうです。
海は赤系統の光を吸収するので、青や緑に見えます。それで、海の中で効率よくエネルギーを取り込もうとすると、赤系の光から取り込むことになります。もっとも効率の悪い、緑は優先順位が低くなり、取り込まなくなりました。それが反射して緑に見えるのです。
吸収光の色→観察される色(補色・余色)
紫→緑黄
青→黄
緑青→橙
青緑→赤
緑 赤→紫
黄緑→紫
黄→青
橙→緑青
赤→青緑
紫赤→緑
この地球にある酸素の2/3は海中の微生物が生成し、1/3は木々によって作られます。海と森は特別なものだったのです。