日曜日は阪急電車に乗って京都へ。
大阪梅田駅から。
京都河原町駅へ。
分かりやすくなりましたが、昔から乗る人間にとってはちょっと長い感は否めません。
京都線の高槻市駅を越えたあたりに、新しい公園ができていました。
安満遺跡公園と呼ぶようです。
高槻市出身の妻は、京大の農園があった場所だと言っていました。
河原町に着き、四条大橋から鞍馬山方向を見ると、山頂付近には雪も見えます。
鴨川の左岸を南に下り、京都五花街のひとつ宮川町までやって来ました。
宮川町歌舞練場のすぐ北に、京都ゑびす神社があります。
12年くらい使った財布がかなり傷んできたので、新しいものに買い替えました。
その間、凄くお金が貯まったということもありませんが、当時想像していた以上の結果は出たかなと思います。
縁起の良い財布だったなと思うと、そのまま捨てる気にはなれず……
「財布塚」なるものがあると知り、やってきたのです。
鳥居をくぐると、すぐ右にありました。
名刺塚の左にある財布塚はパナソニック創業者・松下幸之助さんの揮毫によるもの。
間違いなくご利益がありそうです。
一旦供えさせて貰いましたが、ここに置いておくのは駄目と告知があります。
社務所に持って行き、祈祷をお願いしました。
本殿の前にある二の鳥居には、福箕(ふくみ)が掛けられています。
よく見ると、お賽銭が。
上手くお賽銭が入ると願いが叶うそうで、勿論挑戦してきました。
これがなかなか難しい。
5回目くらいで、上の福箕に何とか入りましたが、下の熊手にも100円を納めてきました。
神聖な場所とは言え、こういった娯楽性も大切です。
新年の十日ゑびすの際は、もの凄い量の硬貨が飛び交うのだと思います。是非一度来てみたいものです。
帰りも花街を歩いて帰りました。
京都五花街で最も南にあるのが宮川町です。
静かな感じがとてもよく、まさに「はんなり」とした街並みでした。
花街を出ると、水をこぼしながら走る自転車が駆け抜けていきました。
そのおじさんが、信号で止まっていたのでのぞいてみると……
バケツの中は焼き豆腐で一杯でした。
どこかの高級料亭に、出来たてを届けるようです。すき焼き用でしょうか。
豆腐は鮮度が命とも言います。
京都の食文化を支える一端を垣間見た気がしました。
次に財布を持って参拝するのは12年後でしょうか。
えびす顔で訪れることができますように。
■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載