遠出がないので、普段の生活は殆どが自転車で事足ります。
このような状況でなければ、近所をウロウロする機会などそう無かったかもしれません。
大自然は無理なので中自然をもとめて大和川へ。
母校の校歌にもでてくるのですが、高度成長期には最も汚い川のひとつでした。
大阪湾の水質が改善され、プランクトンが減ったのでイカナゴが不漁というニュースもありました。
イカナゴは好きですが、自然が美しくなるならそのくらいは我慢できます。
車が通らない道は、ランナーや通学中の学生が行き交います。
穏やかな日常が少しずつ戻ってきていることを実感するのです。
春先のツツジに続き、サツキも満開です。
満開と言いましたが、咲き始めなのでツボミも見えます。
満開になれば目が行きますが、いきなり花がさく訳でないのは、仕事も勉強も同じ。
私は浪人している上に、仮面浪人までしていたので、車の免許を取ったは20歳の春です。
合宿免許で取得したのですが、その合宿地が宮崎県の都城でした。
近大の生協で申し込んだのですが、阪大、神大、関学、電気通信大など様々な大学から参加者がありました。
合宿免許は、試験に落ちる追加費用が掛かったはずです。
それもあって、授業や試験は皆真剣。私は全てストレートで合格したので(小さい自慢で……)、結構空き時間がありました。
他大学の子とも連れだって、色々なところに遊びに行きました。同じような年頃の男女が集まるので、とても楽しいのです。
時間が余っていたこともあり、「みんなで霧島にでも行こうよ」と声掛けしました。
15人くらいだったか、電車とバスを乗り継ぎ、霧島に登りました。もう30年も前のことですが、とても楽しかったことを覚えています。
大阪に戻って、生まれて初めてドライブに誘った女の子も、その中に居ました。
私は近大の1回生で、彼女は阪大の4回生でした。
付き合っている人が居るとのことで、ドライブは1度きりでしたが……
キリシマツツジという種があるくらいですが、霧島でサツキが咲いていたのでしょうか。
サツキを見ると、なぜかこの霧島行きをいつも思い出します。
誰も聞きたくないと思いますが、20歳の楽しく、甘酸っぱい思い出でした。
思い出を書いているということは、そろそろネタも本当に尽きてきました。
来月から、本格的に野外活動を再開します!
A photograph is wonderful.
2017年7月 宮崎/高千穂峡
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で「住之江の元長屋」再放送
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました