01夕景南RGB
11LD西向きRGB
02夕景南西からRGB
03外観南RGB
04外観南西からRGB
05外観西RGB
06庭から北を見るRGB
12LD東向きRGB
13LD北向きRGB
14キッチンから中庭を見るRGB
15洗面RGB
24廊下東向きRGB
21和室南向きRGB
22和室北向きRGB
23寝室西向きRGB
25寝室の机RGB
26寝室手摺RGB
16中庭から西を見るRGB
52和室床の違い棚RGB
53LDルーバーRGB
54RGB
55RGB
71RGB
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下町のコンクリートCUBE


外観
1階
2階
ディテール
撮影 : 川元斉(※以外)

下町のコンクリートCUBE

– 「家」+「庭」=家庭 –

敷地
町工場が混在する住宅地である。計画地は駅が近い事もあり、周りには小売店舗も多い。私の育った街からも近く、職住が入り混じる街並みは自らの原風景でもある。隣地の銭湯が僅かながら下町の風情を残す。

要望  
 クライアントからの要望は内外ともRC打放しの家。長所、短所をよく話し合った結果、北側は断熱材と仕上げを施し、南側の主たる空間は内部も打放しとした。”設計を楽しんでほしい”というメッセージも頂き、意気に感じて設計に取りかかった。

設計  
 現在の庭の部分に旧住居があった為、庭と家が入れ替わる形での計画となった。必然的に大きな余白が生まれる事になる。1階のリビング・ダイニングは新たな庭との繋がりを重視した。加えて、南側には近隣の視線を気にせずとも良い開口を確保するため、壁に囲まれた中庭を置く。向かい合わせになるキッチンに立てば、中庭の木々が常に目に映るよう考えた。

2階は、西側の箱に寝室、東側の筒に和室、それらを結ぶ北側に水周り、動線部を配した。寝室は光を取り込みすぎないよう配慮し、反対に和室は筒の奥深くまで光が届くよう、最高部まで開口を求めた。その上で身長程の独立壁を設け、視線を遮る役割を与える。その壁が精神的な安心感と、強い影、鮮烈な光をもたらす事を期待したのだ。

テーマ
庭、中庭、アプローチ等の外部と、内部の空間は、躯体のずれが生む中間領域によって結びつけられている。便宜的な庇などは設けず、躯体によってである事にこだわった。

RC壁式構造の構造体を、美しさへ高めるのは”贅肉の無い造形”。取り除けるものは徹底的に排除する。その姿勢において妥協しない事を課した。それが品のある建築に繋がると考えての事である。

メディア掲載


2011年7月
日本建築家協会『関西56人の建築家と家をつくる』に掲載されました。
2010年5月
モダンリビング別冊『ML+VIEW』に掲載されました。
■掲載ベージ
2008年2月
『モダンリビング177号』に掲載されました。
メディア掲載

Data

大阪府
鉄筋コンクリート造 2階建て 新築
2006年夏 竣工

Plan



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