2018年も残すところ12時間程となりました。
年の瀬という表現がありますが、「瀬」とは川や海の流れのはやい所を指します。
新年へ向かって、慌ただしく時の流れが加速していくかのようです。
勝手ながら、私の2018年を振り返ってみます。
1月 家族で47都道府県制覇<美しくも大変だった山形、杜の都仙台編>‐1445‐
昨年末に宮城県にフェリーで到着。
10年かけて家族で47都道府県制覇を達成しました。
元旦は山形の蔵王へ移動。美しき樹氷から2018年はスタートです。
娘の誕生月の恒例としている遊園地行き。
USJのフライングダイナソーに乗り、私にはもう無理だと感じました。
ジェットコースターは卒業します。
就職先に、樂焼の本が置いてありました。
ずっと気になっていた、「樂美術館」を初めて訪れたのです。
4月 男のロマンⅡ‐1474‐
このリノベーション計画は、沢山のメディアに取り上げて貰いました。
今年も6件の竣工写真を撮らせて貰いました。
この日記もそうですが、どこかで、誰かの目に触れることを信じて、描き、創り、撮り続けます。
今年の6月、10年間私の下で働いてくれるスタッフが結婚しました。
思ったことをそのまま伝えられる場面はどこにでありそうで、そうないことだと思ったのです。
本当に暑かった今年の夏。日本最強の城で、開高の言葉を思いました。
無駄をおそれてはいけないし、無駄を軽蔑してはいけない。何が無駄で何が無駄でないかはわからないんだ。
今年は、脱走くんのおかげでよく名前を聞いたしまなみ海道。
ここで暮らす後輩の家を訪ねました。
自由とは簡単で難しいものだと分かります。
甚大な被害をもたらした台風21号。「Ohana」のオリーブも倒れてしまいました。
それでも人は逞しく生きるしかないのです。
10月 日本最古の「道」‐1530‐
最古の神社と大神神社(おおみわじんじゃ)が言われるなら、最古の道とされるのが「山の辺の道」。
魯迅の言葉を引いてみました。
もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道となるのだ。
大阪ガスの機関紙『住まう』の巻頭特集に「中庭のある無垢な珪藻土の家」が掲載されました。
巻頭特集は2010年の「池を望む家」以来。クライアントの好意あってこそのことなのです。
12月 人生道場、終焉‐1541‐
2007年に入塾させて貰った「盛和塾」。
塾長である稲盛和夫さんから、人生哲学、経営哲学を説いて貰いました。しかしご高齢となり、来年で解散することが発表されました。
「利他の心をもって、世のため人のために貢献されますことを祈っています」のメッセージに何としてでもお応えしたいと思うのです。
今年は豪雨、震災、台風と、建築業界にとっては常に人手不足の1年でした。
先週の金曜日、年末最後の現場を回ってきました。
塗装の仕事は養生がひと仕事です。
年が押し迫ったなか、多くの職人が自分の仕事を全うするために働いています。
職人が仕事をするとき、腰が引けている人はいません。
当たり前ですが常に前のめり。
一時代前なら、仕事さえあれば喜んで建築会社は競争見積りに参加してくれました。
しかし、時代が変わりつつあることを強く感じます。
多くの若者が現場仕事を避ける傾向は変わらないでしょう。
胸を張れる仕事がしたければ、それを一緒に目指してくれるパートナー、建築会社や職人が必要です。
そういった人達に「守谷と仕事をしたい」と言わせられなければ、当社の成長もないでしょう。
特別な能力がある人などそうは居ませんし、仕事に貴賤はありません。私も同じように前のめりで生きていくしかありません。
2018年も、この日記、並びに現場日記にお付き合い頂き、本当に有難うございました。
皆さんにとって、2019年も素晴らしい一年となることを確信しています。
2018年12月31日 守谷昌紀
■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映
■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
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【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園
【News】
■大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
■ 『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
■『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売に「阿倍野の長家」掲載
■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月2日に「イタウバハウス」掲載
■『houzz』5月28日の特集記事に「あちこちでお茶できる家」掲載