これまで、2回に分けて梅田ダンジョンを紹介してみました。
1回目は<大阪駅前ビル編>。
南の端に広がる、大阪駅前第1・2・3・4ビルの地下街をとりあげました。
2回目は<1.2KM東西横断脱出編>。
日本最大級と言われる梅田ダンジョンですが、東西1.2kmを横断してみました。
3回目は北端の阪急三番街から南下してみます。
阪急の大阪梅田駅は、このエリアにある駅では最北に位置します。
その中でも、一番北にあるのは茶屋町口。
駅をでると、北に抜ける道には以前水族館がありました。
現在は、ブロックのアートに変わっています。
地下に降りて行くと、「川が流れる街」阪急三番街です。
北館と南館に分かれています。
オープンは1969年ですから、私より1つ年上。
長く続く店舗も結構あります。
何と言っても見所は「川」です。
沢山の店舗面積を失うにも関わらず、新しい試みにチャレンジしたのです。
以前は、噴水アートが素晴らしかったのですが、現在は若干大人し目。
それでも、創業者・小林一三からの引き継がれる阪急魂を感じるのです。
三番街は東西にも南北にもかなりの広さがあります。
南東の端で、ホワイティうめだと繋がるのです。
そのホワイティうめだを南下する途中に、阪急サン広場地下通りがあります。
入口が分かりにくく、若干アップダウンがあるのですが、ちょうど梅田ダンジョンの中央を東西につないでいます。
梅田ダンジョン攻略にはここが意外に重要です。
この写真は上が南です。
三番街は西にも行けるのですが、南に抜ける通路がないのです。
久しぶりに通るとリニューアルされていました。
丁度阪急百貨店の北端を東西に走っているのです。
地上で言えば、阪急百貨店とJR大阪駅を結ぶ横断歩道の真下。
ここを西に進むと、御堂筋線の梅田駅の中北西改札の脇にエスカレーターがあります。
梅田周辺は、地盤沈下の影響で本当に段差が多いことを昨年の8月に書きました。
ここは、ekimoを介して東梅田駅からもアクセスでき、唯一段差無しでJR大阪駅にアクセスできるエスカレーターなのです。
キャリーを引いている時などは本当に重宝します。
ただ、ここまでの通路幅が狭いからか、表示板などでは積極的に案内はされていません。
それで、この東西ラインが梅田ダンジョン攻略のポイントなのです。
阪急サン広場とはここのことでした。
地上に出れば「ああここか」となるのですが、地下は情報が少ないので、経験だけが頼りになるのです。
梅田ダンジョンのことを3回に分けて書いてみました。
阪急サン広場地下通りも上手く活かして攻略してみて下さい。
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