先週土曜日は、「The Longing House」の撮影でした。
撮影日の心配事はいつも同じですが、見事に晴れてくれました。
今回も撮影は冨田英次さん。
こちらのお家、住宅としてはかなり大きい部類に入ります。
さらに見せ場もたっぷり。
ご家族にも協力して貰い、どんどん撮り進めて行きます。
家具、ライト、タイル、そしてこのヘリンボーン張りのフローリング。
こだわりのない場所などひとつもありません。
最終的に、このアングルでご家族に入ってもらい、人物ありの撮影もしました。
こちらは手押しポンプを備えた井戸のようなもの。
機能面、安全対策においてもフルコースなのです。
結局、午前の部が15時すぎまで掛かってしまいました。
撮影後にしておきたいことがあったので、夕景撮影の前に一旦車でアトリエに戻りました。
17時半頃、再度電車で戻ってくると、かなり激しい雨が降ってきました。
予報にもなかったので、まさか雨は想定しておらず、駅で雨宿りです。
ただ、完全に夕立ちの雰囲気で、すぐに日がさしてきました。
撮影は大丈夫だろうかと気をもみながら、現地へ戻ったのです。
まんべんなく濡れていたので、そのまま撮影に入れました。
まだらになっていたりすると、拭くか、濡らすかの作業が必要になります。
夕景のシャッターチャンスはかなり限られているのです。
これまでに何度か痛い目にあっていたので、無事撮影ができ、ほっと胸をなでおろしたのです。
むしろ雨濡れて、夕景は鮮やか。
最高のシチュエーションとなってくれました。
帰りの電車は爆睡でアトリエに戻り、翌日の打合せの準備をしました。
雨の時間が30分ずれていれば、夕景撮影は完全に無理でした。
精一杯頑張っていれば、幸運もやってくるはず。そう信じて今日もヘトヘトになるまで働きます。
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