今日で三月も終わり。
花冷えが続きましたが、近所の桜もようやく三分咲き。
毎年UPしますが、桜の蕾程美しい色はそうありません。
ユキヤナギはすでに満開。
愛らしい花が弾けたように咲く様はまさに春。
先日、小学校の卒業式がありました。長男が5年生で、卒業生へ向けての合唱があったそうです。
その場面を妻が動画で見せてくれました。その一生懸命さには、ちょっと感激しました。長男は恥ずかしがりましたが、誇らしくもありました。
聞けば「後ろに立ってる友達が、オマエ体揺れ過ぎ、って言うねん」と。確かに、体が揺れるくらい、精一杯歌っていました。
勉強もようやくやる気が出てきたのか、塾のクラスが1つ上に上がりました。お祝いをしようよ言うと「びっくりドンキー」のハンバーグが良いと。
とてもリーズナブルな子供です。
少し前なら、こんなませた顔もしなかったのですが。
勝ったり、負けたり、恥じたり、誇ったり……
色々な経験をしながら成長していくはずですが、一生懸命だけは恥じない人になって欲しいと思っています。
現在春休み中で、娘が事務所に遊びにきました。
なかなスタッフが入ってくれず、娘の成長を心待ちにしているのですが、最近、夢が「建築家」から「獣医さん」に変わりました。
獣医さんは常に強敵です。
この春は3名の学生が、オープンデスクに参加しました。1人は20日間を完走、1人は3日で辞め、1人は現在研修中。
1人目の学生は、感想を送ってくれたので、webサイトにも掲載しました。日付を見ると久々の完走でした。
オープンデスク3日目に、これから20日間を続ける気持ちがあるかを問います。
その時に「迷っている」と言う学生には、「それなら辞めた方が良いと思う」と即答します。
ここは学校ではないし、アルバイトでもないので、どうしてもやりたいという熱意がなければ、お互いが不幸だからです。大人になったなら、自らの発言に責任を持つべきだと思うのです。
「自然は美しいね。なぜだと思う。自らに責任を持っているからだよ」
建築家、前川國男の言葉です。
美しくあるべきもの。それが大人なのだと思うのです。