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雨濡れて、夕景鮮やか‐1840‐

先週土曜日は、「The Longing House」の撮影でした。

撮影日の心配事はいつも同じですが、見事に晴れてくれました。

今回も撮影は冨田英次さん。

こちらのお家、住宅としてはかなり大きい部類に入ります。

さらに見せ場もたっぷり。

ご家族にも協力して貰い、どんどん撮り進めて行きます。

家具、ライト、タイル、そしてこのヘリンボーン張りのフローリング。

こだわりのない場所などひとつもありません。

最終的に、このアングルでご家族に入ってもらい、人物ありの撮影もしました。

こちらは手押しポンプを備えた井戸のようなもの。

機能面、安全対策においてもフルコースなのです。

結局、午前の部が15時すぎまで掛かってしまいました。

撮影後にしておきたいことがあったので、夕景撮影の前に一旦車でアトリエに戻りました。

17時半頃、再度電車で戻ってくると、かなり激しい雨が降ってきました。

予報にもなかったので、まさか雨は想定しておらず、駅で雨宿りです。

ただ、完全に夕立ちの雰囲気で、すぐに日がさしてきました。

撮影は大丈夫だろうかと気をもみながら、現地へ戻ったのです。

まんべんなく濡れていたので、そのまま撮影に入れました。

まだらになっていたりすると、拭くか、濡らすかの作業が必要になります。

夕景のシャッターチャンスはかなり限られているのです。

これまでに何度か痛い目にあっていたので、無事撮影ができ、ほっと胸をなでおろしたのです。

むしろ雨濡れて、夕景は鮮やか。

最高のシチュエーションとなってくれました。

帰りの電車は爆睡でアトリエに戻り、翌日の打合せの準備をしました。

雨の時間が30分ずれていれば、夕景撮影は完全に無理でした。

精一杯頑張っていれば、幸運もやってくるはず。そう信じて今日もヘトヘトになるまで働きます。

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