36歳になりました。
もう3回目の年男。子供はすっかり夢の中で、妻にイチジクがのった小さなタルトで祝ってもらいました。
この機会に、仕事イスを買うことにしました。先日書いた10年来のイスを使っても、事務所のイスが足りなくなったのです。
粗大ゴミの有料化が決まって、街にはくたびれた家具が山積みです。これを機に家の中が見直され、不要なモノが減れば、暮らしはより快適になるでしょう。
空間が広がり、美しくなると頭の中までスッキリし、整理されたような気分になります。おそらく”気”だけではないはず。
しかし、捨てる、ゴミを出すという行為は望ましいものでは無いはず。
”捨てる”事にお金が掛かれば、長く使えるモノが選ばれるようになるでしょう。
特に家具などは一生付き合えるものを、と考える人が多くなるかもしれません。
値段の高い安いだけでなく、よく考え、悩んで選んだ家具なら愛着も一入。悩むことが、モノをゴミに変えない一番の秘訣かもしれません。
今回の仕事イス、今までと比べると結構なお値段なのです。
しかし”一生の付き合いよ”と思い切って発注しました。
なので今日の話は一般論と言うより、自分に言い聞かせている話なのです。
届くのを待っている今は、短くも、最も幸せな時間。