
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」 ですが、1階の駐車場が完成しておらず、まだ車をこちらに持ってきていません。
昨日は、久し振りに自分の車に乗りましたが、2ヵ月振りだったでしょうか。
ハイラックスサーフからディスカバリーに変えて14年経ちますが、急に運転すると、いまだにウインカーとワイパーを間違ってしまうのには、我ながら驚きます。

行き先は奈良盆地の西端、葛城市。
葛城市の真ん中を南北に貫く山麓線は、南阪和道ができるまでよく使っていました。
のどかな風景の中を走る快適かつお気に入りのルートです。

所用を済ませると、ちょっと辺りを散策しました。

小さな水路ですが、澄んだ水が豊富に流れています。

葛城山系の麓まで続く棚田を潤しているのが分かります。

暑くはありますが、古い街並みにほっとするのです。

二塚古墳は景色がよいとあったので、少し登ってみました。

6世紀中頃に造られた前方後円墳です。

大きな尾根を削ってつくられたので、見晴らしがよいのですが、かつては「銭取塚」と呼ばれていたそう。
よほどお金が掛かったことが、1500年の時を超えて伝えられてきたのでしょうか。

二塚古墳の上にもまだまだ棚田が続きます。

シンガポールの屋上絶景プールのような景色、とは言いすぎでしょうか。
こちらが棚田100選に選ばれているのかは知りませんが、やはり日本は米の国です。
天保の大飢饉の際には、豪商が米を買い占めて高騰。それを不服として大塩平八郎の乱がおこります。
大塩平八郎は奉行所の役人でしたが、奉行所の政治を良しとせず乱を起こしたのですが、失敗に終わり自決することになりました。
米に職と命を賭したのです。
また、昨年から今年にかけての高騰は、令和の米騒動とも呼ばれます。
大臣が辞任したりもしましたが、備蓄米の放出、海外米の輸入などで、政府も沈静化を図っています。
もうひとつの令和の米騒動が2023年に起こっていました。
当時、中日ドラゴンズの立浪監督が「試合前の食事会場から炊飯器を撤去した」という報道に端を発します。
後に「試合前に食べすぎるなと言っただけ」と語りましたが、「何本かの指に入るくらい叩かれた」とも述懐しています。
これだけ、米の話となると日本人は熱くなってしまうのですが、スポーツ新聞的なこのニュースが何だか妙に好きなのです。
米は大好きですが、好きすぎて普段はあまり食べないようにしています。
それだけに、たまに食べる白米は完全にご馳走です。卵、納豆、梅干しがあれば、他に望みはありません。
我ながら、なんとリーズナブルなのかと褒めてあげたくなるのです。
■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■
■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■