今日、8月14日(月)は杜の都・仙台に。
居るはずでした。
あるプロジェクトのスケジュールがよめず、夏季休暇の予定は全てキャンセル。
47都道府県を制覇するつもりだったのですが、目標は持ち越しです。
それもあって、今朝は早起きして全米プロゴルフ選手権を観ました。
松山英樹25歳。最終日の後半を単独首位で折り返しました。
観ているだけでも力がはいります。しかし、最終的には3打差の5位でホールアウト。
メジャータイトルへは僅かに届きませんでした。
1日位はどこかへ連れていこうと、11日の山の日は島根へ行ってきました。
通過はしているが、子供の記憶に残っていない県の1つでした。
宝塚トンネルの渋滞を避けるため、朝の4時半に出発しましたが、この時間でギリギリ。
米子道からみる大山は「伯耆富士(ほうきふじ)」にふさわしいたたずまい。
この日は雨予報で、晴れは早朝まででしたが。
400km弱走って10時頃に石見銀山(いわみぎんざん)に到着。
2007年に世界遺産に登録された文化遺産で、江戸情緒を残す街並みも一緒に指定されています。
車の立ち入りが制限されているので、自転車を借りました。
豊島に行ったときは娘の身長がたらずで、電動自転車が借りられませんでした。
へそを曲げてしまい大変だったのですが、今回は雪辱戦です。 身長130cmくらいが分岐点になるよう。
石見銀山は16世紀半ばから17世紀前半の最盛期には、世界中で産出される銀の3分の1を産出しました。
日本における銀のかなりの割合を占めたのですが、大変質が高く石見銀山の所在する佐摩村(さまむら)にちなんでソーマ銀と呼ばれました。
龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は中に入ることができます。
こちらは精錬所跡。
世界遺産に子供は大概興味がないもの。
花より団子です。
緑の中、茶店の縁側で一服しました。
このあたりは、淡路瓦、三州瓦とならぶ瓦の産地です。
石州瓦は赤茶色が特徴で、同じ色の屋根が続く街並みはとても美しいのです。
石州は石見の石から来ているのかもしれません。
昼食は名物、出雲(割子)蕎麦になりました。
石見銀山から出雲大社まで、東に50kmほど移動します。
雨が本降りになってきました。
前回来たのが2013年の11月。
式年遷宮の年で大しめ縄も新調したてでした。
中でも「菊竹の狂気‐1011‐」として拝殿西にある「庁の舎(ちょうのや)」を取り上げました。
子供にも、この建物は見せたいと思っていたのですが……ない。
保存運動をしていたことは知っていましたが、解体が終わっていたとは全く知りませんでした。
通りがかりの神官に聞いてみると「この状態になったのは今年の3月頃だったでしょうか」と。
残念。
この件については回を改めて書こうと思います。
なにかすっきりしないまま、更に東へ50km移動。
松江は、宍道湖の東に広がる城下町です。
水都といわれるだけあり、水のある景色が美しい街でした。
宍道湖湖畔に建つ島根県立美術館。
当の菊竹清訓の設計です。
松江は雨、曇りが多いことでも知られますが、それを逆手にとって、市はこんなアピールをしています。
松江に降る雨は、縁雫(えにしずく)といって、あなたのもとへ素敵なご縁を運ぶ雨なのです。
縁雫に打たれながら堀川めぐりの船に、と思っていたのですが、私以外の3人は本気睡眠モードで、全く起きる気配なし。
ここまでやってきて、1人で街をめぐることになりました。
まあ、朝の4時起きだったので仕方がありませんが。
子供とは、夜10時までに妻の実家へ送る約束をしていたので、夕食は車の中で済ませることになってしまいました。
残念ながらコンビニおにぎり。
「宍道湖七珍」は、鱸(すずき)、モロゲエビ、うなぎ、アマサギ、白魚、鯉、しじみと7種の魚介類のこと。頭文字をとって「スモウアシコシ」というそう。せめて鱸だけでも食したかった……
次回は七珍に必ずありつきたいと思います。
「人を感動させるもの」を芸術の定義とするなら、トッププロの試合はまさにアートです。そして観るものに力を与えます。
これは建築も同じはず。
そこを目指して、日々を頑張るしかありません。
現在の結果は、昨日までの全行動の結果です。
未来を信じて、また今日を頑張るしかありません。松山頑張れ。でも、まずは自分が頑張れです。
<目指せ、家族で47都道府県制覇>
46/47 【】はまだ
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