月曜日、建築士会から熊本での「応急危険度判定活動に参加出来るか」という連絡がありました。
国からの要請があったようです。午後2時に連絡あり、午後5時までに返事が必要との事。
すぐに「参加出来る」と連絡しました。この短さの中で、46名の申し出があったそうです。
応急危険度判定とは、こういった大震災時に「応急危険度判定士」の資格を持った建築士が、現地へ調査へ赴きます。
そして、目視でそれらの建物の危険度を判定し、以下のようなステッカーを貼るという活動です。
「危険(赤紙)」 「要注意(黄紙)」 「調査済(緑紙)」
できれば、職能で貢献したいとの思いで、この資格を取りました。
しかし昨日、現地の受け入れ体制がまだ整っていないので、延期されるという連絡あったのです。
少しでも役に立てると思っていたので、肩透かしに会った気分ですが、いたしかたありません。
現地の人の状況を考えると、そんなことは全く大したことではありませんが。
熊本大震災の後に、2011年の5月に熊本を訪れた際の写真を載せました。
阿蘇を巡った日は、素晴らしい天気でした。
その際に、南阿蘇村の洋食屋さんが美味しかったと書きました。
写真を探してみると見つかりました。
ハンバーグと思っていたら、ハンバーガーでしたが。
更に私は、熊本牛を食べたようです。
日本のどこに出掛けても、街に特色があり、それぞれの豊かさがあると感じます。
翌日、熊本市を訪れた日は雨でした。
稀に見る余震と多さで、その不安はいかばかりかと思います。
誰だったか「死ぬこと以外、大した問題ではない」と書きました。生きていれば、必ず何とかなるはずです。
強い気持ちを持って貰うしかありません。
2007年頃、こんな事を教えて貰いました。
行動の出だしは、潜在意識が決めているそうです。
潜在意識とは自分でコントロール出来ない意識で、無意識と置き換えても良いでしょう。
例えば、朝起きてまず何を始めるか、仕事場に着き、初めに何に手をつけるか。ウンウンうなって決める人は居ないはずです。
習慣と言い換えても良いかもしれません。
この話も、裏を取れている訳ではありません。しかし、そうなのだろうと思っています。
海に浮かぶ氷山に例えると、水面上が顕在意識(自分でコントロール出来る意識)で、水面下が潜在意識。
その比率は1:9と言われています。よって、潜在意識の力が圧倒的に大きいのです。
いつも前向きな人は、それが習慣になり、いつも不平不満を言っている人は、それが潜在意識化される。
この話を聞いた時、ゾッとしました。
自分はどちらの時間が長かったのか……
更に、潜在意識は疲れないという特徴を持っています。
車の免許を取る時は、あれほど疲れた運転が、2時間くらいなら全く疲れません。むしろ、気分転換になることさえあります。これも潜在意識化の結果です。
今回は叶わなかったのですが、また要請があれば「参加」と即答したいと思います。
行動の出だしは決められないとするなら、普段の暮らし、態度がそのままでるだけ。常に前向きで居たいと思います。
というか、そうでない事を想像するのが恐ろしいというのが本音です。