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懺悔と青春‐2179‐

新年明けましておめでとうございます。

元旦に、アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode1を公開しました。

よければご覧ください。

2025年の1回目は、昨年末の話からです。

12月30日、阪急うめだ本店のショーウィンドウも、すっかり迎春仕様になっていました。

百貨店の屋上広場から、北西のJR大阪駅側を望みます。

間もなく2024年も終わりだなと、やや感傷にふけるのです。

昨年はオリンピックイヤーだったので、中学・高校の同窓会の開催年でした。

柄でもないのですが、世話役の代表を引き受けています。

2004年アテネオリンピックの年に第1回目を開催。

以降、4年毎の12月30日に開催を続けてきました。

今回、先生方は3名が参加下さいました。

学生時代は、迷惑しか掛けていないと言っても過言ではないのですが、英語担当のA先生には、格別のご迷惑をお掛けしてしまいました。

本当にお世話になり、全く頭が上がりません。

開会のご挨拶をお願いしました。

70歳を超えたとのことですが、とてもお元気で、はつらつとされています。

皆に楽しんでもらうため、2分くらいの近況報告を全員にお願いしています。

なぜずっと私も写っているかと言うと、司会進行をさせてもらっているからです。

この3時間は気合十分、仕事くらいのテンションで臨みます。

初参加の同級生あり。

毎回安定の盛り上げ役ありと、多彩なメンバーが揃っています。

大学教授、海外の大学教授、医師、税理士、会計士、映画監督、CM監督、社長、副社長、SE、エンジニア、研究者、東京、愛知、ニューヨーク、十勝から……

もし子供が将来に迷っていたら、この会に参加するのが一番良いのではと思うくらいです。

と書いてみて、本当に実現したらとても有益な気がしてきました。

体育の先生は当時26歳だったそうです。

熱血指導でここでは書けないネタも満載ですが、そういった先生の話が一番盛り上がるのです。

「若かったので、皆さんにはご迷惑をお掛けしました!」は大爆笑でした。

3名とも、はじめて6年持ち上がったということで「君たちはとても印象に残っている」と。

化学のT先生は、やや体調を崩していたにも関わらず、新型コロナで中止した会を除いて、5回全ての参加です。

こちらの先生には高校生の時「守谷、勉強嫌いやったら高校は義務教育と違うから辞めてもかまわないんやで」と。

本当に、ご迷惑をお掛けしてばかりで……

会の終了後、皆で写真撮影。

最高に楽しい会でした。

その後、阪急東通商店街の串かつ屋さんで2次会。

こちらも31名の参加があったのです。

2004年、第1回目のすぐ後、当時学年主任だったY先生がお亡くなりになりました。

Y先生には「守谷はすぐカッとなりやすいから」と、短気な性格をたしなめてもらいました。

お葬式に寄せてもらったのですが、奥さまが、会から戻ったあと「楽しかった、楽しかったと、何度も言っていました」とお聞きしました。

20年前。

お2人とも本当に若い。

そういう私達も勿論若い。

2016年リオオリンピックの年に参加くださった、国語のS先生が2020年にお亡くなりになりました。

また、第1回目に参加下さった数学のY先生も、2021年にお亡くなりになりました。

冒頭の挨拶で言ったのですが、実際にお会いできることが、当たり前ではないという事を痛切に感じます。

S先生は中1、中2の担任でしたが、2016年のとき「あんた喧嘩ばっかりして、悪かったものね~」と。

本当に、懺悔、懺悔、懺悔しかないのです。

これまでぼんやり書いてきましたが、殴り合いの喧嘩、慰謝料、修学旅行中の別室隔離、学校でお好み焼き、かつ勉強は全くしない。

高槻中学・高校は進学校ですから、先生側からすれば絶対に要らない生徒です。

しかし、大学に入ってからは本気で建築を学び、仕事人としては毎日を全力で生き、誰よりも働いてきたつもりです。

多少はまともになったと思ってもらいたいのと、少しでも恩返しができるならと引き受けたのが、「同窓会実行委員会 世話役代表」でした。

会場捜し、名簿の作成、往復葉書の送付、メール配信、アンケート用紙の作成、そして会が終わった後の情報の整理、母校への報告と、開催年の8月頃から準備を始めます。

やるべきことが結構あるので、全て会社として引き受けているイメージでした。

しかし人手が足りていない今回は、かなり時間の確保が難しかったのが正直なところです。

また、そんな滅茶苦茶な生徒だったので、私以外が代表をすれば参加する生徒も居るのではとも、ずっと思っていました。

そんな理由で、20年勤めてきた世話役の代表を今回で退任させてもらうことにしたのです。

先のT先生にこんなことを言ってもらったことがありました。

「僕は今の生徒に、こんなことを言っているんや。

この学校に来れる子は、頑張れば絶対何とでもなる。

それは守谷を見てそう思う」と。

もとが真面目な人より、ヤンキーが厚生した方が偉く見えてしまう的なところもありますが、私にとってこれほど嬉しい言葉はありませんでした。

20年前と言えば34歳です。

自分で見ても若いと思います。

はっきり言えば、この会は私にとって、懺悔と青春だったと思います。

私は働きもしますが、前にも出ます。そこを陰から支えてくれたI君には感謝しかありません。

次回の第7回は、2028年ロサンゼルスオリンピックの年です。

世話役を退任した次回、参加したいと思うのかなとか思ったりもします。

まだ4年あるので、それはまたその時に考えてみたいと思います。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

50-50はテキストで‐2151‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

昨日彼岸が明けました。

彼岸の間は、街角の多くの祠に仏花が供えられていました。

こちらの祠は、裏に回ると井戸がありました。

チョロチョロと水が流れています。

水道だともったいなく感じますが、井戸水なら許せるのはなぜでしょうか。

両親の実家、倉敷の家にも、まんのう町の家にも井戸がありました。夏は冷たく、冬は温かい理想の水です。

夏には、祖父が育てたスイカを、井戸で冷やして食べたことを思い出します。

彼岸入りしてすぐの9月20日(金)の朝、大谷翔平選手がホームラン、盗塁とも50を超える「50-50」を達成しました。

この日はNHKのBSでの中継だったので、観戦することができず。

ジョギングしながら、打席の頃になるとテキスト速報を見ていました。

タイムラグはあるでしょうが、遠く離れたマイアミでの試合を、一球一球伝えてくれます。球場は2023年の3月、WBCで優勝したあのローンデポ・パークです。

前の打席の、49本目のホームランも目撃しました。(テキストですが)

記念すべき50本目は、外より低めの変化球をレフトスタンドに。逆方向へのホームランで、絶好調モードに入ったことが文字から伝わってきます。

最終的に、この日は3打席連続ホームランを含む6打数6安打で一気に「51-51」まで記録を伸ばしたのです。

大谷選手は「記録は気にしていない」と言っていましたが、後1本に迫ってからは、逆方向の打球が増えてきました。

ホームランだけを狙うなら、より飛距離のでる引っ張り方向が多くなるのは必然です。大記録を達成して、ここからは更にその能力を発揮するのだと思います。

今日も、地区優勝へのマジックを2とするタイムリーヒットを2本放ちました。誰よりも打って、誰よりも積極的に走る。投げなくても本当に凄い選手。

毎日元気を貰って「さあ、今日も頑張ろう!」という気にさせてくれるのです。

工事の中盤に差し掛かった「ドッグランのあるタイル床の家」

クライアントはいつもご夫妻で現場に来てくれます。

外壁の下地が張りあがり、フォルムがはっきりしてきました。

毎回、打合せの終盤には、チワワ兄妹も現場にやってきます。

兄は現場なのでヘルメット着用中です。

ここが私にとってのローンデポ・パーク。誰しも、最高の仕事をするチャンスは、現場にしかないはずです。

ユーモアあふれるご夫妻に囲まれ、自分の頑張るべきところで、ベストを尽くします。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

20歳と54歳、54歳と80歳‐2142‐

金曜日に、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】Episode3を公開しました。

室内の撮影は、どうしても暗くなってしまい、正直苦戦しています。

それでも、クリニックはとても良いものになると思うので、よければご覧ください。

先週は、火曜日と金曜日に現場へ行っていました。

そして今日も朝から県条例の検査でした。

県の職員の方もまずは仕事ですが、検査後、クリニックのコンセプトをお話しすると、興味を持って聞いて下さいました。

弱冠の手直しが出ましたが、そこをクリアすればいよいよ内覧会です。

第2、第4土曜日は、会社の休みを利用しての「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場打合せ。

その回数も残すところ2回となりました。

169号線は、近鉄吉野線が並走している区間が結構あります。

釣りへ行くときは深夜に走ることが多いので、昼間の景色は新鮮です。

このお地蔵さんもずっと気になっていました。

ちょっと見えにくいのですが、ニットの帽子をかぶっているのです。

冬、雪が降っている時に見ると、ちょっと心が温かくなります。

それで勝手に「ニット地蔵」と呼んでいるのですが。

現場のほうは、またゲンバ日記チャンネルでお伝えするとして、急に雷雨が降り出しました。

打合せ終わりで早々に大阪へ向かいます。

この仮設橋は、降雨量規制がかかっているので、沢山降ると大阪に帰れなくなってしまうからです。

15時過ぎに下北山村を出て、18時頃にあべのハルカスに到着しました。

57階のマリオット都ホテルで義父の傘寿のお祝いだったのです。

会は17時半からだったので、若干の遅刻です。

南と西を望む席で、暮れていく大阪湾側の景色が素晴らしかったのです。

真南には、あべの筋と阪神高速松原線が見えています。

長男は帰省中につき、大した服を持って帰ってきていないので、ドレスコードに引っかかるんじゃないか、みたいな話にもなっていました。

義妹家族と会うのも10年前のディズニー行き以来のようで、先方の娘さん達も中学1年、小学5年と随分大きくなっていました。

基本的に高いところが大の苦手ですが、頑張って足下に見える阿倍野歩道橋も撮ってみました。

よく知られる通り「abeno」の「a」です。

ただ、これに近いアングルで見れる人は案外限られているかもしれません。

その奥に「WAO!」と見えているのは、長男が小学校の時に通っていた塾です。塾終わりに車で迎えにきて、そのまま池原ダムへ向かったこともありました。

その塾のおかげで中学に合格、そして現在は第一目標にしていた大学の2回生です。

間もなく20歳になりますが、就職先はかなり迷っているようですが。しかしそこは自分で切り開いていくしかありません。

傘寿といえば80歳。80年生きるというのはどんな感覚なのだろうと考えます。

しかし、私と長男の年齢差より、私と義父の年齢差のほうが、ずっと小さいことに気づきます。

そう考えると、今とあまり変わらないんだろうなと思っていました。

というよりも、私は80歳まで住宅ローンがあるので、全く変わらず働くしかないのですが。

「可哀想に」とは思わないで下さい。たったあと26年です。

生涯現役が私の目標でもあるのです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

始まりの地、南紀白浜‐2141‐

夏季休暇の最終日。8月18日(日)の朝、ハーヴェスト南紀田辺をチェックアウトして白浜へ向かいます。

ホテル川久の対岸を通って、白浜の中心街へ向かいます。

前回は遠景の写真でしたが、近くに来るとなお迫力があります。

ホテル建設時のオーナーは、高校の同級生のご両親でした。

自営で左官職人等をイタリアから呼び寄せて完成させています。

流石にその手跡は、遠目から見ても分かるから不思議です。

そして、ザ・白浜と言えば白良浜。

私的にはあまり興味がなく通過します。

家族写真の本命、円月島前に到着しました。

潮が引いており、真正面の磯に降りられました。

白浜まで来ると一気に南国ムードが漂います。

今年はこの地での写真で決まりかなと思います。

更に南下すると、三段壁。

洞窟までエレベーターで36m降ります。

いずれも家族で来ていますが、子供達は小さかったので一切覚えていないそう。

南海トラフ警戒の直後に、その真上にいるのはあまり褒められたものではないかもしれません。

しかし、そのプレートの動きがなければ、こういった景色は生まれないのです。

最終目的地は、南紀白浜アドベンチャーワールド。三段壁から車で10分程の距離です。

免許取りたての長男が練習したいと、前日に初心者マークを購入してきました。

ただ、なぜかボンネットには付かず、側面に貼ることになりました。

愛車が汗をかいているようにも見えます。若干緊張しているのでしょうか。

東京でも、友人たちとレンタカーでドライブしているそうで、思ったより運転できていました。

ただ、細やかなアクセルワークやブレーキングはこれからです。

レンタカーより大きいので、そこは運転が難しいはずですが、車高が高いので眺めはよいと言っていました。

無事到着。

合宿免許では、車庫入れの練習がほぼ無かったそうで、端っこの方で少し練習しました。

最近の車はカメラが付いていますが、それでもこれらは経験するしかありません。

イルカショー。

アニマルランド。

ケニア号に乗ってサファリ。

そしてパンダ。

2泊の家族写真の旅はこれで終了です。

ここ南紀白浜は「家族で47都道府県制覇」の旅の始まりの地でした。

2008年の5月、娘が生まれて3ヵ月で、4人での旅行は初めてでした。

それから日本全国、津々浦々を10年掛けて回ったのです。

目的達成から更に6年。

ホテルも少し古くなったなあと思っていまいたが、子供がこれだけ大きくなるのですから当たり前です。

16年振りに訪れたら、感慨深いものがあるかなと思っていました。しかし、懐かしくはありましたが、意外にそうでもなかったです。

それはそうかもしれません。

16年前、私達夫婦が子育てまっただ中だったように、子供達も青春まっただ中。感傷に浸っているような時期でもありません。

いろんな所へ行って、いろんな人と出会って、いろんな経験をして欲しいと思います。

家族写真の旅は、来年以降も誰かが家族を持つまでは続けたいと思います。

もし家族を持っても、一緒に行ってくれるならそれも更に嬉しいのですが。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

ワンチャン、家族写真は南紀田辺へ‐2140‐

8月15日(木)から18日(日)まで、夏季休暇としていました。

会社としては休みですが、私が休めるかは別問題です。

この春に予定していた仙台旅行も、仕事の恰好がつかず私だけキャンセルしました。直前まで、ギリギリの攻防が続きます。

何とか休めそうとなり、16日(金)の夜から南紀田辺へ向かったのです。

ハーヴェスト南紀田辺に泊まるのは10年振りくらいでしょうか。

義父母が会員で、子供が小さい時は本当に良く使わせてもらいました。

海沿いのロケーションで、眺めは最高です。

今回は1111号室。11階でした。

ホテルから直接は見えませんが、少し歩くと白浜の老舗ホテル、川久が見えます。

南紀田辺は、日本三古泉のひとつと言われる白浜から北に7kmくらいの位置にあります。

結婚してから20年、年賀状は家族写真としてきました。

昨年も何とか4人で撮ったのですが、東京の大学に行っている長男が帰省している時しかチャンスがありません。

皆が揃うタイミングで近所の公園で撮ったのですが、案の定いまいちで……

それで、今年は何とか旅行へ行って撮ろうとなったのです。

チャンスは今回限り。今風に言うなら「ワンチャン」です。

ただ2泊取っているので、2カ所で撮ることにしていました。

このホテル前の海岸でのカットは、風が強すぎて最終的にはボツ。

私のせいですが。

下の娘が生まれてからは、裏面に4人の写真、表面に兄妹の写真と決めているので、兄妹カットも一緒に撮影します。

2人で何かしらアイデアを出してくれるのです。

こちらは採用するかもしれません。

1日目のスケジュールは、写真撮影のみ。

それ以外の時間は、私は部屋で仕事、子供達は勝手に遊んでいました。

泳いだり、テニスをしたり、大学2回生と高校2年生ですが何とも仲が良いのです。

子供がこの歳になってくると、父親ができることはお金を出すことだけです。

普段は食べ放題の焼肉に行っているようなので、紀伊田辺駅前の焼き肉店「松島園」を予約しておきました。

久し振りに家族4人が揃っての食事です。

長男は、牛タン屋さんでバイトしているので、牛タン関係は上手に焼いてくれました。

4人でしっかり食べて3万円ちょっと。

味、金額とも十分満足の店でした。

ホテルに帰ってからは、娘のリクエストで花火。

オークワという和歌山に多いスーパーで購入しました。

旅先で地域のスーパーによるのも楽しみのひとつです。

夜もかなり風が吹いていましたが、何とか線香花火まで終えて予定終了です。

南海トラフ警戒の直後だったので、子供たちは多少緊張しているようでした。

来るときは来るし、来ない時は来ないのですから、毎日を大切に過ごせば良いと思っています。

2日目は次の木曜日に。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

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受け取る愛、与える愛、お中元‐2139‐

昨日、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】Episode2を公開しました。

フッターにも記載していますが、9月7日(土)、8日(日)の内覧会、 9月17日(火) のオープンが決定しています。

現場はもう待ったなしの状態です。

実際にはタイムラグがあるので、現場はもう少し進んでいます。

一昨日の打合せは、サインの最終確認でした。

一般的には、私からサイン業者にイメージを渡して、試作、校正を繰り返します。

ただ、そんな時間はないのと、校正の回数が質に直結するので、イラストレーターデータを私が作成し、A1サイズまで可能なプロッターで出力します。

大きさが足りなければ継ぎ足し、現場に養生テープで貼りつけるのです。

それを院長の江口さんに見てもらい、最終決定しました。何ともアナログですが、これが一番早いのです。

その4日前の打合せでは、プロッターの機嫌が悪く、上手くプリントアウトできません。仕方なく、A3サイズのプリンターで出力し、つぎはぎの現物を現場に持ち込んだのです。

大体、こんな仕事は何故か深夜になるもので、ひとりでブツブツ言っていたのですが。

関係会社へは、「お中元は不要です」と伝えてきたので、かなり減ってきましたが、今年もいくつか頂いてしまいました。

もう10年以上送り続けて下さる「千葉の家」のクライアントからの梨です。

しろいの梨は本当に美味しいのです。

こちらは「たねや」のゼリー。

現在進行中のクライアントから届きましたが、お子さんが勤めておられるのです。

物語り込みも嬉しいものです。

こういった贈り物は、その箱があってこそ写真映えするのですが、届いた瞬間に妻が箱を破ってしまい……

このような写真になってしまいました。

それだけ美味しいと知っているからとも言えるのですが。

反対に、こちらのビールは私しか飲まないので、箱が現存しています(笑)

「うえだクリニック」の院長も毎年ビールを送って下さり、本当に有難いことです。

昨年まではスーパードライを頂いていました。私がそれを好きと知っておられるからだと思います。

今年は違ったので、それはそれで楽しみにして頂いたのですが、これが美味しい!

全く冒険しないのは駄目だな、とさえ思ってしまいました。

院長の「モルツもいけるでしょう!」という声が聞こえてくるようです。

「お中元は不要です」と言い始めたのは、尊敬する稲盛和夫さんがそうすべきだと言っていたからです。

私も、仕事は真剣勝負なので、例えば相手が建築会社なら、その数千円を建築費から引いて下さい、といった気持ちです。

それでも、仕方なしではなく、心が伝わってくる贈り物は本当に嬉しいものです。

結局、あなたが受け取る愛はあなたが与える愛に等しい
-ジョン・レノン- ミュージシャン


ようは、物ではなく心なのだと思います。

でも物も嬉しい。

さすがはジョン・レノン。禅問答のようなことばです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

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食べて食べる、私の夢‐2134‐

先週土曜日に、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE1を公開しました。

ビルテナントの中での撮影は初めてで、まだあまり慣れていません。

少しずつ精度を上げていきたいと思いますので、暖かい目で見守って頂ければと。

ただ、 9月17日(火) の開業と、9月8日(日)に内覧会をすることも決定しているので、あまりのんびりもしていられません。

土曜日は、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場へ。

防水シートまで貼りあがっていました。

内部は断熱材を入れる工事に入っています。

少し年上の棟梁が、「構造材に斜めに線が入っているのは、大ヨキで削った跡」と教えてくれました。

ヨキとは小振りな斧のような道具ですが、100年前は全ての材を手で加工していた訳です。

やはりこれらを天井裏に隠さない選択をして良かったと思います。

定宿のバンガローに一泊し、早朝に少しだけ釣りをして帰路につきます。

途中、「松屋」の柿の葉寿司を購入。

スピードには十分注意して、暑い暑い大阪まで戻ってきました。

アトリエで週末の打合せ内容をまとめ、週明けの準備をして、早めに家に帰りました。

何と言っても私の誕生日ですから。

松屋の柿の葉寿司は、10個1300円。

塩気が良く効いてこの時期は最高です。

メインはこちら。

いつの間にか、誕生日にしか作って貰えなくなった、大好物のエビフライです。

その理由は、兎に角下ごしらえに時間が掛かるからだそうです。

それで、せめて揚げるところだけでもと、撮ってみました。

大量のタルタルソースも、山盛りのエビフライも、家族3人で全て平らげました。

その後はトマトとモッツァレラチーズのオリーブオイル掛け。

生ハムのバケットと、全て私の好きな物ばかりでワインを少々。

最後のケーキまで充分堪能させて貰いました。

娘が、濃紅のバラをプレゼントしてくれたので、打合せスペースに活けています。

もう50台中盤に入ったので、いくつを大台と言うのかよく分かりませんが、60台が目の前に見えてきました。

大学2年生の長男と高校2年生の娘が居るので、60歳までは全力で働くことが確定です。

父は全力で働くので、夢を持てる就職先、ワクワクできる大学へ行って貰えれば嬉しいものです。

何より80歳までローンがあるので、正直60歳など序の口です。

いずれにしても、健康でなければどうにもなりません。少し体重を落としてから、血液検査が10年振りにオールAに戻りました。

よく体重を落とせと言われましたが、これ程効果があるとは驚いています。

現在、現場が3つ、設計中が5つと、毎日フル稼働です。明日も、定例打合せ、動画の撮り、そして夜にはリモートミーティングがあります。

毎日元気に働けているのは、全く好き嫌いが無く、何でも美味しく食べられているからだと思います。

反対に言えば、それしか楽しみが無いとも言えますが。

54歳になった私の夢は、「何とか年に2回エビフライを食べたい」です。

来年の七夕には、短冊に書こうかしらと思っています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■■9月8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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メディア掲載情報

仏陀の面影が宿る花‐2129‐

昨日、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode3を公開しました。

今回は、熟練大工の技を見ることができます。

よろしければ是非ご覧ください。

長年走っているジョギングコースで、ハイビスカスを見かけました。

何度も通っているのに、先日初めて気づいたのです。

ハイビスカスは、やはり沖縄を連想させます。

家族で47都道府県制覇の旅で日本全国を家族でめぐりましたが、沖縄は最後から5番目。

2017年の2月に訪れました。

私が訪れたことが無かったのは沖縄だけ。

その美しさに感激したのです。

花ことばがあるように、花には何かを連想させる力があります。

ハイビスカスを見つけたすぐそばに田んぼがあり、脇の水槽で蓮根も育てているようです。

右下に蓮のつぼみが見えるでしょうか。

先の写真の数日前、初めて蓮の花が開いているところを見ました。

蓮は初夏から夏にかけてのこの時期、午前中の数時間しか花が咲かないそうです。

3、4日すると散っていくとありました。

なかなか見ることできなかったのだと納得したのです。

仏陀が蓮の葉の上に乗っている理由は色々あるようです。

直感的にですが、私も確かにその面影を感じました。

泥の中でも蓮根を作る蓮。

古びた水槽であっても、気高い雰囲気は全く侵されることはありません。

日々起こることは清い事ばかりではないですが、ハスの花のように気品を失わないよう居たいと思うのです。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

メディア掲載情報

日本の粋。169号線ようやく開通‐2126‐

先週末から今日にかけて、まとまった雨が降りました。

今朝もかなり降っていましたが、娘の学校は警報が出て休校。

相当に喜ぶ様をみて、授業料は変わらないけど……は親の視点です。

勿論、自分が学生の時なら、相当に喜んでいたのだと思いますが。

先週の金曜日、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE2-傷んだ柱を補修-を配信しました。

かなり躯体が傷んでいたところもありました。

それを、ここまで大改造しているので、良ければご覧ください。

なかなか見応えがあると思います。

下北山村のこちらの現場、昨年末に近くで崖崩れが起こり、通行中の方がひとり亡くなりました。

通行止めになったので、十津川村を抜ける国道168号線から山道425号線を抜けて、現場へ通っていました。

普段なら2時間少しのところが3時間半です。

1、2回は旅行気分で楽しんだのですが、月に2、3回現場監理に通うとなると、正直なかなか大変。

崩落現場の岬を大きく回避する仮橋が、完成したのは4月中頃くらいだったでしょうか。

完成後、緊急車両に続いて、村民や、医療関係者、工事に関わる人には通行許可証が交付され、一部通行が可能になりました。

私も工事関係者ということで、村に許可証を申請し6月からは通行できることになりました。

しかし、釣り仲間はみな168号線回りだったので、正直申し訳ない気持ちもありました。

それが先週金曜日から、一般車両も通行が可能になったのです。

1.5車線くらいの道幅で、道路脇のガードレールも仮感満載で結構怖いです。先導車に従って、ゆっくり進んで下さい。※動画は1.5倍速の早回しです。

何より、下北山村の観光に関わる人達は、ほっとしたと思います。

ただ、時間雨量が25mmを超えた場合や、連続雨量が70mmを超えた場合は通行止めになるので、その点は要注意です。

これまでは時間規制があったのですが、これが無くなるのも大きいです。

こちらの現場へ入る時は、先日の夜に現地へ入っていたからです。

通れないとなると、文句しかでてきませんが、仮の橋を掛けるだけでも高い技術が必要なはず。日本の粋を集めての工事なのだと思います。

ただ、この岬部分で深層崩壊の可能性があるということで、その予兆が現れれば再び通行止めになります。

大工事になるということで、県から国の管轄工事になるという発表も途中でありました。

ずっと山側にトンネルを掘るという話を聞いたこともあります。どうなるのでしょうか。

もしかすると、生きている間に最終形をみることは出来ないのかもしれません。

自分の出来ないことを気にしていても仕方ないので、ひとまず現場に集中したいと思います。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

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店主骨折のため暫く休みます‐2123‐

水曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の【ゲンバ日記チャンネル】を配信しました。

リノベーションは新築とは違った面白さがあるので是非ご覧ください。

昨日は宵の口から梅田へ。

数少ない同業の友人と、4年振りに飲むことになりました。

彼は大のビール好きで、大概はここになります。

お初天神通りに昔あった古い店はクローズしたままなので、ミュンヘン曽根崎店になりました。

ツマミは名物のから揚げですが、もっと言えばこれしか頼ませて貰えません。

「サラダは家で食べたらいいやん」と。

そのくらい、美味しくビールを飲むのにこだわっているのです。

4年振りなので、建築のこと、家族のことなどを話していると、あっという間に閉店時間。

すぐ近くにあるショットバーに移動しました。

SINCE1987とあったので、37年続いている老舗です。

とにかく立地が良いのは強みでしょう。

更に話し込んでいると、あっという間に終電の時間となり、お開きになりました。

折角、夜の梅田に出てきたので、知合いの店に顔を出そうかなと北新地へ。

新地本通りにも活気が戻っており、何だかほっとします。

南のはずれまでやってきました。

ですが、いつもと違う感じ……

「店主骨折のため 暫くの間休みます」

少し長引きますともありました。

運動神経が良い男なのですが、何があったのでしょうか。

休みなら仕方ありません。

滅多にラーメンは食べませんが、すっと帰るのも何なので天一のこってりを。

深夜料金をプラスすると千円オーバーでした。

最近の物価高を体感して帰ってきたのです。

先の友人も、ほぼ1人で働いていますし、ショットバーのマスターも同じです。私も2年程スタッフを雇用できておらず、全く他人事ではありません。

もし右手を骨折したら、とても現行プロジェクトを滞りなく進めることはできません。怪我、病気には本当に気を付けなければと思い知らされます。

ですが、何か楽しみがないと頑張りが効かないものです。

友人はビール、マスターは旅、私はビールとワインと旅かな。かなり欲張っていますが。

久しぶりに夜の街を歩きましたが、梅雨前の夜風が気持ちの良い夜でした。


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