001※外観
002南外観
003南東外観
005東外観
007南夕景
101LDK西から
103LDK西から
105LDK南から
107LDK北西から
109スタディカウンター
201スタディカウンターからLDK
203スタディカウンターから玄関
205LDK南西から
207ダイニング南東から
209ダイニング南から
301洗面
303ロフト西から
305書斎前
307書斎
309ロフトからLDK
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回遊できる家

外観


1階LDK
1階LDK
1階水廻り・2階
【ビフォー】
撮影:平井美行(※以外)

回遊できる家

– 長く子供と仲良く、築46年の回遊できる家<リノベーション> –

国は、空き家をなくす為「リフォーム、リノベーションを推進する」とアナウンスしている。

当たり前だが、新築にしろ、リノベーションにしろ、建築にはお金が掛かる。ここのところを抜きにして、いくら推進しても前には進まない。

クライアントの要望は、リノベーションして向かいの家に引っ越すという、ちょっと変わったものだった。

計画がスタートした2013年当時で、長男4歳、次男2歳、そして長女はお腹の中。竣工してすぐに三男が誕生した。家族が増えるに従い、元の住まいが手狭になっていった。

リノベーションする向かいの家だが、築46年でご主人の生家でもある。

元に住んでいた家より1回り大きいのだが、昔ながらの日本家屋ゆえ軒が深く、内部まで光が届かない。この部分を解決しようというのが、まずはこの計画のテーマとなった。

1階の壁を出来るだけ減らし、回遊性のあるLDKを提案。また天井部も撤去し、吹抜けとした。屋根瓦の一部をガラス瓦とし、2階部分から中央に光を落とすことを考えた。

プランを気に入ってもらい「進んで行きましょう」となったのだが、ここからがなかなか大変だった。銀行はリノベーションに対しての非情に融資が渋いのだ。

リノベーションとは建物の価値を高めるという意味がある。既存建物を活かし、空間の価値を高めるのと、壁紙を貼り換える程度のリフォームでは、工事の規模も難易度も全く違う。

この辺りの現実を、行政、金融とも把握し、言行一致して貰いたい。数千万円単位が可能な新築と違って、500万円を超えてくると、一気にハードルが上がるのだ。

しかし、何でも粘り強くトライしてみるものだ。理解のある融資先が見つかり、無事工事スタートにこぎつけた。全ての過程でここが一番大変だったかもしれない。

「明るく」は、実はサブテーマで、メインテーマは「長く子供と仲良く」だ。明るく、家族の幸せを本気で願う前向きな夫妻がいたからこそ、何とか完成までたどり着けた。

設計の依頼をもらえば、あらゆる可能性を探り常にベストを見つけたい。プラン、金額調整、現場監理のいずれも同じだ。 しかし、それはあくまでも船の舵をきっているにすぎない。

計画の推進力、エンジンのスクリューを回せるのはクライアントの真剣な思いだけだとつくづく思うのだ。

クライアントの声 ~抜粋~

 私たちの理想、30個以上あったと思うのですが、全部叶えて下さいました。勿論、予算の関係で実現不可のものもありましたが、必ず代替え案を考えて下さいました。

 夢に少しずつ近づいていったあの日々が懐かしく、今でももう一度体験したいほど楽しい日々でした。

クライアントの声-3年後の感想

現場日記-家づくりの過程

メディア掲載


2018年4月14日(土)毎日放送
『住人十色』– 築46年の実家をリノベ!4人の子どもがのびのび育つ家-で「回遊できる家」が放映されました。
2018年3月
『住まいの設計5・6月号』に掲載されました。
2019年9月
『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に掲載されました。
2020年9月
『リフォームデザイン2020』に掲載がされました。
メディア掲載

Data

大阪府
木造 2階建て<リノベーション>
2016年6月竣工
敷地面積:182.48 ㎡
延面積:137.97 ㎡
建築面積:105.01 ㎡
1階床面積:105.01 ㎡
2階床面積:32.96 ㎡
工事費用:1375万円

PLAN


立面図断面図



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