東京オリンピックが開幕し、今日で6日目。
水泳、卓球混合ダブルス、ソフトボール、柔道、体操、スケートボードと、これまでに見たことのないメダルラッシュが続きます。
サッカーはメキシコ、フランスを撃破。
大谷選手はホームラン王独走と、日々テンションが上がるニュースばかりなのです。

さあ今日も頑張ろうと、10時ごろ会社を出ました。

最近お気に入りの新御堂筋。
通称・新御(しんみ)は、混む道路の代名詞でもあります。
ただ、午前中の北向きはあまり混んでおらず、景色の変化も楽しい快走ルートです。

千里中央あたりまでやってくると、さらに車は減ってきます。

お気に入りの箕面有料道路を抜けると。

もう大阪とは思えない景色が広がっているのです。

リノベーション候補の下見は、なかなかに責任があります。
その物件を購入するのかしないのか、私の意見が大きく影響するのですから。
万全の体調でのぞみたいところですが、実はかなりのバッドコンディションでした。

昨日の夕方、2度目のワクチンを接種。
「元気な人ほど副反応はきついらしい」とは聞いていましたが、まさかこれほどとは。
朝方は38.3℃まで熱が上がっていました。

昨晩、家族が51度目の誕生日を祝ってくれたまでは良かったですが、深夜頃から、まるでインフルエンザに感染したような悪寒が走り出します。
節々は痛いわ、寒いわで、冬用の毛布まで引っ張り出して貰いました。
テンションが低かったりして、クライアントに失礼があってはいけないと思い、先に体調のことを伝えしました。
今日もかなりの暑さでしたが、調査を始めると調子がでてきて、建物の評価や、見るべきポイントを説明して行きます。
昼過ぎに現地を出る頃には、「あれっ、体調悪かったっけ」くらいの感じだったのです。

しかし、会社に向かって車を走らせると、再び倦怠感が襲ってきます。
15時からは、遠方のクライアントとリモート打合せだったので、同じように、まず体調のことを伝えてから、ミーティングをスタートしました。
ところが、始まると全く倦怠感など感じず、気が付けば3時間が経っていました。
次回のアポイントをとり、リモート打合せを終了したのです。
前日あまり寝ていなかったとしても、絶対言わないようにしようと決めたのが35歳くらいだったでしょうか。
言い訳から入ると、絶対に結果が良くなることはありません。
今回のコロナで亡くなった志村けんさんは、遅刻を非常に嫌ったそうです。
その理由を、元お弟子さんが語っていました。
遅刻をすると「すみません」という謝罪から一日が始まってしまう。一日がマイナスから始まってしまうことを、志村さんは最も嫌った。
どちらの話しも頭をよぎったのですが、それなりの副反応だったので伝えてしまいました。結論で言うとやはり不要だったと思います。
ボクシング選手が、試合中にパンチを貰っても痛くないのは、アドレナリンが分泌されるからだと言います。
クライアントとの打合せは、私にとっては全く同じ。多量のアドレナリンが分泌されるのだと思います。
■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
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【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました
◆メディア掲載情報
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記