2月29日。うるう年の恩恵を感じる週の始まり。
逃げる2月において、皆共通の感想だと思います。
エキスポランド跡に出来た、エキスポシティー。「日本最大級の大型複合施設」とあります。
そのうちの1つ、「ニフレル」へ初めて行きました。「感性にふれる」の「にふれる」が名前の由来とあります。
水族館と動物園の良いところを合わせたミュージアムという感じの施設でした。
「にふれる」は7つのゾーンに分かれています。
全体をアートディレクターが統括しているのだと思います。
飼育という視点だけで、このよな展示の仕方になる事は無いというのがその理由。
テーマ通り、色の対比が非常に効いていました。
2つ目のゾーンも徹底していました。
アナゴの一種だったか、ゼリー状の海底の中から頭を出していました。
姿かたちが、良く分かります。
ホワイトタイガーも、エサにつられてですが、ザブンと池に飛び込みました。
流石の迫力です。
子供が一番喜んでいたのは、手の古い角質を食べてくれるドクターフィッシュ体験。
放っておけば、指が無くなってしまうのでは、というくらい動きたがりませんでした。
やはり、自分が体験出来る面白さに勝るものはありません。
他のゾーンも工夫が行き届き、概ね好感を持ちましたが、展示が美過ぎて物のようにも感じ……
微妙な気持ちも残りました。
エキスポシティー内にある巨大ガンダム。
もう何でもある所でした。
帰りは、向かいにある万博公園で遊び。
家に戻ってから、バッティングセンターへ行きました。
野球は、長男が今一番興味があるスポーツです。
最後は、私が30年切って貰っているお店へ初めて連れて行きました。
エキスポシティーに行ったそもそもの目的は、長男がショップにある鉱石を買って欲しいと言ったから。
誕生日プレゼントのリクエストでした。
私としては、この日一日が、長男へのプレゼントのつもりでした。
以前に少し書いたのですが、長男と暮らすのは、あと1年になる可能性が結構あります。
寂しい気持ちも無いではないですが、いつまでも子供でも困ります。
男の子であれ、女の子であれ、いつかは独立して行きます。自分の夢があるなら、応援してやりたいと思うのです。
ビートたけしは「子供は自分のものだと思ってはいけない。預かりものだと思って育てないと」と言っていました。
彼も私も、そう言えるくらい、子育てもしているのかは微妙ですが。
子育てにはいつか終わりが来ます。これは間違いありませんが、思った以上のスピード感でやってくるような気がしています。