あまり触れたくありませんが、目も耳も覆いたくなるような事件ばかり起こります。
作家・五木寛之はある対談で「私は新聞は読まない。読んだってネガティブな事件が載ってるだけでしょ」と言っていました。
新聞は2紙とっていますが、私も陰惨な記事は読みません。知ったとて、何もできないのですから。
それでも聞こえてくるのです。
1908年に、「T型フォード」がアメリカで発売され、世界のモータリゼーションは加速しました。
それから110年が過ぎ、最近は運転モラルが低下する一方だとは思っていました。
車線変更の際にウィンカーを出さない車が、増えたと感じます。青信号に変わっても、動き出さない車は、スマホをみているのでしょう。
2018年の1月、山形県の蔵王ではひどい場面に出くわし、ドライブレコーダーを付けたのです。
卑怯者の蛮行は、防ぎようがないかもしれません。
同じく、時速100kmの車を、生身の人間がかわせる訳はありませんが、少しでも備えることなら出来ます。
子供2人も、自転車で習い事に行っていますが、一緒に自転車移動する機会があればいつもこう言います。
「交差点では少しでも車から陰になるところを選んで待つように」
「スマホなんか触ってないで、顔はいつも上げておくように」
それこそ口が酸っぱくなるくらい繰り返してきました。
何度も言うから、のれんに腕押しなのでしょうが、それでも言わずにはおれないのです。
全場面での優先順位も、呪文のように伝えてきました。
「一番大切なのは命、次に安全、そして健康」
百花繚乱のこの時期、急に蝶が目につくようになります。
蝶は洋の東西を問わず、霊魂の生れ変りとされます。
どこからともなくやって来て、音もなく飛びまわり、去って行く様が、霊的なものを連想させるのでしょう。
私も人の親なので、子を無くした親の気持ちを考えると、それを考えることを辞めたくなるのです。
自動車王、ヘンリー・フォードの言葉です。
ほとんどの人が、
成功とは手に入れるものだと考えています。
でも本当のところ、
成功とは与えることなのです。
よく分かりますと言えば、いかばかりの者なのかと言われそうです。
ただ、評価も、お代も、自分以外の人からしか貰えないという原理原則が変わることはありません。
割り込んで何になる。
譲ってあげたら、貴方は貯金をしたのと同じ。
ふわふわと飛ぶ誰かの魂がいつもそう囁いてくれていると言えば、少しオカルト過ぎるでしょうか。
無念の死を無駄にしてはなりません。それが生かされている者の使命だと思うのです。
喋々も「ちょうちょう」と読みます。
喋りつづけることを意味しますが、嫌われても、鬱陶しがられても、伝えることを止めることはありません。
■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
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【News】
■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
■『homify』5月7日に「碧の家」掲載
■『houzz』4月15日の特集記事 に
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載されました
■大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
■ 『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載