白馬の山小屋– 白馬乗鞍の尾根に建つ銀色のセカンドハウス<リノベーション> –
白馬の山小屋
– 白馬乗鞍の尾根に建つ銀色のセカンドハウス<リノベーション> –
スキーを通して付き合いのあったクライアントから、長野県白馬乗鞍にあるセカンドハウスを新築、もしくは 改修したいという相談があった。
既存の山小屋は少々古びていたが、構造体の状態は非常に良く、コスト面も考えてリノベーションを選択した。
この仕事によって、雪国の木造建築から多くを学び、かつリノベーションの面白さを知ることになった。全てを制御でき ないことは、豊かなことだったのだ。
内部は、2間(3.64m)四方の吹抜けを中心としたシンプルな構成で、大きな居間は非常に気持ちが良い。
建物の南側に1間分増築し、新たな水廻りを配置している。吹抜に面してある三角窓は、雪が 屋根にとどまらないよう考えたものである。
何よりうれしいのは、クライアント家族がこの山小屋を愛していることに尽きる。