義父は生き物を育てるのが大好きなようで、現在も犬を飼っており、庭では夏はブドウが生り、冬には大根が収穫されたりします。
自宅から続くサンルームには、鉢植えのランが鎮座しているのですが、最近はかなり湿気があるなと思っていたらシイタケがお目見えしました。
で、その日の夕食には、義父産のシイタケが鍋の中にあるわけです。「美味しい?」と尋ねられると「大きく育っていて、とっても美味しいです」と答えます。
もちろん本当に美味しかったのですが、尋ねる満面の笑顔を見るとそれ以外の答えは無いような気がするのです。
昨日の朝は家から出た瞬間に、これまでのキリッとした空気とは違う、何処となく緩んだ、「春の足音」とでもいえる雰囲気を感じました。
と、思っていたら午後には近畿地方にも気象庁から「春一番」の発表がありました。やっぱり冬から春のへ向かう境目だったようです。
しかし気象庁も、今日から春に変わりましたという発表はしないので、季節が移り変わるタイミングは人それぞれという事にもなります。
今 の時期は三寒四温、さらに日本語には「厳冬、晩冬、早春、浅春」などがありますから、結局のところいつの間にやら春になっている。それが日本人にとっての季節と言えるかもしれません。
最近、日曜日はちょっと料理に燃えています。
先日、生地から作ったピザが予想以上に美味しかったので、今度は手打ちの讃岐うどんに挑戦してみました。
①強力粉350g、薄力粉150gに、240ccの水に食塩28gを溶いたものを混ぜ合わせる。(5人前)
②スプーンで切るように混ぜ、ダマを拳で押えながら、まとめる。
③まとめた生地をビニール袋などに入れ、新聞紙の上から踏んで伸ばし、折りたたむという作業を3、4回繰り返す。
④布団などにくるんで、2~3時間熟成を待つ。
⑤打ち粉をして、麺棒で3㎜くらいに伸ばす。
⑥折りたたんで、包丁で4㎜くらいに切り、再び打ち粉をしてほぐす。
⑦多目のお湯を沸騰させ、余った小麦粉を溶かして10~20分くらい茹でる。
⑧流水で表面を流し、10分ほど寝かせて出来上がり。
半分は、ダシで割った醤油に生姜を多目に入れた香川風付け麺で。半分は関西風で頂きました。ちょっと贔屓目は入っていますが、麺のコシ、のど越しとも、なかなかのもので、ツルツルと3人前を平らげてしまいました。
そんなに時間もかからないので、かなりおすすめです。
で、今度は何に挑戦しようかなと・・・・・・
今年は寒い日が続いたせいか、いつもより「早く春が来れば」と願う自分がいます。
花や果実は自らの種の繁栄の為、鳥や昆虫に花粉や種を運んでもらうために咲き、実ります。美しい、良い香りがする、甘いなどの個性を存分に発揮する訳ですが、やはり春などの良い季節は競争も高いことになります。
しかし、競争の少ない、この寒い時期に咲くのはもっと大変な気もします。ですから、寒梅を見る人の目には、自然に優しさと感謝の気持ちが含まれているような気がするのです。
商業の街、大阪の中心と言ってもいい淀屋橋の南西に、かなり古い木造建築があります。
最も有名なのは、江戸時代の蘭学者で、医師でもあった緒方洪庵が開いた「適塾」で、江戸末期の建築は国の重要文化財にも指定されています。
そのすぐ南側にも重厚な木造建築があり、その堂々たる構えは「適塾」も凌ぐほどで前から気になっていました。
それが先日、新聞で幼稚園だと知り驚きました。しかも現役なのだそうです。
オフィスビル街にあるその姿はなんとも勇ましく、この中で子供達が遊んでいる姿を想像すると微笑ましくもあります。
昨晩のサッカーの2006年ワールドカップ、アジア最終予選の日本対北朝鮮を見ましたか?
非常にナーバスな国同士が、非常にナーバスな時期に行う真剣勝負。
試合は、予想以上の緊迫した展開で、開始すぐに日本が先制するも、後半に北朝鮮が一点を返し同点。そのまま引き分けになりそうな雰囲気もありましたが、なんとロスタイムに逆転して、まさに劇的な勝利を収めました。
しかし国の威信をかけた戦いとは厳しいものです。
最終予選はこの先も続きますが、ホーム&アウェイ方式で行われるので、今度は国交の無い国で、想像を絶する状況での試合が待っています。日本代表の選手達は、どんな気持ちなのでしょう?
「選ばれし者の恍惚と不安、我にあり」といった心境でしょうか。
私はずっと野球少年だったので、サッカーを見る機会はあまり有りませんでしたが、1989年のフランスワールドカップの予選くらいから、日本代表の試合は楽しみにしています。
あと5試合、8月のイラン戦まで、ワールドカップ最終予選は続きますが、試合のある日はひとつ楽しみが増えて、なんとも張り合いがでるものです。
テレビの前でですが、いつも熱くなってひとりで大騒ぎしています。出来ればドイツでの本戦でも、大騒ぎさせてほしいのです。
出来る限り早起きをして、ジョギングするようにしているので、日の出を見る機会が結構あります。
この間もちょうどそんな時刻になったので、眺めていると生駒山と空の境が朝焼けで朱色に染まり始めました。夜の濃い蒼との間に、白んだ空が帯のように挟まって、見事に青・白・赤の三色に塗り分けられていました。
あそこが、夜と朝の境だな、等と考えていると「そういえば、フランスの国旗はこの青・白・赤の並びだったかナ」と思い、調べてみました。その通りだったのですが、以下のような解説が書いてありました。
豊かな国土を持つフランスは、10世紀の終わりにすでに独立国家としてスタートし、以来、ヨーロッパの経済や文化の中心として繁栄してきた。
「自由・平等・博愛」のシンボルとして知られるトリコロール(3色)のフランス国旗は、1789年の革命の際に国民軍が使用した旗で、革命後に正式に国旗として制定
された。
当初、この国旗は左から赤・白・青の順番だったが、1794年に改定され、現在は青・白・赤の順番になっている。
どうやら、並びが変わって青・白・赤になったようです。きっかけは朝の空じゃない!?
節分の「巻き寿司の丸かぶり」。関西では、多くの家庭で行われている風習です。
その年の恵方を向かって、巻き寿司を丸かぶりすると、その年に幸福が来る。巻き寿司には「福を巻き込む」という意味が込められ、包丁を入れると「縁が切れる」という縁起かつぎから「丸ごと1本」を無言で食べなくてはいけない。
現在は、全国区に広がりつつあるようですが、もとは大阪の商人が考案したという話です。
「無言で丸ごと一本食べないといけない」。
ちょっと強引な理屈で、商売のニオイがしないでもないですが、それはソレで今年も我家では「丸かぶり」の予定です。
昨日はホントに寒かった!大阪でも久しぶりに雪化粧。
こんな日は、わざと雪が残った所を歩いたり、凍った所がすべるかを確認したりしません?
道行く人も鼻を真っ赤にして「今日は寒いね~ッ!!!」と。でも、何故か顔はちょっと笑ってたりします。
雪国のニュースを見ると、手放しでは、はしゃげませんが、雪が積もると、この歳になってもウキウキするもんです。
建築家がゲツモクに綴るブログ、動画。人、建築、街、自然・・・・・・ぜひご覧ください