タグ別アーカイブ: ゲツモク日記

上棟式のち、愉快な仲間たち‐1962‐

先週は音楽室のある「没頭できる家」の建方でした。

初冬の快晴。

現場にとっては、動きやすい気候だったと思います。

総勢7名くらいの大工チームが3日かけて、躯体を組み上げてくれました。

https://www.instagram.com/reel/ClyIWELsh–/?utm_source=ig_web_copy_link

ドローンでも撮影してみました。

そして翌日は上棟式。

奥さんのご両親も参加して下さいました。子供さん達が喜ぶ姿が微笑ましいのです。

打合せのあと、大和高田バイパスを東へ走り、169号線を南下。

20時頃、池原ダムすぐ下の下北山スポーツ公園にやってきました。

見知った車が多く止まっているコテージを発見。

池原ダムでいつもお世話になっている、トボトスロープの忘年会だったのです。

釣りという遊びの性格上、基本狩猟本能が突出した人ばかりです。

釣りが上手く、更にユニークな人ばかりなのです(笑)

参加させて貰えるだけで、釣りが上手くなる気がします。

深夜2時くらいまで、盛り上がっていました。

翌朝は少し晴れ空ものぞいていました。

間もなく年末なので、昼過ぎまで愛艇のメンテナンスをする人、または釣り納めに湖上へでる人もいました。

昼頃には、トボトスロープの愉快な仲間たちも、年末の挨拶を交わし、三々五々帰路につき始めました。

そのあと4時間程、ある秘密の打合せを……

この地の大自然をこよなく愛し四半世紀。もしかすると何かご褒美を貰えるかもしれません。ここで良い報告ができれば良いのですが。

そんな訳で今回釣りはなし。できれば釣り納めに戻って来たいところです。

今日は24時から、ワールドカップのベスト8を掛けてクロアチア戦。

もう少し頑張って、帰って応援します。

■■5月13日『住まいの設計6月号』に「おいでよ House」掲載

■6月16日 『ESSE-online』に「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載

◆メディア掲載情報

伊勢神宮、外宮前にて‐1961‐

今朝は4時半起きでした。

6時頃、大阪上本町から近鉄特急の賢島行きに乗りました。

大和川を通過した頃は日の出前。

眠くはありますが、時間的には得をした気分になります。

宇治山田駅には8時前に到着しましたが、電車で伊勢に来たのは初めて。

初期相談があり、建築法規などの調査にやってきたのです。

遠方の場合は特にですが、時間切れとならないよう、早め早めの行動が鉄則です。

ただ、知らない街を歩くのは一番好きなことです。

戦前に活躍した伝説の名投手、澤村栄治誕生の街とありました。

まずは、土地の情報を集めるために法務局へ向かいます。

最近はインターネットでかなりのことが調べられますが、現地で聞いておきたいことがあったのです。

係の人に相談すると色々なことを教えてくれました。ここまで足を運んだ甲斐があったというものです。

移動の途中に、伊勢神宮の外宮前を通りました。

「げくう」と読みます。

内宮「ないくう」と合わせて、正式には地名を冠しない「神宮」です。

全ての神社のなかで、別格として最高位にあるのです。

伊勢の名物は赤福です。

外宮前店は開店前から長蛇の列でした。

今日は平日でしたが、人通りも多く、駐車場も満車が多かったです。

本当に人出の多い街だなと感じます。

次は建築確認申請などを担当する部署のある、三重県伊勢庁舎にやってきました。

ここでも必要な資料を入手。しかし、市役所で確認する課題もでてきました。

建築行政は、県が権限をもっていることと、市が権限をもっていることが分かれていることが多々あります。

一本化して欲しいとは思いますが、言っていても始まらないのですぐに市役所へ向かいます。

朝一番に寄った法務局の向かいあることは調査済みでした。

ここまでで、最低限の調査は終えました。

相談者の方と、JR伊勢市駅前で待ち合せていたのです。

その方の車で計画地に移動し、色々と思いを聞かせて頂きました。

まだ、何も書けないのですが、かなり大がかりなプロジェクトでワクワクする施設です。

発表するまで少し時間は掛かると思いますが、これまでの経験を全て活かせそうと感じています。楽しみがまたひとつ増えました。

2時間半ほど打合せをし、JR伊勢市駅前に戻ってきました。

駅前から外宮前を結ぶ参道は500mほどあります。

なかなか趣きのある店も。

昼を過ぎていたので、軽く伊勢うどんでも食べましょうか、という話になりました。

こちらも伊勢名物です。

伊勢神宮に来たのも、伊勢うどんを食べたのも10年振りくらいでしょうか。

今日は寒かったので、アツアツで甘めの伊勢うどんが最高に美味しかったのです。

帰りのチケットも予約していましたが、30分程時間があったので外宮を参ってきました。

10年前は内宮だけだったと思うので、外宮はさらに久しぶりです。

豊受大神宮とも呼ばれ、衣食住をはじめとし、あらゆる産業の守り神とのこと。

文字を見ているだけでもご利益がありそうです。

季節的には初冬ですが、外宮前の雰囲気は晩秋といった感じでした。

インターネット予約のチケットレスなら片道300円の割引があります。

往復で言えば600円ですから、かなり得をした気分です。

夕日の右にあべのハルカスが見えています。

17時頃、大阪上本町に戻ってきました。

帰りの近鉄特急では、「プシュ」と缶ビールを開ける音が聞こえてきました。

「ちょっと飲みたいな」と言う気持ちにもなりますが、そこは我慢です。

今、調査のまとめを終え日記を書き終わりました。

「守谷に任せてみたい」と思って貰いたければハードワークあるのみです。

早起きしたので眠たくはありますが、何だかご利益のありそうな1日でした。

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JR山陽本線の車窓より‐1960‐

先週木曜日の歓喜から、昨日の落胆。

やはり国の威信を掛けてのワールドカップですから、そう簡単にはいかないようです。

12月2日(金)のスペイン戦は朝の4時。起きて応援するべきか、録画で我慢するべきか……

何とも悩ましいところです。

新しい現場がスタートするのですが、その打合せに向かいます。

JR大阪駅まわりも、晩秋のよそおい。

姫路行きの新快速は13:00発。

山陽本線は神戸を越えると、明石あたりまで海沿いを走ります。

淡路島を望む景色は、もう完全に旅行気分です。

https://www.instagram.com/reel/ClgLaljtU81/?utm_source=ig_web_copy_link

長らく海釣りにも行っていないなあ、などと思いながら。

1690円では安いくらいの景色でした。

姫路まで1時間でした。

阪神のフードコートにも出店している「えきそば」。

ホーム中央にありましたが、播州赤穂行きの乗り換え時間は1分。

また時間がある時の楽しみにとっておきます。

姫路から10分程で網干に到着しました。

電車で来たのは初めてなので、少しだけ駅のまわりを歩いてみました。

水路が多く、その水がとても澄んでいます。

祖父母が住んでいた、香川のまんのう町を思い出します。

このクリニックの関連施設を、右隣に設計させてもらいました。

クライアント、建築会社との顔合わせのためにやってきたのです。

コロナの影響をまともに受けて、計画は1年延期に。

スタートして2年半が過ぎましたが、ようやく工事がスタートします。

溜まりに溜まった鬱憤は、仕事で晴らしたいと思います。

また、ゲンバ日記にもUPするので、良ければ覗いてみて下さい。

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世界最大の祭典開幕。50億人のモチベーション‐1959‐

11月20日(日)にワールドカップ、カタール大会が開幕しました。

世界人口80億人のうち、50億人が視聴すると言われる世界最大の祭典です。

昨日は日本代表の初戦。

ドイツ戦でいきなりやってくれました。

祝日の22時キックオフは大変ありがたい時刻。

普段はスマホにかじりついている子供たちも、テレビの前で一緒に応援しました。

開始早々の7分。いきなり見せ場をつくります。

右サイドを、伊東が得意のドリブルで持ち上がり、中央の前田大然へ。

決まったかに見えましたが、残念ながらオフサイド。それでも日本が得意の形を見せ、期待感は高まります。

しかし前半はここからが長かった。

日本の戦術、ハイ・プレスが全く機能せず、ドイツに面白いようにあしらわれます。

まるで子供扱いで、ここまで差があるとは想像していませんでした。

ゴールキーパーの権田は好セーブを連発し、最終的にはマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるのですが、ゴール前でファールをとられてしまいます。

このPKを決められ、前半33分に1点を奪われました。

その後、追加点となってもおかしくない場面もありましたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定でオフサイド。

優勝候補でもあるドイツに、何とか1失点で前半を折り返しました。

この時は「これは大敗するのでは」と、正直思ったのです。

森保監督がいきなり交代のカードを切ります。

後半開始から、久保に代わって怪我の心配もあった冨安を投入。

ビッグクラブ、アーセナルに所属する実力に期待が高まります。

このタイミングで3バックにシステムを変更しました。

日本代表戦しか見ないレベルのサッカーファンですが、日本人監督は基本的に動くのが遅い印象があります。

しかし、今大会の日本代表は凄かった。

続けて、後半12分に三苫と浅野を投入します。

システムの変更で得意のハイ・プレスが機能しはじめ、良い時間帯が増えてきました。

さらに後半26分に堂安、30分に南野を投入し、超攻撃的な布陣を組みます。

左サイドをイギリスのブライトンで活躍する三苫が得意のドリブルで突破。

そして南野へスルーパス。

後半30分、角度のない位置からシュート。

リヴァプールそしてモナコに移籍し、結果がでていないことに忸怩たる思いがあったでしょう。

しかしその技術は本物でした。

キーパーがはじいたこぼれ球を、尼崎の星、堂安が決めてくれました。

試合後のコメントも「絶対俺を使え!」という感じ。

このふてぶてしさも彼の魅力です。

そして後半38分。この浅野のトラップが全てだったでしょうか。

2ヶ月実践を離れていた彼を、森保監督が呼び寄せた訳です。

世界最高レベルと言われるノイヤーの、狭いニヤサイドから上に向かって撃ち抜きました。

早い交代、戦術の変更、流れの中からの2ゴールで逆転。

こんな胸のすくような試合は見たことがありません。

しかも相手はワールドカップ4回の優勝を誇る、強国ドイツです。

浅野のゴールも、ボランチ遠藤の貰ったファールからのフリー・キック1本で生まれたものでした。

ドイツ1部リーグで、対人の強さナンバーワンは伊達ではありません。

また、ヨーロッパ・チャンピオンリーグで3試合連続ゴールを決めている鎌田。

彼の実力もこんなものではないでしょう。本当に日本代表も多くのタレントが集まったものです。

日本代表は、1997年「ジョホールバルの歓喜」で1998年フランス大会で初出場を果たしました。

中田英寿のシュートをゴールキーパーがはじいたこぼれ球を、野人・岡野が流し込んだのがつい先日のようです。

私はアトリエmを設立して2年目の27歳の時でした。全く先など分からない、ただ夢しかない自分の人生を重ね合わせていた気がします。

名曲に人生の一場面を投影するように、50億人のサポーターもこの大会に人生を投影します。

それが年輪のように刻まれ、後の人生のモチベーションとなるのです。

ただそれは名曲でなくてはなりません。最高の試合を日本代表が見せてくれました。

次のコスタリカ戦でグループリーグ突破を決め、もう1本、深い年輪を刻ませて欲しいものです。

頑張れ日本代表。そしてそれ50億人。

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古くても、安くても好きと言える‐1958‐

先週のことですが、久し振りに北大阪急行に乗りました。

地下鉄御堂筋線は中津を過ぎると外にでますが、緑地公園あたりからは更に景色が良くなります。

千里中央駅では、「茨城をたべよう!」というイベントが開催されていました。

立ち寄る時間はありませんでしたが、北摂までやってくるとやはり空間的にはゆったりしてきます。

新御堂筋が箕面の山に向かってまっすぐ伸びています。それに沿って続く街路樹が美しい。

かなり色付いていましたが、盛りまではもう少しでしょうか。

前回万博の頃の開発とはいえ、街としては新しい部類にはいります。

緑地の計画もしっかりとされ、とても住みやすそうな街でした。

こちらは大阪市内の下町ですが、こんな車をみつけました。

トヨタのマークⅡです。

箱型のスカイライン(通称ハコスカ)、フェアレディZ、コスモスポーツなど、中古車とは呼ばず、旧車というカテゴリーがあることは聞き知っていました。

私はレアとか古いとかいうことに魅力を感じるタイプではないので、旧車を手入れしながら乗る人は、本当に車が好きなんだろうなと思っていました。

しかしこのマークⅡをみて「格好いい」と思ったのです。

若い頃はそんなことを感じたことも無かったのに。

色と言い、ロゴと言い、フォルムと言い、何ともいいのです。

ナンバーが付いていないので、実際に走るのかは分かりませんが、とても美しく保たれています。
オーナーは、この車を大事にしているのでしょう。

古い物よりは新しい物、安価なものよりは高価な物のほうが間違いはありません。

反対の言い方をすれば、古かったり、安価な物を好きと言える人は、人に左右され難い人だと思います。

嗜好の本質を考えれば、当たり前のことですが、人は意外に自由でない生き物です。

人間は自由なものとして生まれた。しかも、いたるところで鎖につながれている。-ルソー- 哲学者

その鎖を断ち切るのは自分の心以外にありません。

2020年の春からコロナ下の社会となり、本当に色々なことを考えました。

もしかすると、自分のことを見つめ直したのは、20代後半以来かもしれません。

自由であること。それは、まず自分の心の声をよく聞くことから始まるのだと思います。

マークⅡ が格好いいと思ったから、11月18日はマークⅡ記念日。

ちょっと古い?

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■■1月6日『Best of Houzz 2022』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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「ポップ・アートとはモノを好きになること」 アンディ・ウォーホル‐1957‐

前回書いた、ちょっと秋の京都旅。

出掛けようと思った動機は「アンディ・ウォーホル・キョウト」です。

京都の岡崎周辺には、2つ美術館があります。平安神宮の鳥居を挟んで西にあるのは 京都 国立近代美術館。

その向かいにあるのが京都市京セラ美術館です。

いずれも疎水沿いに建つ絶好の立地条件です。

京セラ美術館は、現存する日本最古の美術館を、建築家・青木淳+西澤徹夫がリノベーションしました。

2020年の3月のリニューアルオープン以来、はじめてやって来たのです。

天井の高いホールを抜け。

東山キューブというエリアが会場です。

目の前に庭園が広がる空間にでてきました。

東山を望む景色が圧巻でした。

開場してすぐに入りましたが、もうかなりの人出。

熱気が伝わってきます。

アンディ・ウォーホルと言えばやはりこのキャンベル・スープでしょう。

ポップアートの旗手、ポップアートの神髄などと呼ばれるウォーホルは、1928年から1987年という経済成長期の真っ只中を生きました。

50年代半ばのイギリスではじまったポップ・アートですが、ポップ・アーティストは広告や報道写真をそのまま自分の作品にとりこみます。

「ポップ・アートとはモノを好きになることだ」

そう語ったウォーホルは、20年ものあいだランチにキャンベル・スープを毎日飲んだそうです。

1962年、最初の個展となった会場の壁にも、このキャンベル・スープの絵が並べられました。

大量生産、大量消費時代。加工品を機械的に消費せざるを得ない現代社会を、批判も肯定ももせず、ただそこに並べたことが新しかったのです。

彼の出身地は、ニューヨーク州の西隣にあるペンシルベニヤ州のピッツバーグ。

今回は、 ピッツバーグ にあるアンディ・ウォーホル美術館から多くの作品が出展されています。

門外不出と言われる「3つのマリリン」は広告にもでている通り目玉作品です。

ハリウッドスターに憧れていたウォーホルは、1962年のマリリン・モンローの悲劇的な死に衝撃を受けます。

写真製版のシルクスクリーン印刷という技法で彼女の作品を次々に制作していくのです。

そしてこんな言葉を残しました。

「ポップ・アーティストたちは、ブロードウェイで目にするような、誰もが一瞬にしてわかるイメージを描いたのさ。(中略)こうした現代のあらゆる偉大なものを、抽象表現主義の画家たちは決して見ようとしなかったんだ」


ウォーホルは生涯2度に渡って京都を訪れています。

ポップ・アートに乗り出す前の1956年の際のスケッチの展示がありました。

「わかりやすい」という感覚は、この頃から強く持っていたようです。

セレブリティから、彼へ自画像を発注するはオファーがひっきり無しだったそうです。

シルヴェスター・スタローン、アレサ・フランクリン、坂本龍一。

どちら発信かは分かりませんが、描いてもらうこと自体がステータスとなったのです。

晩年は特に死をテーマにする作品が増えました。

ダビンチの「最後の晩餐」を題材とした、ウォーホルの「最後の晩餐」です。

1986年の作品で、ハイ・アートとロウ・アートの区別を曖昧にするという取組みです。

かなり大きな作品ですが、私としては「一瞬にして」が彼の魅力だとするなら、そのインパクトは逆に小さくなっていると感じました。

カーネギーメロン大学で美術を学んだウォーホルは、商業イラストレーターとしてキャリアをスタートさせます。

そしてポップ・アートに出会い、時代の寵児となりました。しかし1987年、心臓発作で58歳という短い生涯を終えるのです。

アンディ・ウォーホルのことは大学時代に知りました。

その時にはすでに亡くなっていたので、その少し前まで生きていたという認識がありませんでした。

それで、マッキントッシュの作品があるのを見て少し驚きました。

ジョブスとウォーホル、このような人物が生まれてくるのがアメリカという国の、パワーの源なのでしょう。

学生時代から好きだったと書きましたが、彼がLGBTだとも分かっていませんでした。
もしかすると、当時の書籍にはあまり書かれていなかったのかも分かりません。

私は作品だけでなく、作者の人生を知りたいと思っています。

どうやってその作品が生まれてきたのか。それを知ることで、何かを得れるのではと考えているからだと思います。

向かいにある、京都国立近代美術館では「ルートヴィヒ美術館展」が開催されていました。

こちらもウォーホルの作品が看板作品のようですが、大好きなマレーヴィチも来ているようです。

マレーヴィチこそ、ウォーホルが苦言を呈した抽象表現主義の画家ですが、芸術には色々な表現があって勿論構いません。

会期は来年の1月22日まで。もう一度京都に行く理由ができました。

日常の中で、偉大なものを何か見落としていないか……

毎日スープを飲みながら考えようかなと思います。

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人生は敗者復活戦‐1890‐

先週土曜日、阪神電車にのる機会がありました。

大阪-神戸間は3路線が競合する激戦区です。

海側から阪神、JR、阪急という並び。

阪神電車は、海側までいち早く梅田のビル群から遠ざかります。

それで淀川越しの景色はなかなかのものです。

朝一番、15分程で甲子園駅までやってきました。思いのほか人出があります。

甲子園と言えばもちろん阪神タイガース。

タクシーもこの通りですが、流石にこの時間から試合はないはず……

と考えていたら、上空には数機のヘリも飛んでいます。

聞くと、春の選抜高校野球の開会式が、順延でこの日になったそうです。

どうりで警察官を見掛ける頻度が高い訳です。

出場校の宿も目にしました。

まず安全に、そして自分達の持てる力を出し切って欲しいものです。

先月の初め、2級小型船舶操縦士を、1級にランクアップする計画をたてました。

時間も無いのでボートスクールには通わず、独学で受けることにしたのは、YouTube先生を見つけたから。

先週、試験の点数を報告しましたが先生のお陰で無事合格していました。

合格証明書を貰いに天満橋近くの「日本海洋レジャー安全・振興協会」までやってきました。

これで私の大阪城通いも一段落です。

免許証を交付してくれる近畿運輸局まで、大阪城の外堀沿いに歩くことにしました。

途中には大手前高校。

こちらが母校のクライアントを思い出します。

すぐ近くに大阪府庁。

若い頃は建築確認申請でかなりいじめられました。

こちらの勉強不足も一因なので、鍛えて貰ったとも言えるのですが。

そして大阪府警察本部、大阪歴史博物館までやってきました。


植込みにあったユキヤナギも花が咲きだしています。

ここまでくれば、谷町四丁目にある近畿運輸局はすぐそこ。

11階で無事、小型船舶操縦免許証を交付してもらいました。

特殊とあるのは水上バイクも可とのこと。分かっていませんでした。

ついでに1級建築士の免許証も載せておきます。

現在建設大臣はいないので、国土交通大臣となっているのでしょう。

平成9年は1997年。この時はお金がないので、独学で受験しました。考えてみれば、昔から独学ばかりです。

効率を考えればという話もよく聞きますが、独学は何もない所から始めるので応用が効くのが良い点でしょう。

また、小型船舶免許のほうは、全部合わせても1万円は掛かっていないので、もし落ちたらまた受ければいいと思っていました。

高校野球が開幕し、球春を迎えますが、古豪、徳島の池田高校の故・蔦監督の言葉を紹介してみます。

「負けるのは不名誉ではない。不名誉なのは負けて駄目な人間になることだ」

やはり「上手くいった」と報告したいですが、そうはいかないことも多々あります。

尊敬する京セラ、auの創業者、稲盛和夫さんが主宰していた盛和塾はなくなりました。

しかしその後継塾はあり、来月、久し振りに経営体験発表をすることになりました。また6月後半には、「若い建築士の方たちに、先輩として何か役に立つ講演」をすることも決まりました。

勝ったことも、負けたことも、洗いざらい話してみたいと思います。

先の蔦監督は、「人生は敗者復活戦」と喝破したそうです。

何度負けても、立ち上がりさえすれば負けとはなりません。青春時代を生きる若者を叱咤しながらも、自らにも言って聞かせていたのだと思うのです。


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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

ドローン、かまど、桜‐1889‐

久し振りに奈良県の池原ダムにやってきました。

前回は11月末の忘年会でしたから、約4ヵ月振りです。

これだけ開いたのは、2020年春の緊急事態宣言以来でしょうか。

先週あたりは暖かい日が続き、「そろそろシーズンインかな」と思っていたら、三寒にあたってしまいました。

釈迦ヶ岳にはまだ雪も残っていました。

それでも日が上がると気温も上昇し、雰囲気は十分です。

あちこちと湖上を走り回るも、明らかに小バスのあたりが2度あったのみ。

ここで時間切れになりました。

今回は、色々な用事を兼ねてやってきました。

1つ目がドローン。

次回の撮影から投入予定で、テスト飛行をしたのですがなかなか面白い。気が付くとトンビがあたりを旋回しはじめていました。

慌てて着陸させたのです。

「ドローンを侵入者と認識して襲ってくる」と、聞いていなければいきなりロストするところでした。

試運転は至って順調。今週末の撮影が楽しみです。

2つ目は、夏休みのバンガローの予約。

毎年、春分の日が解禁日なのですが、電話予約なら繋がるのが昼過ぎでした。

しかし昨今のアウトドアブームで、ここ下北山スポーツ公園の施設は大人気です。折角現地にいるならと、初めて並んでみました。

100人以上居たのでクジ引きで順に予約をとっていくシステムです。何とかいつものバンガローを予約でき、夏休みの楽しみを確保できたのです。

メインの目的は、古民家の視察でした。

周辺建物は、昨年にも一度調査したのですが、この建物は扉が開かずで入れなかったのです。

このテレビは懐かしい。

40年前くらいでしょうか。

かまどもありました。

なかなか魅力的ですが、活かすべきかの判断は難しいところです。

長くお世話になったこの村で、何とかお役に立てればと気合は十分。

計画がスタートしたら、過程からゲンバ日記にUPしたいと思っています。

残念ながら魚の顔は見る事ができませんでしたが、山肌には淡い桜色がちらほら見えます。

つぼみもかなり色付いています。


私が見る限り、池原ダムで唯一咲いていたヤマザクラです。

人が三寒四温に戸惑っているうちに、自然の方は準備万端でした。

久し振りに自然の中で過ごしましたが、やはり気持ちの良いもの。

桜の満開は4月初めでしょうか。

何とか来れるよう、頑張って働こうという気にさせてくれるのが、池原の大自然なのです。

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晩酌時のニューヒーロー「隠蔽捜査」の竜崎語録‐1888‐

昨晩、東北で震度6強の地震があったと、朝刊で知りました。

東京でも停電があったという書き込みや、東北新幹線が脱線したという記事もありました。一歩間違えば……と背筋が寒くなります。

反対に、まん延防止法全面解除というニュースも。

春分の日まであと4日ですが、何とか春にたどり着きたいところです。

大阪の道路は、東西、南北に向いているものが大半です。

この道路は南港通り。

東西は「通」、南北は谷町筋のように「筋」という名称がついていることが多いのです。

今日の日の出は6:07で、方角は91.2°。

ほぼ真東ですが、そのことがよく分かります。

冬至は約30°南から、夏至は約30°北から太陽が昇ってきます。

これらは地軸の傾きによって起りますが、原理原則を知っていれば覚えずとも腑におちます。

昨年末から読みはじめた今野敏の「隠蔽捜査」。

家の本棚にあったので、何気なく読み始めました。するともう止まらない。

娘が買ってきた本らしいのですが、スピンオフも含めてあっという間に8巻を読み終えました。

私は本を読んだあとに点数をつけています。

シリーズ1作目にあたる「隠蔽捜査」を読んだ時の点数は70点。普通か、ちょっと物足らないという点数です。

簡単に感想も書いておくのですが「 ちょっとキャラクターがかたく、感情が投影しにくい?」としています。


ですが、 「隠蔽捜査2 果断」も読み始めたということは、何か気になっていたのだと思います。その後の点数は全て90点以上。

かなりのヒット小説であること、またドラマにもなったと後で知りました。説明は不要かもしれませんが主人公を紹介してみます。

ガリ勉タイプで、東大卒の警察官僚である竜崎伸也は、警察庁長官官房総務課長という出世街道のトップを走っている。

「変人」で通っているくらいの生真面目さと、能力の高さを買われてのことだが、東大しか認めないという竜崎の方針で浪人中だった長男が、ふとしたきっかけでヘロインに手を出してしまう。


迷いはあったが長男を自首させ、事実を上司に報告すると、大森署長への降格人事となった。

しかし、適切な人員の配置、また現場のことは現場のエキスパートに任せるという方針のもと、所轄の署長として数々の難事件を次々に解決していく。

勤務中に競艇場へ通うが優秀な刑事や、小学校の時はいじめにあっていた同級生が、私大を卒業しキャリア官僚として再会したりと、回りのキャラクターも秀逸です。

本編から竜崎語録を引いてみたいと思います。

日本の未来を憂う人がたちがいる。日本人はだめになったと、二言目には言う連中もいる。そういう人々に、この寒空の下、戦い続けている若い警察官、消防士、海上保安庁の保安官、そして自衛官たちの姿を見せてやりたい。

悪い面だけ見てむやみに批判的になったり、虚無的になったり、あるいは冷笑的になる人々を、竜崎は心から軽蔑していた。そういう連中に限って、自分では何もしていないのだ。


短いのも紹介してみます。意地の悪いライバルと一戦交えたあとの夫婦の会話です。

着替えるために寝室に行こうとすると、冴子の声が聞こえてきた。

「でも、その弓削っていう方面本部長には腹が立つわね」

「いや」

竜崎は寝室に向かった。「小者には腹も立たない」

もうひとつ。

「左遷されてもなお、実力を発揮しようとする君の姿勢がよく分かった」

「どこにいても、国のために全力を尽くします。それが公務員のつとめですから」

「どうやらそれが、ただのたてまえではないらしいな」

「もちろん本音です」

「今、おそらく日本中の警察が君のような人材を求めている」


「繰り返しますが、私はどこに行っても全力を尽くします」

 梶部長は笑みを漏らした。今度は苦笑ではなかった。


ドラマでも映画でも、警察物は現場の刑事をある種のスーパーマンだったり、反対に落ちこぼれだったりと、そういったキャラクターにスポットライトを当てることが殆どだと思います。

それが、感情のゆれがないサイボーグのような警察官僚が主役です。

その魅力を「隠蔽捜査5.5 自覚」の解説で文芸評論家の大矢博子さんが解き明かしてくれました。

面白いのは、竜崎自身は職場であろうが家庭であろうがまったくブレていないという点だ。なのに職場ではこの上なくかっこよく、家庭ではダメっぷりが目立つ。合理性のみに拠って立つ竜崎の(人間味のなさ)が。ブレないことによって逆に人間味を醸し出すという、実に興味深い状態になっているのである。

長くなりましたが、最後に竜崎と部下の会話です。

「ご自分が正しいと信じておいでなので、何があろうと揺るがないのです」

「俺はいつも揺れ動いているよ。ただ、原則を大事にしようと努力しているだけだ」

晩酌時の私のニューヒーローなのです。



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1級小型船舶免許のYouTube先生‐1887‐


今日は朝から受験生気分です。

8時半に天満橋に到着しました。

東へ向かうと、テレビ大阪本社前の寝屋川橋。

このあたりは水都・大阪らしい景色です。

大阪城がこんなところにも。

2級小型船舶操縦士免許をランクアップしようと、2月初め試験の申し込みに行きました。

試験会場も同じ場所。

そもそも、独学でトライしてみようと思ったのはこのサイトをみつけてからでした。

勉強時間は延べ10時間くらいだと思います。

試験会場にすぐに回答が張り出されたので自己採点しました。

14問中13問正解だったので問題ないと思います。

2級小型船舶操縦士の免許を持っていれば、「上級科目」の問51~問64までの14問だけ。

試験時間は1時間10分です。

合格ラインは正解率65%なので10問以上の正解が必要。

「上級科目」 は2つのカテゴリーに分かれます。

「上級運行Ⅰ」は問51~問58の8問。足切りもあって、50%以上の正解も必須です。

問51~問53の 前半3問が海図を使った問題です。

先のサイトで紹介されていた、この「堀越学園チャンネル」をみつけなければ、ボートスクールに通っていたかもしれません。

ぶっつけ本番ですが、「三角定規は大きめがいい」と堀越先生?が言っていたので、30cmクラスと40cmクラスを持っていきました。

机も広かったので、40cmクラスがとても役に立ちました。

コンパスと距離を取る専用の道具、デバイダーも持ち込み可ですが、コンパスで十分代用できます。

大と小があれば距離測定が早くできるのでお勧めです。

特に問53は難しいので、「最悪捨ててもよい」と堀越先生は言っていましたが、3問とも正解できました。これはすべてYouTube先生のお陰。感謝、感謝なのです。

「上級運行Ⅱ」は問59~問64の6問。 こちらも50%以上の正解が必須です。

全問正解でした。

満点を逃した1問が、「潮流の問題は簡単なので」と先生も言っていた問56。簡単な問題をケアレスミスで落としてしまいました。

悔いは残りますが、最小の勉強時間で合格するのが目標だったので取れ過ぎかもしれません。

海図の問題は 「堀越学園チャンネル」 を知らなければ、もっと勉強時間が必要だったと思います。

改めて、YouTubeの価値、動画の価値を認識しました。

こういった、レクチャ―系の動画を撮ってみても面白いかもと考えていました。

今日は20°に迫る陽気で、野花がちらほら咲いていました。


豆系の花は、早くに咲くのでこの季節を盛り上げてくれます。

寒いと水面そばにはなかなか降りませんが、水温む季節です。

1級も取得したし(厳密にはまだですが)、ひと仕事片付けたので、久し振りに水面を滑走しにでも行きたくなります。

そう言えば、「おいでよ House」が住宅誌の取材を受けることもきまりました。

気が付けば、4月がそこまでやってきています。ワクワクが止まらないのが春なのです。

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