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人生は敗者復活戦‐1890‐

先週土曜日、阪神電車にのる機会がありました。

大阪-神戸間は3路線が競合する激戦区です。

海側から阪神、JR、阪急という並び。

阪神電車は、海側までいち早く梅田のビル群から遠ざかります。

それで淀川越しの景色はなかなかのものです。

朝一番、15分程で甲子園駅までやってきました。思いのほか人出があります。

甲子園と言えばもちろん阪神タイガース。

タクシーもこの通りですが、流石にこの時間から試合はないはず……

と考えていたら、上空には数機のヘリも飛んでいます。

聞くと、春の選抜高校野球の開会式が、順延でこの日になったそうです。

どうりで警察官を見掛ける頻度が高い訳です。

出場校の宿も目にしました。

まず安全に、そして自分達の持てる力を出し切って欲しいものです。

先月の初め、2級小型船舶操縦士を、1級にランクアップする計画をたてました。

時間も無いのでボートスクールには通わず、独学で受けることにしたのは、YouTube先生を見つけたから。

先週、試験の点数を報告しましたが先生のお陰で無事合格していました。

合格証明書を貰いに天満橋近くの「日本海洋レジャー安全・振興協会」までやってきました。

これで私の大阪城通いも一段落です。

免許証を交付してくれる近畿運輸局まで、大阪城の外堀沿いに歩くことにしました。

途中には大手前高校。

こちらが母校のクライアントを思い出します。

すぐ近くに大阪府庁。

若い頃は建築確認申請でかなりいじめられました。

こちらの勉強不足も一因なので、鍛えて貰ったとも言えるのですが。

そして大阪府警察本部、大阪歴史博物館までやってきました。


植込みにあったユキヤナギも花が咲きだしています。

ここまでくれば、谷町四丁目にある近畿運輸局はすぐそこ。

11階で無事、小型船舶操縦免許証を交付してもらいました。

特殊とあるのは水上バイクも可とのこと。分かっていませんでした。

ついでに1級建築士の免許証も載せておきます。

現在建設大臣はいないので、国土交通大臣となっているのでしょう。

平成9年は1997年。この時はお金がないので、独学で受験しました。考えてみれば、昔から独学ばかりです。

効率を考えればという話もよく聞きますが、独学は何もない所から始めるので応用が効くのが良い点でしょう。

また、小型船舶免許のほうは、全部合わせても1万円は掛かっていないので、もし落ちたらまた受ければいいと思っていました。

高校野球が開幕し、球春を迎えますが、古豪、徳島の池田高校の故・蔦監督の言葉を紹介してみます。

「負けるのは不名誉ではない。不名誉なのは負けて駄目な人間になることだ」

やはり「上手くいった」と報告したいですが、そうはいかないことも多々あります。

尊敬する京セラ、auの創業者、稲盛和夫さんが主宰していた盛和塾はなくなりました。

しかしその後継塾はあり、来月、久し振りに経営体験発表をすることになりました。また6月後半には、「若い建築士の方たちに、先輩として何か役に立つ講演」をすることも決まりました。

勝ったことも、負けたことも、洗いざらい話してみたいと思います。

先の蔦監督は、「人生は敗者復活戦」と喝破したそうです。

何度負けても、立ち上がりさえすれば負けとはなりません。青春時代を生きる若者を叱咤しながらも、自らにも言って聞かせていたのだと思うのです。


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2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
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