先週土曜日、阪神電車にのる機会がありました。
大阪-神戸間は3路線が競合する激戦区です。
海側から阪神、JR、阪急という並び。
阪神電車は、海側までいち早く梅田のビル群から遠ざかります。
それで淀川越しの景色はなかなかのものです。
朝一番、15分程で甲子園駅までやってきました。思いのほか人出があります。
甲子園と言えばもちろん阪神タイガース。
タクシーもこの通りですが、流石にこの時間から試合はないはず……
聞くと、春の選抜高校野球の開会式が、順延でこの日になったそうです。
どうりで警察官を見掛ける頻度が高い訳です。
出場校の宿も目にしました。
まず安全に、そして自分達の持てる力を出し切って欲しいものです。
先月の初め、2級小型船舶操縦士を、1級にランクアップする計画をたてました。
時間も無いのでボートスクールには通わず、独学で受けることにしたのは、YouTube先生を見つけたから。
先週、試験の点数を報告しましたが先生のお陰で無事合格していました。
合格証明書を貰いに天満橋近くの「日本海洋レジャー安全・振興協会」までやってきました。
これで私の大阪城通いも一段落です。
免許証を交付してくれる近畿運輸局まで、大阪城の外堀沿いに歩くことにしました。
途中には大手前高校。
こちらが母校のクライアントを思い出します。
すぐ近くに大阪府庁。
若い頃は建築確認申請でかなりいじめられました。
こちらの勉強不足も一因なので、鍛えて貰ったとも言えるのですが。
そして大阪府警察本部、大阪歴史博物館までやってきました。
ここまでくれば、谷町四丁目にある近畿運輸局はすぐそこ。
11階で無事、小型船舶操縦免許証を交付してもらいました。
特殊とあるのは水上バイクも可とのこと。分かっていませんでした。
ついでに1級建築士の免許証も載せておきます。
現在建設大臣はいないので、国土交通大臣となっているのでしょう。
平成9年は1997年。この時はお金がないので、独学で受験しました。考えてみれば、昔から独学ばかりです。
効率を考えればという話もよく聞きますが、独学は何もない所から始めるので応用が効くのが良い点でしょう。
また、小型船舶免許のほうは、全部合わせても1万円は掛かっていないので、もし落ちたらまた受ければいいと思っていました。
高校野球が開幕し、球春を迎えますが、古豪、徳島の池田高校の故・蔦監督の言葉を紹介してみます。
「負けるのは不名誉ではない。不名誉なのは負けて駄目な人間になることだ」
やはり「上手くいった」と報告したいですが、そうはいかないことも多々あります。
尊敬する京セラ、auの創業者、稲盛和夫さんが主宰していた盛和塾はなくなりました。
しかしその後継塾はあり、来月、久し振りに経営体験発表をすることになりました。また6月後半には、「若い建築士の方たちに、先輩として何か役に立つ講演」をすることも決まりました。
勝ったことも、負けたことも、洗いざらい話してみたいと思います。
先の蔦監督は、「人生は敗者復活戦」と喝破したそうです。
何度負けても、立ち上がりさえすれば負けとはなりません。青春時代を生きる若者を叱咤しながらも、自らにも言って聞かせていたのだと思うのです。
■■■ 『ESSE-online』にコラム連載開始■■■
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」
■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■1月6日『Best of Houzz 2022』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
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