週末は夏のような日差しでした。
冬の間は葉を落としていた公園の藤棚。
新芽が少しずつ顔を出していました。
すでに4月の中旬ですが、残り桜まで見ることができました。
近年は開花が早くなる一方だったので、こんな年があると気持ち的にはほっとします。
温暖化が収束した訳ではないにしても、です。
クマバチがホバリングしてから飛んでいきました。
どの花にするか、品定めをしていたのでしょう。
「クマバチ」とかいても読み方は「クマンバチ」。どことなくユーモラスで憎めないヤツです。
イチョウの若葉は色鮮やか。
こちらの木は青々としています。
同じ樹種でも、これほど違いがあるのが自然です。
普段はなかなか買い物に行けないので、休日の会社へ行く前に、日用品や食料を補給します。
焼き鳥を安く売っている店では、朝早くから店員さんが準備をしていました。
働き方は人それぞれですが「勤勉」を見て、嫌な気持になることはありません。
新社会人も少しはペースが掴めてきた頃でしょうか。
弁護士でタレントの橋下徹さんが、大阪府知事に当選したのは2007年の12月でした。就任後、以下のような話が、ニュースでよく取り上げられました。
就任当初、大阪を大きく変えるために、始業前の朝礼を提案すると、府幹部から「始業前の朝礼は超過勤務になる」と指摘されます。「ならば勤務時間中のたばこ休憩や私語は全部減額させてもらう」と反論したそうです。
2008年の3月。 若手職員との初めての朝礼で、この話を披露しました。
すると、ある職員が立ち上がり「どれだけサービス残業をやっていると思っているのですか。あなたはきれいなことを言っているが、職員の団結をバラバラにするようなことを言っている」 と発言。
「ありがたい意見。是非議論を」と返したのです。
府幹部の意見、職員の意見が100%正しいので、何か意見を書くことは止めておきます。多くのリーダーは同じ気持ちでしょうから。
1994年の4月。社会人1年生の私が、喜んで早出して掃除をしていたかと言えば、それはありません。
全く反対で「仕事って長いなあ」と思っていました。9時半始業で、終業は21時半くらい。少し遅くて23時くらいは普通で、確かに長かったのですが。
しかし今、そんなことを思うことはありません。
従業員から経営者になったのもありますが、私を必要としてくれる仕事があり、ただそれに応えたいとハチのように働いてきただけです。体の持久力も、精神の持久力も1年生の時と全く違うからです。
残り桜と若葉が瑞々しい公園で、30年前を少し思い出してから会社に向かいました。
今年の桜はこれで見納めでしょうか。
最後にもう一度、2024年の桜を上げておきます。
■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞
■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』に「回遊できる家」掲載
■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載