タグ別アーカイブ: 田植え

引き寄せて頂くの法則‐2007‐

ゴールデンウィークが終わったと同時に、新型コロナがインフルエンザ同等の扱いになりました。

マスク着用は個々の判断に委ねられますが、そんなことを忘れてしまうくらい平常化が進んでいることを感じます。

今日も大阪駅から、兵庫県太子町の「ささき整形外科クリニック デイケアセンター」の現場へ電車で向かいます。

淡路島のある、明石海峡あたりの景色は、いつ見ても良いものです。

現場周辺の田んぼも、間もなく田植えでしょうか。

畝に紫の花が咲いていました。

みっちり3時間の打ち合わせを終え、帰りは網干駅から普通に乗ります。

姫路で新快速に乗り換え、夜の明石海峡を通過して再び大阪へ。

「引き寄せの法則」の解釈は色々ありますが、「求めあう人が出会ったり、強くイメージしていれば実現しやすい」ということだと思います。

何度も「いい景色だなあ」と眺めていたからか、3月に現地訪問と行政調査をした、淡路島のプロジェクトが現在進行中です。

多くのプレゼンテーションを控え、本当に有難い限りです。

実現するには、期待に応えなくてはならないので、ここからが正念場ですが。

現在も1組おられるのですが、クライアントの苗字が同じケースが結構あります。

これまでの約100組中で、5組ほど居られました。

苗字の数は30万種類あると言われるので、苗字が重なる確率はかなり低いはずですが、同時進行の状態に限っても3組あったのです。

「引き寄せの法則」を意識してしまいます。

オファーを頂いたクライアントと良い仕事をする。

その仕事を、発表させてもらう。

それを見た人からオファーを頂く。

「引き寄せの法則」 というよりは、「引き寄せて頂くの法則」かもしれません。

縁なのか、必然なのか、そういっためぐり合わせは、やはりあると思うのです。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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セミナー開催。花ならアザミのように‐1913‐

一昨日、関西も梅雨に入りました。

田植えの季節でもありますが、梅雨入りは例年より8日遅いそうです。

7月後半に竣工写真の撮影があるので、それまでに明けてくれると良いのですが……

この時期、花にとっては最高の季節でしょう。

あちこちの庭先で、さまざまな花が咲きみだれています。

道路脇の植込みで、アザミが淡い紫の花をのぞかせていました。

この花は、スコットランドの国花だそうです。

その由来が色々とでていましたが、一番多かったのは以下のようなものでした。

スコットランドを夜襲しようとした兵士が、足音を気付かれないよう裸足で忍び込んできました。

ところがアザミを踏みつけてしまい、その痛みに声を上げたことで敵襲に気付き撃退、勝利した。

それから国花になり、王家の紋章にもなったそうです。

何とも勇ましい逸話ですが、それを連想させるのに十分な姿形をしています。

プロ向けなので告知していなかったのですが、6月22日(水)にセミナーの講師をします。

先月から、大阪府建築士会のWebサイトではスライダーの一番最後に告知されていました。

「若い建築士の方たちに、先輩として何か役に立つ講演をできないか考えているのですが」と相談を貰ったのが1月。

講演は色々しましたが、同業者に向かって話をしたことはありません。しかも、お代が掛かることも分かっていませんでした。

しかし8名の申し込みがあったと連絡がありました。

自慢話でなく、ただの理想論でなく、どうやってこの26年間働いてきたのかを洗いざらい話してみたいと思います。

花ならアザミのように、ピリッと役に立てれば一番嬉しいのですが。

■■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

これが私の生きる道‐1486‐

 郊外を走っていると、田植えの季節だとわかります。

 温暖で多湿な日本は、放っておくと何かが生えてきます。

 雑草の手入れを最小限にするために考えられたのが水田という手法です。

 苗床といったか、小さな苗がぎっしりとあります。

 植えられてすぐは水面が広く、まるで水盤のようです。

 本日、houzzというサイトで「あちこちでお茶できる家」を取り上げてもらいました。

 「心地よい暮らしを追求する都市型住宅、大阪の家12選」の中の1軒です。

 正直、1番目でなく少しがっかりしていたのですが。

 こちらのクライアント、この時期は田植えでとても忙しく、打合せを1ヵ月くらい空けたことを思い出します。

 立派な家業があるのですが、代々の兼業農家でもあり、この時期は家族総出なのです。

 田植えが始まったということは間もなく梅雨。九州と四国で梅雨入り宣言がありました。

 先週金曜日はトレジャーキッズたかどの保育園へ、追加の撮影に行っていました。

 鯉のぼりも青空の下、気持ちよさそう。

 何とか梅雨までに、一通りの撮影を済ませたかったのです。

 「中庭のある無垢な珪藻土の家」は少し雲がありました。

 それでも粘って、粘って青空に。

 「碧の家」は快晴でした。

 晴れると色がさらに映えるのです。

 日本人として、利休の唱えた「詫び錆び」の精神を理解しているつもりです。

 クライアントに求められなければ、私から原色を使うことはありませんでした。

 しかし、色彩に対して吹っ切れたのは、「あちこちでお茶できる家」を設計してからだと思います。

 スタート当初「生活には沢山の色があるので、まずは背景としての色使いから考えたほうがよいのでは」と言っていました。

 「人は、建築は自由であるべき」と唱えていたにも関わらず、です。

 しかし、ご家族の「大好き」や「本気の夢」を私が止める理由など全くありませんでした。一緒に考え、悩み、幸せの景色を創造できたと思っています。

 この春に撮影した写真が続々と届いてきます。

 それらをまとめ、整理して世間へと発表。そして、自分達の存在意義を問います。

 営業にでる訳でなく、誰かに仕事を紹介して貰う訳でなく、ただこのルーティンを延々と繰り返し、オファーを貰い続けてきました。

 そう考えれば、奇跡的だなと思うことがないでもありません。

 謙虚でありたいと思いますが、意味もなく頭を下げるのは嫌いです。定期的に付き合いがあるから発生する仕事も不要です。

 何故なら、本気で求めてくれるクライアントと仕事をしたなら、そのような仕事はとても出来ないからです。

 この日記もそうですが、どこかで、誰かの目に触れることを信じて、または夢見て、描き、創り、撮り続けます。

 何の担保もありません。しかし、これが私の生きる道だと思っているのです。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

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