タグ別アーカイブ: トボトスロープ

感謝、感謝、感謝、すぐに忘れる感謝‐1622‐

 日曜日の朝は、阪神高速も空いています。

 環状線から守口線へ。

 そのまま淀川沿いを走り、母校へ向かいました。

 高槻高校の文化祭に参加するのは、もう6回目くらいでしょうか。

 OB組織の槻友会が出展する「頼れる卒業生」による無料相談会。

 今年も参加してきました。

 医師、弁護士、公認会計士、税理士が並ぶ中、私が担当した「劇的ビフォーアフター」の映像が流れ続けるという、恥ずかしい状況は今年も同じで……

 それでも、建て替え、リノベーション、リフォームと3名の方の相談にのらせて頂きました。

 更に、同級生が2人、同級生の奥さんも少し顔を出してくれ、担当の9時から12時はあっという間に終わってしまいました。

 本当に有り難いことです。

 軽音楽部のOBでもあるので、ライブも少しのぞき見。

 中庭での弾き語り君への声援は、やや少な目でした。

 しかしそんなことは関係ありません。今、君は輝いているのだから。

 母校を後にして、高速、山道を走ること3時間。

 この休みを逃したら、いつ来れるか分からないと思い、1ヵ月振りにやってきました。

この場所があるだけで、どれだけ救われることか。

 言ってみれば大人の遊び場です。

 夕方、皆が帰り出す頃にボートを降ろして貰いました。

 早速、湖上にでたのです。

 幸先よく1本目。

 もう1本追加してこの日は終了。

 急遽やってきたので、この日は車中泊。

 中秋の名月の翌日、美しいお月さまが湖面を照らすなか、爆睡でしたが。

 その分今朝は早起きで、備後川の最上流部へ向かいました。

 1ヵ月前、長男と来たときは2番着で、この少し下流で釣ったのです。

 この日は先行者も居らず、大きなルアーで攻めますが、どうも魚と波長が合っていない感じ。

 極端に小さなルアーに変えた途端きました。

 この大口君です。

 かなり痩せてはいますが、口開き尾閉じで56cm。

 「17年振りの60cmアップか、いや無いなあ~」とひとりで盛り上がっていたのです。

 最上流部はかなり魚が濃かったのですが、ほぼ誰も上がってこずで、6、7本釣ったでしょうか。

 坂本筋へ移動して3本追加。会心のゲームでした。

 三連休ということで家族連れが多く、和やかな景色です。

 早めに昼食をとって、昼寝も済ませ、3時頃には大阪に戻ったのです。

 今年の50cmオーバーは、4月に釣った1匹目以来だと思います。

 それもこれも、家族3人で縫ってくれたというこの「爆釣お守り」のお陰です。

 感謝は不平不満の対極にある、成長と成功への片道切符のようなものです。

 よって、常に感謝を心掛けなければなりません。

 仕事への感謝も、大自然への感謝も忘れることはありませんが、すぐに忘れてしまうのが家族への感謝です。

 分かっているだけましだと思って貰うしかないのですが。

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『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
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『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

愚痴は土俵外へ‐1542‐

 いつもお世話になっている、トボト・スロープの忘年会に参加させて貰いました。

 ダム湖での釣りは一種独特です。

 放流し続ければ水位は下がり、雨が降れば一気に増水します。

 海のような港は作れないので、スロープに固定した浮き桟橋が港代わり。

 そのボートを上げ下ろしする拠点がトボト・スロープです。

 忘年会と言っても、奈良県下北山村までは車で片道2時間半。

 コテージを借り切っての会でした。

 私は初めてでしたが、常連の人ばかり30人程が参加。

 超が付く釣り好きだけが集まります。

 地元猪肉の焼肉は、わさび醤油で。

 ぼたん鍋に、カキの蒸し焼き。

 タコのから揚げは、お客さんが釣った本物の明石ダコ。

 最高に美味しかったのです。

 トボト・スロープの店長、Tさんは奥さんと一緒にフル稼働でした。

 忘年会というよりは、お客さんの慰安会のようで、申し訳なくもあり、有り難くもあり……

 釣りという遊びの性格上、夏なら朝5時にはオープンします。超の付く釣り好きは、日没まで釣りをします。

 それでも、普段からニコニコと笑顔を絶やしたところを見たことがありません。

 面白いことに気が付きました。

 好きな釣りの話が中心にあるので、ネガティブな会話はありません。

 お酒が入り、ちょっと声が大きくなる人はいても、不平不満や愚痴が充満してる空気とは正反対です。

 先日「盛和塾」の解散を発表したばかりの稲盛和夫さんは「不平不満や愚痴の対極にあるのが感謝」だと仰っていました。

 感謝の気持ちというのは、自分が他の存在に対してへりくだる気持ちがなければ沸いてこないとも言われます。

 建築家という職業も、釣りという遊びも、また奈良にある大自然も、私より上位にある存在です。

 私が生み出したものではないからです。 

 心の中はいつも「感謝」と「不平不満や愚痴」が押し合いへし合いしています。

 「不平不満や愚痴」を辞めるというより、「感謝」に押し出して貰う方が簡単なのかもしれません。

 これを「感謝の寄り切り」としたいと思います。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映

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ギャラクシーブックスから11月27日出版
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【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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晴れの日も、土砂降りの日も‐1508‐

 世はお盆休みです。

 建築業界では、15日(水)あたりまでを休暇とする会社が多いでしょうか。

 週末は長男と休みが合い、池原ダムへ行っていました。

 6月に行った前回から、面白さのステージがひとつ上がったようで、「行こうか?」と聞くと即答でした。

 気温的には30℃を越えていますが、滝からは谷筋の涼風が吹き降ろします。

 おのずとそんなポイントを回るのは、こちらの都合と魚の都合が一致するから。

 木陰に人が集まるように、条件が厳しければ魚の居所は絞りやすいのです。

 長男も今までで一番釣っていました。

 面白いと思えば、自分でしてみたくなります。

 ようやく一通りのことが出来るようになりました。

 暑い暑いと言っているううちに、山上湖では結構な数のトンボが飛んでいます。

 暦の上では立秋を過ぎました。

 長男も満足していたので、この日は昼前に上がりました。

 こうしてスロープでボートを上げ下ろしして貰います。

 セルモーターが回らない場面があり、湖上で少し慌てました。

 ボートもここに駐艇しているのですが、店長がエンジンを見てくれました。

 エンジンをかける時、セルモーターのギア部分がせり上がるのですが、そこがスムーズに動いていなかったようです。

 丁寧にグリスアップしてくれました。

 機械はいつも私の都合に合せてくれますが、メンテナンスをしなければ、言うことを聞いてくれないものです。

 昨年のお盆休みは、トレジャーキッズたかどの保育園の追い込みで、47都道府県制覇の旅を年末に延期しました。

 今年もあるプロジェクトの追い込みです。

 休んだお盆も多々あるのですが、何故か仕事をしている場面ばかり思い出します。人は本当に弱いものです。

 27歳から3年程の間、ひどい鬱に悩まされていました。

 何件かの病院で診察を受けましたが、こんなことを言ってくれた先生がいました。

 「あの人は何故あんなに休みがあるのだろうとか、何故若くしてあんなに給料を貰っているんだろうとか、人はどうしても周りと比べてしまう。

 それがストレスになって、精神をむしばんでいくのだろうね。

 でも、それは当たり前だから、趣味が一番で仕事が二番くらいの考え方が良いだろうね」

 解散してしまったSMAPのヒット曲ではありませんが、人はどうしても人と比べたがるのです。

 それらを認めた上で、自分の生き方、働き方を決めなければなりません。

 仕事があるうちが花。また、今週末も旅行が控えています。また、何としても完結させなければなりません。

 人は比べたがります。でも比べないと決めるしかありません。

 晴れの日も。

 土砂降りの日も全て受け入れて、自分の道を行くしかないのですから。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
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