タグ別アーカイブ: BBQ

焼肉カレー‐1718‐

 一昨日の土曜日から夏季休暇に入っています。

 大和三山のひとつ畝傍山を横目に大和高田バイパスを東へ。

 さらに169号線を南下します。

 長男と池原ダムにやってきました。

 彼と来たのはかなり久し振りのはず。

 まずは景色のよいところを回ります。

 何とか1匹は釣って貰いたいので、厳選を重ねたポイントに入りました。

 幸先良く1匹を仕留めましあた。

 その後もコンスタントに追加し、早々に撤収です。

 彼も定期試験が終わったばかりで、移動中は良く寝ていました。

 釣りに来たというよりは、むしろ「大好物を食べる旅」がコンセイプトです。

 まずは焼肉です。

 なかでもお勧めは「豚バラファイヤー」。

 脂がおち、カリカリにになるまで焼き上げると、いくらでもご飯が進むのです。

 翌日も天気にめぐまれ、2、3匹釣ると、早めに宿へ帰りました

 カレーも長男の大好物。

 娘は舌が繊細で、辛い物が大の苦手。それもあってカレーが食卓に上らないのです

 我慢している分だけ美味しかったはずです。

 心残りは、鍋で炊いたご飯に芯が少し残っていたこと。

 あまり失敗したことがないので、またこちらはチャレンジです。

 少し昼寝をしてから、長男を橿原神宮前まで送ってきました。

 今年の夏季休暇は、池原のバンガローを5連泊で取っており、もう一組ガイドする予定になっています。

 続きは木曜日に。
 

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

ほんとの外食に‐1690‐

 緊急事態宣言は全都道府県を対象としたまま、5月末まで延長されると発表されました。

 朝の新聞に、感染拡大がゆるやかな地域では公園や図書館は開放可能とあり、娘が喜んでいました。

 しかし実際には、東京や大阪は「特定警戒都道府県」となり、この限りではないようです。本好きの娘はがっかりしているでしょう。

 それでも、大阪では新規感染者が10人台という数字を見ると幾分ほっとします。1ヵ月間の我慢の結果が確実に表れているのです。

 状況によっては、14日に部分解除もありえるともありました。

 どこの家庭もそうだと思いますが、春休み、ゴールデンウィークとどこにも行けないので、実家の屋上で再び焼肉です。

 これがほんとの外食。

 いついかなる場合でも、30分あれば野外で食事ができる準備はしてあります。

 子供達はそこまでの野外好きではないのですが、火のおこしかたくらいは教えておきたいところです。

 将来、友達同士でBBQでもするときは、何も食べなくていいから、火をおこし、準備し、焼いてあげなさいと伝えてあります。

 子供大好きのタン塩も、炭火でやけばさらにレベルアップ。

 長男は炎がでるような霜降りよりも赤身好き。なので、高い肉を買って帰ってもそれ程喜びません。

 むしろ歯ごたえのある赤身の方が好きで、意外に味が分かっているのかもしれません。

 サツマイモは2人とも大好き。

 魚介もこれまではあんまりでしたが、イカは2人とも食べるようになりました。

 子供は日々成長していくものです。

 月に何万円も食べるのですから、そうあってもらわないと困るのですが。

 私も焼きながら食べますが、基本ホストのつもりです。

 ゲストが喜んでくれればそれが一番。

 ただこの外食は、便利過ぎて限りなく内食に近い外食ですが。

 小さい時から親に連れられて海へ行き、船をだし、獲物をとって、そこでさばいて食べていました。

 学生になり、友達や後輩を連れていくと、びっくりするくらい喜んでくれるのです。

 ただ、10人も20人もの体育会の食べ盛り君たちを連れていくので、失敗は許されません。

 前日は何度も何度もシミュレーションし、準備します。

 当日は早朝から船を降ろし、沖へでます。獲物を確保したら、11時までには浜に戻っておきたいところ。

 そこからマッハで食事の準備をします。食べ盛り君達にはひとまず焼肉を食べておいてもらい、少し落ち着いてきたら、魚や貝をさばき始めます。

 刺身、唐揚げ、浜鍋など料理と言う程の物ではありませんが、そこは食材と景色がカバーしてくれるのです。

 日が暮れるまで目一杯遊び、家に帰った時はもうクタクタで、泥のように眠ります。

 しかし、全てがイメージ通りにいった時、何とも言えない充実感があるのです。

 「誰かが心から喜んでくれた」という経験をさせて貰ったのは、とても大きかったかもしれません。

 誰と、何処で、何を食べるかで、味も気分も全く違ったものになります。

 「空腹は最高のソース (Hunger is the best sauce.)」

 という諺がありますが、

 「野外は最高のレストラン(The outdoors is the best restaurant.)」

 も加えて貰えればと。英語が合っているかは分かりませんが。

 なぜこれだけ野外が好きなのか、自分でも分かりません。何せ屋内を創るのが私の仕事ですから。

 もし14日に解除され、ほんとの外食に出掛けられたらどれだけ嬉しいことでしょう。

 ひとまずもう2週間、頑張れ日本、なのです。

A photograph is wonderful.

2010年8月 福井/敦賀

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
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子供のビデオ-1644‐

 東京や大阪は、中心部まで高速道路でアクセスできます。

 非常に便利ですが、交通渋滞を引き起こす要因にも。

 世界の都市を見ると、幹線道路は郊外までが一般的で、珍しいケースと言われています。

 府道2号(中央環状線)は、一般的には「中環」と呼ばれる幹線道路。

 「外環」(国道170号線)と共に、大阪の中心部をぐるりと囲むように走る、由緒正き幹線道路と言えます。

 「中環」で堺に入ると「大泉緑地」が見えてきました。

 中環を挟んで南にある、「堺市立のびやか健康館」はゴミ焼却場の熱を利用した、健康・スポーツ施設。

 そのフォルムから想像できる通り黒川紀章の設計です。2000年の完成。

 大泉緑地も子供が小さい時には良く来たなと思い、少し立ち寄ってきました。

 色づく樹々に誘われ、小道を進むと園内はまさに極彩色。

 樹々をみるなら最も美しい時期かもしれません。

 平日だったので少な目ではありましたが、食べ物の焼ける匂いが風に鼻に届きます。

 消し炭捨て場がある通り、BBQ可能なエリアがあり、まさに憩いの広場となっているのです。

 さらに歩くと、遊具のあるエリアにでました。

 数組ですが、2歳から4歳くらいの子供を連れた家族が、遊んでいます。

 この大きな滑り台も懐かしい。

 この遊具は、上がり下がりが大人には結構大変で、汗をかきながら付き合ったものです。

 紅葉もまさに盛り。

 この遊具は、いったい何と呼ぶのでしょう。

 昔は前後に動いていた気もするのですが……

 公園もあちこち行ったので、記憶は曖昧ですが。

 小さなブランコがついていたらしい遊具は、カゴの部分が撤去されていました。

 危険回避の観点から、ブランコのない公園が増えたという記事もありました。

 管理する府の立場からすると難しいところだと思います。

 しかしこれだけ広い芝生はなかなか無いので、本当に貴重な公園です。

 実は週末にもう一度、大泉緑地を訪れました。

 帰り道、車から見えたイチョウが、あまりにも美しかったからです。

 夕方だったので少し影がでていましたが、それでも多くの人が、シャッターを切っていました。看板もイチョウですし(笑)

 観光客らしい韓国人の若い女性も、互いに写真を撮りあっていました。

 日本の秋は世界一美しいと言っても、叱られることはないでしょう。

 クライアントと打合せをしていた時、子供が小さい時に撮ったビデオの話になりました。

 「そろそろ整理をしないと」という話になり、夫婦で少し観てみたそうです。

 初めは自分達も若く、子供達も幼く「可愛いね」と言いながら観ていました。

 可愛いのですが、段々とどちらかと言うとプラスではなくマイマスの気分になってきたそうです。

 そして、「次は葬式の時にでも流して貰えばいいか」という話になったそうです。

 お子さんは成人されていますが、ご夫妻とも私と同じような年代です。

 いつも明るくポジティブご夫妻だったので、その感想に若干驚きましたが、理解できる気もしました。

 若い父親、母親の余裕の無さは、観ている自分が一番分かっているはずです。

 子供はただ可愛いでは済まず、立派に、力強くその人生を生き抜いて貰わなければなりません。

 あんなことも出来たんじゃなかっただろうか、こんな言い方なら、最も上手く伝えられたのでは、と色々な場面が蘇ってくるのだと想像します。

 それは、ただ楽しいだけの時間ではないかもしれません。

 人は後悔をする生き物です。だからこそ人類はこれだけの進化を遂げたのだとも思うのですが。

 自分の葬式に、ビデオが流れるのは悪くないかもしれません。ただ、撮ったのは殆ど私なので、私自身の出演は無しです。

 そう考えると、葬式は子供達、子孫へエールを送る場なのかもしれません。

 秋には人生の晩秋を想い、春には青春を思い出します。

 四季は、仮の人生を1年で経験させてくれます。

 台風や地震と共に、恐ろしくも繊細な自然が、日本人のメンタリティに大きく影響を与えているのは間違いないと思うのです。

■■■『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』2019年9月30日発売に「回遊できる家」掲載

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【News】
『大改造!!劇的ビフォーアフター』7月21日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
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私の年輪‐1597‐

 前回は、長男の試合を観に行ったあと、近鉄奈良駅に向かったところまで書きました。

 近鉄奈良ビルは、坂倉準三の設計で1970年竣工なので私と同い年です。

 駅近の商店街は、いつもながら賑わっていました。

 近鉄特急に乗るようになり、web会員になりました。

 それで、ちょこちょことポイントが貯まります。

 これが微妙な貯まり具合で、現在使えるのは難波までの特急券とのこと。

 30分、510円の贅沢です。

 ガラガラで、乗っているのは外国人旅行者ばかりでした。

 淀屋橋から京阪に乗り換えて、大きなクスノキのある萱島駅で下車。

 年に1回、OhanaでのBBQに呼んで貰いました。

 2009年の竣工で、今年は11年目を迎えます。

 元は駅の高架下で営業していましたが、写真スタジオの更なる可能性を模索するため、少しだけ離れたこの地に新築することになったのです。

 初めて相談に見えたのは2008年の2月。お父様とご一緒でした。

 共に37歳だったはずで、もう10年以上前から知っていることになります。

 昨年の台風では、シンボルツリーのオリーブが倒れてしまいました。

 再生は無理と言われたそうですが、それでも少しずつ芽がでてきています。

 生き物とは本当に逞しいものです。

 手書きの看板の横に有るエントランスを入ると、レセプションです。

 この床は、5年程前の豪雨の際に浸水し、一度やり替えています。

 建物も店主も、自然に負けないくらい逞しいのです。

 今お客さんは居ないとのことで、2階のスタジオにも上がってきました。

 床の直上に切った小さなFIX窓は、子供さんに人気。

 撮影の機材の多くは、前店舗から持ってきたもので、ミリ単位で設計したことを思い出します。

 Ohana石井さんと愉快な仲間たちは、私がパシャパシャやっている間にすでに着席。

 乾杯となりました。

 石井さんは、「守谷さんはビールが好きだから」と、いつも色々なビールを準備してくれています。

 自分が設計したお店の裏庭でこれらを頂く幸せは、何にも替えることができません。

 こんな重要なことを私が書いてよいのが分かりませんが(と言って書いているのですが)、実は府道の拡張によって、Ohanaは移転する必要がでてきました。

 私にとっての建築設計とは、唯一無二のものを創ることです。

 オーナー、店主の方々に「出来れば、○○2ndのような店づくりは避けませんか」と言ってきました。

 Ohanaは最たる建物で、2011年にはキッズデザイン賞を受賞することができました。

 あの20mm~30mmの精度で建てたH鋼35本を、もう一度建てて欲しいと言っても、建築会社は断るかもしれません。

 そのくらい、30代の私にとっては持てるものを出し切った仕事だと思っています。

 ここで写し取られた幸せの景色が、このスタジオの存在価値を何よりも雄弁に語ってくれるのです。

 こちらは奥さん作の石井さん。とっても良く似ています。

 作品は私にとっての年輪です。

 年輪は、冬の成長が遅い部分が濃く映るので、1年ずつの輪が見えます。それ故、労苦を伴う仕事こそが、年輪となるのです。

 石井さんは「出来れば次の店も守谷さんに」と言ってくれました。

 プレッシャーは正直ありますが、本当にそうなれば40代で培ったもの全てぶつけてみたいと思うのです。

■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載

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大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
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あなたにとっての太陽とは‐1388‐

 先週土曜日は、Ohanaへ行っていました。

 かやしまフォトスタジオOhanaは、オープンして間もなく8年になります。

 ピカピカではないぶん、より入りやすい雰囲気になりました。

 小物も色々と増え、よりカメラマンである石井さんの個性がでています。

 2階も勝手にのぞいて、撮影してきました。

 階段からみえるのがオリーブの木。

 当初は2m程度だったのが、2階の床より高くなるまで成長しました。

 草木の成長が、建物をより優しくしてくれます。

 壁にかかる数々パネルが、Ohanaのストーリーです。

 建築において、「出来上がった時が完成ではない」という言葉はよく聞きます。

 また「時間が経つにつれ、味わい深いものに」ということも同じくよく聞きます。

 屋根が銅板で、緑青がふいてくる。または檜皮葺きで、それらの色味が落ち着いてくる。

 そういった建物なら別ですが、安定を求められる現代建築において、それは決して簡単なことではありません。

 私の結論を書かせて貰うなら、それを実現するのは住まい手、使い手の愛情以外にありません。

 とびきりその建物を好きになって貰うしかないのです。

 好きだから、この空間にはこんなものが会うんじゃないかといつも考える。

 手入れはちょっと大変と聞くけれど、ここに合う木を植えてみようか、できるだけ美しくしておきたいとなるのです。

 私がどれだけ美しいと思っていても、クライアントが愛してくれなければ、何の意味もないのです。

 クライアントの好きと幸せを、ただただ掘り下げていく。それは「あなたにとっての太陽とはなんですか」という質問に集約されます。

 私の物創りの根幹はここにしかありません。

 2011年にOhanaで受賞したキッズデザイン賞は「私の考えは間違っていなかった」と思えました。

 何より、Ohanaが地域の人々に愛されているという現実が、1番の自信になるのです。

 この日は、裏庭で行われたBBQに呼んでもらっていました。

 ここまで雨の少なかった今年の梅雨ですが、週中からは雨が降るようです。

 この世に変化しないものはありません。

 人は変わる。変われるでは無く変わるんです。

 調子がいいからずっと同じ状態でいたいと言っても無理なんです。

 ならいいほうに変わろうよと、僕はいつも言ってるんですよ

-王貞治-

 もしかするとOhana第2章が始まるかもしれません。

 その時は、前回とは違った深さまで、掘り下げてみたいと思います。

 変化を恐れず、新たな頂きを目指したいと思うのです。

BBQが入社試験なら‐1217‐

 今日の大阪は久し振りの雨でした。

 昨日から11月に入りましたが、10月は本当に雨の少ない月でした。

 明日が「松虫の長屋」の撮影で、気を揉んでいましたが、何とか晴れてくれそうです。

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 雨予報がずれて、日曜は晴れ空に。

 滋賀県の朽木に行っていました。知人がバンガローをとってくれたのです。

 大人7人、小学生が7人。初対面の子もいましたが、打ち解けるのに大した時間は必要ありません。

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 男子チームは、大きな滑り台を逆走して上がっていきます。

 誰も居ないのでよしとしょう。

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 土曜の晩は、BBQを準備してくれていたのですが、この日はハロウィンでした。

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 調子のりの3年生が居ると、かなり盛り上がります。

 人気者=被り物好きの構図です。

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 お母さん方の仮装はありませんでしたが、カボチャをくり抜いての力作でした。

 入社試験として、皆でBBQをする会社があると聞きます。

 周りは見えているか、協力しながら料理を進められるか、人の役に立とうと思っているか。なるほど、試験にはうってつけです。

 炭の前に陣取って動かない人は、生き物としてのバイタリティーは強いのですが、チームプレーである仕事では、危惧せざるえません。

 この日は、女性5名、男性2名と、ほぼ女子会。のんびりと楽しい会でしたが。

 もし試験をするなら、炭が濡れている、ライターのガスが切れている等、トラブルを含んでおいたほうが良いかもしれません。

 反対にもし自分が試験を受けるなら、飴でもいいので、少し口に入れられる物を持って行きたいところです。

 お腹が空きすぎて、良い仕事など出来る訳がないと思っていますが、これは反則でしょうか。

 お腹が空くのは本能です。それを、精神でコントロール出来るかは、人間性に大きく関わっている気がするのです。

 しかし、こんな事を書いてしまうと、もう誰も誘ってくれないかもしれませんが。