昨日は、朝から堺市美原区のスギタ農園へ。

造園屋さんが庭木買い付けにくる、一般的には「卸(おろし)」と言われる業態です。しかしアポイントが取れれば一般の人も可とのことでした。
今回で訪れるのは2回目。
前回は2014年、「黒壁の家」の庭木選定の時だったので7年振りです。

今回は「あの森のOhana」の石井さんとやってきました。
庭木と書きましたが、小さな森をつくるイメージです。

現Ohanaのシンボルツリーだったオリーブが、2019年の台風で倒れてしましました。
今回は「森」ですから3本選定しますが、やはりオリーブは外せません。

なかなか個性的な樹形のオリーブに決まりました。

常緑で幹、葉とも繊細な樹種はかなり少なく、よく選ぶ木です。
赤い実がなります。

最後はアオダモ。
以前は野球のバットの材料だっただけに、幹は細くとも粘りがあります。

2006年に完成した「下町のコンクリートCUBE」のアプローチで初めて選びました。

しかしこの日きくと「シマトネリコが出過ぎたのか、最近なら2件に1件は選ばれるんじゃないですか」と。
建築には流行などあまりないと思っていましたが、このSNS時代、何でも時流にのれば一気という気がします。
しかし良い木には変わりないので、枝が繊細な1本に決定しました。

秋に劣らず、冬も色とりどり。
まずはナンテン。

下草だと思いますが、真っ黒なものもありました。


「獅子柚子(ししゆず)」だそうです。

昨日は偶然にも冬至。
「獅子柚子」は「鬼柚子」とも呼ぶそうで、飛び切り大きな柚子が浮いた、鬼香り立つ柚子風呂を満喫しました。
庭木選びに行くと、そこで働く人達の人柄もあって、少しおおらかな気持ちになって帰ってきます。
自然の中で働くなら、こちらの都合は聞いてくれないでしょうし、自然に合せるしかないので我慢強くなるのかなと思っています。
今日は昨日より1分日が長くなりました。
寒さはこれからが本番ですが、日が長くなっていくのは特に嬉しいものだろうと思います。
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