
先週末は現場を回り、最後は「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場でした。
日曜日も宿泊し、海の日の月曜日は朝から池原ダムへ出撃です。

イベントが開催されており、トボトスロープも人で溢れています。

昨年の秋から、久しぶりにしっかり釣りができる時間が取れました。

もともと、この大自然が好きで通い始めました。
この景色の中で釣れたら、という場所がいくつかあります。
備後筋上流の、巨大岩壁前です。
紀伊半島には、巨大な岩石が多く埋まっていると言われています。
こちらの岸壁もひとつの岩のように見えます。20階建てのビルくらいの高さはあるでしょうか。
往々にして、釣りたい場所と釣れる場所は違うもの。
それでも絶景には変わりませんが。

今度は釣れそうな場所まで移動します。
坂本筋の上流部までやってきました。
岸際に魚が見えたので、その先にルアーをキャスト。

細いラインだったので、慎重にやりとりしました。
50cm弱、1.3kg。
超大物ではありませんが、それでも久しぶりに良いサイズで、何度もドラグをジリジリと鳴らすファイトをしてくれました。

その後、40cm前後を数本釣って10時頃にトボトスロープまで戻りました。

土曜、日曜と違ってこの日は晴れて、景色も最高だったのです。
「下北山村の古民家〈リノベーション〉」 仕事の相談を受けた時、うまく行けば、仕事のついでに釣りができるかなと思っていました。
しかし、やはりなかなかそうは行かず……
それでも、この仕事を引き受けて良かったと思っています。
私と同年代の棟梁を中心とした大工チームの3人、電気工事担当の2人、そして建築会社の社長と、しっかり連携が取れています。
現場の雰囲気がとても良いのです。
これまで担当したリノベーションの中でも、かなりの難工事ですが、的確に、確実に前に進めてくれます。

この仕事に関わらせて貰って分かるのは、大自然に囲まれていることが、全て長所とはならないことです。
鹿や猿の被害、湿気には、かなり住民は悩まされています。
それらを全て解決し、見事にゴールを迎えられるよう、ベストを尽くすだけですが。
これまで、遊びと仕事はきっちり分けてきました。
尊敬する、京セラ創業者の稲盛和夫さんは、単位時間あたりの採算を明確にしなさいと言われています。
その1時間に、どれだけの売り上げを上げたかを正確に把握するには、どれだけの時間を費やしたか記録しておかなければなりません。
今回は、遊びと仕事が混在しているので、これがかなり難しいのです。
ただ、たまにはそんな仕事があって良いのかなと思っているのです。
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