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建築家・守谷昌紀TV ヘリンボーンとサロンのある憧れの家「The Longing House」

■■5月13日『住まいの設計6月号』に「おいでよ House」掲載

■6月16日 『ESSE-online』に「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

◆メディア掲載情報

十万馬力だ‐1946‐

10月10日は「体育の日」。だと思っていたら「スポーツの日」でした。

2020年に変わったそうですが、聞いてないよ~と思っているのは私だけでしょうか。

週末は2ヶ月振りに池原ダムへ。

早朝、トボトスロープで準備をしていたら、続々とボートを牽引した車がやってきます。

埼玉ナンバーの車までありました。

試合が開催されるそうで、場内は満員御礼。

凄い熱気です。

そういった試合に出る人は、上手い人ばかり。

そうでない私はマイペースで、景気を楽しみながらボートを走らせます。

空は雲が高く気持ちよいですが、魚のほうはきまぐれです。

たまの釣行なので、サイズはともかく何とか魚の顔はみたいもの。

午前中は大物狙いで押しましたが、最後は痺れをきらして深いところに居る30cmクラスを1本。

天気もめまぐるしく変わります。

雨がぱらついたと思えば晴れてみたり。

あちこちを走り回りながら魚を探すのが、ボートでの釣りの醍醐味です。

今回の最大は42cm。

こちらは3mくらいの浅いところにいました。

秋は経験的にかなり苦労します。

水温22℃は魚にとっても快適で、どこにでも居るとも言えますし、見失えばどこにも居ないとなるのです。

サンデーアングラーとしては納得し、帰路につきました。

雨予報もあって早めに上がったのですが、雨濡れた秋の山道もよいものです。

帰り道、川上村にある柿の葉寿司の「松屋」に寄って帰ります。

この日は連休中日ということもあり、大繁盛だったそうです。

サバが8個しか残っていなかったので、サケを初めて買ってみました。

食わず嫌いは駄目だなと思うくらい、サケも美味しい!

このあたりには柿の葉寿司のお店が色々ありますが「松屋」のものが一番塩味がしっかりしていて私は好きです。

最近、近所の保育園からは、ずっと「鉄腕アトム」のに歌が聞こえていました。

運動会の練習だと思いますが、無事開催されたのでしょうか。

しかしこの時代の音楽はなぜこれほどに耳に残るのでしょうか。

『鉄腕アトム』 作詞:谷川俊太郎

こころやさし ラララ 科学の子  十万馬力だ 鉄腕アトム


リフレッシュを終えた昨日を区切りに、年末へ向けてラストスパートです。

私にも十万馬力が宿りますように。

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

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6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
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2月1日「アウトドアリビング」
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12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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建築家・守谷昌紀TV コンクリート打ち放し「H型プランの平屋」

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

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6月18日「シンボルツリー」
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建築家・守谷昌紀TV 大きなロフトがある、軒が深いから「おいでよ House」

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■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

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9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
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12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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魔法の間取りと、魔法のない敷地‐1940‐

昨日、 『ESSE-online』 でコラムが公開されました。

できれば月に1本は書いて欲しいと言われているのですが、前回から3ヵ月も開いてしまいました。

6月から9月にかけては、自分でも良く覚えていなくらい、あっという間に時間が過ぎてしまったのです。

今回は「冷蔵庫の位置次第でLDKがすっきり。調理もしやすくなる魔法の間取り4選」

タイトルは付けて貰うので、多少気恥ずかしい感もあります。


ただ実際に、冷蔵庫の配置がLDKに与える影響はかなりのものがあります。

図面も添えて解説しているので、良ければ読んで下さい。

昨日から台風14号が猛威を振るっていますが、九州では浸水の被害がでています。

大阪近辺は、真夜中あたりに最接近するようです。被害が少なければよいのですが。

普段は平地が暮らしやすいですが、こういった時には標高が高い方が水害には強いことになります。

大阪で言えば、天満橋、谷町四丁目あたりが上町台地の先端になります。

谷町四丁目から東の法円坂へ向かって歩いて行くと、さらに標高が上がります。

このあたりは海抜20m以上。

大阪歴史博物館のあたりです。

北東には大阪城とOBPが見えています。

中央大通りを挟んだ反対側。

南側には難波宮跡も見えます。

法円坂から谷町四丁目駅を見下ろすと、高低差が分かりやすいでしょうか。

最も標高が高く、安全な位置に宮殿が建てられていたのです。

土地を探しをしている人がいたとしても、この周辺の土地を買うのは大変ですが、国土地理院が公開している地図はとても参考になります。

中でも、この「活断層図」は土地の生立ちも分かるのです。

画像中央にある赤い半島が上町台地で、先端に大阪城があります。

濃いめの赤は「約十万~数万年前に離水した台地面」であることが示されています。

設計の依頼があった時、この地図を参考にすると、地盤改良の要不要がある程度想像できるのです。

先日「発掘調査」となった敷地も、淡い赤色上の敷地で、「約数万~数千年前に離水した台地面」だということが分かっていました。

それで、地盤改良が不要だったうえに、土器まで出土したのですが。

これまでに設計させて貰った土地も、 「活断層図」 で調べると納得できることばかり。

「なぜここに段差があるんだろう」と思っていた場所が、断層によるものだったことが分かったりもしました。

もしかすると、土地の調査をしている時が、一番ワクワクしている時かもしれません。

また、「年代別の写真」をみることもできます。街が発展していく様子が分かりやすく、面白いのでお勧めです。

間取りは工夫によって、無限の可能性があります。

しかし、土地に関しては全て受け入れるしかありません。

「温故知新」は孔子が説いた教えですが、土地に関しては古ければ古い程よいのです。

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

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9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
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2月14日「屋根裏部屋」
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稲盛塾長‐1935‐

8月24日に京セラを1代で世界的メーカーに育て上げた、稲盛和夫さんが逝去されました。

1984年には電気通信事業の自由化の際に第二電電企を設立。現在のKDDIに至ります。

2010年には政府の要請からJALの再建を無報酬で引き受け、わずか2年で航空業界の中で、最高収益をだすところまでV字回復させました。

経営の神様とも言われる稲盛さんが、ボランティアで若手経営者を指南下さったのが盛和塾です。

私は縁あって、2007年に入塾させて頂きました。

それで、私にとっては稲盛塾長です。

はじめの写真は、2010年の盛和塾世界大会のもの。

JAL再建の真っただ中にもかかわらず塾生に講和をして下さったのです。

盛和塾は2019年末で解散しましたが、年に一度、世界から塾生が集う世界大会は約5千人の参加がありました。

懇親会に至ってはこの広さの会場です。

京都や大阪の塾長例会でも1000人以上の参加がありました。

懇親会の後、全員で輪になって塾長が好きな「故郷」を歌うのです。

その謦咳に接しようと、いつも塾長の回りは人だかりでした。

盛和塾の塾長例会も、いくつかのスタイルがあるのですが、私は塾長が直接話をして下さる「塾長講和」が大好きでした。

静かな空間の中でメモをとるのですが、合せてスケッチもします。

そうしていると、日々の仕事の中でささくれだった心が、徐々に穏やかになって行く気がします。

実体験に基づく経営の講和ですが、それ以上にその空間に身を置いているだけで心洗われる気がするのです。

今でも十分な結果を出せているとは言えませんが、盛和塾に入塾していなかったら、「設計事務所なんて、維持できているだけでも大したもの」などと言っていたと思います。

塾長は、「あなた達も経営者なのだから、懸命に働き、利益を出し、しっかり納税する事で世の中の役に立ちなさい」と、塾生をいつも叱咤激励していました。

表紙の金文字がかすれてしまっていますが「京セラフィロソフィ 稲盛和夫」と書いてあります。

稲盛さんが考えだした経営手法「アメーバ経営」もよく知られていますが、その前に「フィロソフィが最も大切」といつも仰っていました。

全く素人だった電気通信事業で成功をおさめることが出来たのも、2人の部下だけを連れJAL再建を成し得たのも、全ては「フィロソフィのおかげ」だと。

全ての判断基準となるものがフィロソフィですが、儲かる儲からないでなく「人として何が正しいか」を常に基準としてもつべきだと 京セラフィロソフィの冒頭にあります。

そんな、真面目でストイックな塾長を尊敬していましたし、大好きでした。

2019年末の解散まで36年におよび、稲盛塾長は「あなた達のような、中小企業の社長が頑張れば世の中は必ずよくなる」と、盛和塾活動に多くの時間を割いて下さったのです。

まだまだ至らない元塾生ですが、教えて頂いた「経営の原点 12カ条」にあるとおり、誰にも負けない努力をし、立派な会社となるよう骨身を惜しまず働きます。

本当にありがとうございました。

そして心からご冥福をお祈りいたします。

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

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昭和の良いとこ、悪いとこ‐1934‐

昨日は、久し振りにエアコンなしで朝まで熟睡できました。

朝夕が涼しくなり始めると、どことなくホッとするのもです。

出掛けると言えば、現場か近所の散歩くらいですが、大阪の下町には昭和な建物が沢山残っています。

「大衆食堂」という言葉は知らない人のほうが多いかもしれません。

玉子丼は480円、昭和49年創業とあります。

こちらは昭和モダンといった感じでしょうか。

雀荘とスナックという組み合わせが、まさに昭和です。

エントランスのミラー貼りもいい感じ。

こちらは、立派な昭和の建物。

こういった2.5階建ての建物も、私の子ども時代に沢山建ちました。

各家庭にマイカーが1台という時代に合わせて考えられたのだと思います。

現在、オープンデスク研修に参加している学生は2002年、平成14年生まれです。

今日で5日目ですが、リノベーション計画の模型を作成中。真面目に取り組んでくれています。

実は彼女と同時に、もうひとりの学生がオープンデスク研修をスタートしました。

しかし、2日目の早朝「辞退したい」というメールが届きました。「考えてみた結果、私には合わない」という結論に至ったそうです。

オープンデスク研修というものは、そもそもが自由なものですし、辞退するのは一向に構わないと思います。

10年前、20日間研修の完走率が70%くらいだったと思いますが、最近は30%くらいでしょうか。個が尊重される時代なので、当然なのかもしれません。

ふと「昭和生まれは、悪いとこだらけ?」と考えることがあります。

20年程だったか、若者の討論番組を偶然見かけました。

MCは大人の男性でしたが、白熱する議論の途中でこんな発言をしました。

「相手を否定したり傷つけるために行うのは議論ではない。互いを理解しようと努力し、その上で建設的な結論を導くために行うものだ」

否定はひとつの意見であるのも間違いありません。また、舌鋒鋭いのも結構です。

しかし、この前提条件で行わなければ、そもそも話をする意味さえない気がします。

昭和の良いところは、敗戦⇒復興⇒高度経済成長期⇒バブルと、時代が上向きだったからか、熱量の多い人が多いところでしょうか。

悪いところは、そのような時代背景からか、「頑張れば何とかなるという」という精神主義的なところかなと思います。

討論に限らず、「互いに分かり合える」また「互いを知ろうとする」という心の傾向は、とても重要だと思います。

「個」を大事にすることも大切ですが、過ぎると「孤」になってしまわないかと心配するのです。

これも、昭和生まれのお節介かもしれませんが。

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ギフト、ギフテッド‐1933‐

朝、空を見上げるとウロコ雲?

巻雲?

どちらも高い位置にある上層雲で、秋の空でよく見る雲です。

稲穂もチラチラと見え始めてきました。

金色の麦、ではなくオノコロ草ですが、僅かながら秋が近付いていることを感じさせます。

「千葉の家」のクライアントから、今年も梨が届きました。

千葉の名産品「白井の梨」はジューシーで甘く、本当に美味しい。

この夏もギフトを頂いてしまいました。

「ギフト」には、天性の才能、特別な能力という意味もあります。

「ギフテッド」となると「特別な能力を与えられた人」と言う意味。日本語で言えば「天才」です。

映画「ギフテッド」は泣ける、温かいヒューマンドラマでした。

7歳の少女、メアリーは数学の才能における、いわゆる 「ギフテッド」 。

それゆえ普通の小学校教育になじめません。

不幸にも、天才数学者だった母が自殺してしまい、その弟のフランクが引き取り、育てていました。

フランクは褒められたタイプの大人ではありませんが、メアリーに対する愛情は大きなものがあります。

しかしメアリーの才能に気付いた学校、またフランクの母は、「彼女のためにはもっとよい環境で教育を受けるべき」と主張します。

最終的には裁判となり、フランクにはメアリーを育てる経済力がないと、母のもとで暮らすことになりました。

一旦はフランクもそれが彼女のためには良いと納得したのですが……

書きすぎたかもしれませんが、観ていない方は是非ご覧ください。

もうひとつ、夏前に届いたギフトを紹介してみます。

The Longing Houseのクライアントが、Google マップにつけてくれたレビューです。

冒頭の部分を掲載してみます。

1年前に新築をアトリエMさんで建築しました。

当時はハウスメーカーやビルダー、設計事務所など、15社以上は検討したと思います。

その中でアトリエMさんにお願いしたいと思った理由としては、未来の幸せの風景をクライアントと一緒に思い描くという考え、長年されているブログからも人物像が見えたこと、今までに設計された家や施設がそれぞれ「違う」ことでした。

家自体が特殊な構造を必要とすることと、家に対する自身のこだわりが強く早々にハウスメーカーなどは除外されていたものの、どの設計事務所・建築家さんにお願いすればいいか悩みました。

そして何名か気になる建築家さんの作った家を見て話を聞きに行きましたが、その中で思ったのが、個人の家であっても自身が設計した家を「作品」として自分の色を濃く出す方がまあまあいらっしゃるのです。

しかし、作られたものが「違う」ということは「クライアントの幸せの光景を作る」という考え方が実現されていると感じており、事務所を訪れご本人と話をしてみるとより確固となりました。

本当にこだわりを持っておられたクライアントで、正直、竣工に至るまでは大変でした。

それでもここまで書いて頂けたなら、全てが報われます。反対の言い方をすれば、大変だったからこそ、こういったレビューを頂けたのだと思います。

誰もが特別な才能や、能力を持っていたならと願います。

映画や小説の世界なら別ですが、現実の世界では、それはほんの一握りの人だけ。

それでも仕事に打ち込んでいたなら、時々こんなに嬉しいギフトが届くのです。

そういう意味では私もギフテッド?冗談ですが。

現在も、難航しているプロジェクトがいくつかあります。

全てのプロジェクトで、こんなゴールに至れるまで這ってでもやりきる覚悟なのです。

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記
『 建築家・守谷昌紀TV』

いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ‐1932‐

週末の天気はさえませんでしたが、今日は快晴でした。

私たちが中学生の頃は、2学期は9月1日からでした。

娘も今日から授業があると言っていましたが、最近は早いと聞きます。それで、昨日はスパワールドで1日遊んだそう。

暑い暑いと言っていても、いつか夏も終わります。

一度くらいは海で泳ぎたいと思っているのですが。

先週から、新しい現場がスタートしました。

https://youtube.com/watch?v=OnP3auyhZmw%3Frel%3D0

まだ現場日記の準備もできていませんが、土曜日から本格的に解体が始まっています。

重機の先端にフォークというアタッチメントを付けて、掴み、倒していきます。

今度は廃材をつかみ、脱着式コンテナに詰めていくのですが、その動きは極めて繊細。

https://youtube.com/watch?v=nDdxBCed768%3Frel%3D0

自分の手のように操るのです。

庭先には、少し残材が残っていました。

滑り台でしょうか。

随分活躍したのだろうと思います。

そして内部の壁には世界地図。

中古で購入したもので、それほど愛着がある訳では……と聞いていました。

それでも、確かにここでの暮らしがあったのです。

1月に竣工した「あの森のOhana」の竣工写真も上がってきています。

いまだWebサイトの準備もできておらずで……

「Ohana」の解体が決まり、 「あの森のOhana」 は生まれてくることになりました。

いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ

- パブロ・ピカソ - 画家

物理的な意味でなく、精神的なことを指しているはずです。

それでも、何かを破壊し、創造するのですから、その覚悟は持っておかなければなりません。

「没頭できる家」完成へ向けて、気合は十分です。

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記
『 建築家・守谷昌紀TV』

開催か、延期か‐1931‐

2004年、アテネオリンピックの年から、中学・高校の同窓会の世話役をしています。

お盆期間に、その世話役会がありました。

会場へ向かうために梅田の地下街を歩いていると、沢山のヒマワリが飾られています。

「よく出来ているなぁ」と通り過ぎようとすると、水やりをしている人がいます。

聞くと本物だそう。

宣言の無いお盆。

第7波のピーク。

2つの基準が皆を悩ませました。

商業施設側も、本当に難しいところでしょう。

BIG MAN前を通ってみると、やや少な目な感じ。

そのまま紀伊国屋書店の西を抜けて、北向き地蔵のある地藏横丁へ。

こちらの通りは人出もまばらでした。

阪急梅田駅の西側をさらに北へ歩きます。

DDハウス までやってきました。

会場は感染対策がしっかりなされている、DDハウス横のがんこ梅田本店です。

5人の世話役と、1人の同級生が集まったのですが、議題は2020年の年末から延期している同窓会開催の可否です。

開催日時をオリンピックイヤーの12月30日と決めたのは、誰もが覚えやすいからです。

しかし、2020年の東京オリンピックは2021年に延期。状況は微妙で、2021年末も延期としました。

この年末の開催も視野に入れていましたが、最終的にはパリオリンピックの2024年末まで延期することにしました。

新型とはもう思えないコロナですが、感染者数は過去最多。

しかし、高齢者以外は重症化のリスクもそこまで高くないとも言われます。それでも3、4ヵ月毎に波がやってきます。

しっかり対策をし、少人数での会食はよいと思いますが、パブリックな会は、もう少し機運が高まってからにしようという結論になりました。

1次会終わりで、北新地まで歩いてきました。

21時頃でしたが、人出の少なさはこちらのほうが顕著。

北新地のはずれにある、大学時代の同級生の店に、久し振りにやってきました。

先客も4人あり、同級生のマスターも絶口調で、まずは一安心。

ひとしきり話した後、ラーメンでも食べて帰るかと新御堂筋まで出ました。

しかし営業している店は全く無し。ここまで夜の街が変わっていることを目の当たりにし、かなり衝撃を受けました。

がんこ梅田本店もほぼ貸し切り状態でした。

「マスクイケメン」とか「マスク美人」なることばも生まれています。

会計をしてくれたのは、女将さん的なマスク美人。(マスク無しでも美しいのだと思いますが)

「こんなにお客さんが少ないお盆は……」という言葉と、生え際に見える白いものに、疲弊と悲哀を感じたのです。

本当に延期で良かったのか……

感染症研究者でも政治家でもない私に答えはありません。

ただ、年末数カ月前に結論を出すなら「否」としか言えない消去法です。

2年半前は、蓼科へスキーに行きました。

コロナを気にせずに出掛けた、最後の家族旅行だったと思います。

今から2半後、どんな世の中になっているのでしょう。

マスクなしで話し、笑える世の中になると信じて、もう少し我慢します。

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