タグ別アーカイブ: トップライト

建築家・守谷昌紀TV 自分色を探すトップライトのある保育園「トレジャーキッズたかどの保育園」

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン ■■■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

建築家・守谷昌紀TV 待合と診察室も明るい「うえだクリニック」

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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建築家・守谷昌紀TV 四代に渡って住み継ぎたいと思える「薪ストーブのある入母屋の家」〈リノベーション〉

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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光と言葉‐1764‐

  
 12月は師が走り回るから師走。

 1月は近しい人達が集まり、仲睦(なかむつ)まじいから睦月(むつき)というのが有力な説だそうです。全く知りませんでした。

 クライアントの皆さんも、今年は親族の集まりなどは控えたという方が大半でした。来年こそは睦まじい本当の睦月となることを願います。

 今日は晴れた割には温かい朝でした。

 冬至から1ヵ月程経ち、日の光も少し強さが増してきました。

 土曜日はクライアントとの定例打合せが2件あったので、先に現場回り。

 残念ながら日が差しておらず、脱型後初めて訪れた「打放し H型プランの平屋」の美しさがもうひとつ伝わらずで……

 などと思っていると、雨も降り始めました。

 ずぶ濡れになる前に数枚撮影し、建物内に入ったのです。

 木造や鉄骨造と違い、鉄筋コンクリート造は強度がでるまでに時間が掛かります。

 それで、このようなポストの森となるのですが、これはこれで現場らしい雰囲気があります。

 まだ水分を多く含んでいるコンクリートは黒っぽく、まるで御影石のような美しさと光沢があります。

 「地球の歩き方」よろしく、もし「現場の歩き方」を出版するのなら、この構造体なら、どのタイミングで現場へ行けば、こんな景色を見れますと、かなり正確に予想することができます。

 そうこうしていると、南の開口から日が差してきました。 

 現場は、まだ窓の無い粗削りな空間だからこそ、ハッとするくらい美しい瞬間があるのです。

 急いで足場を登り、再度撮影。

 少し日が差すだけで、随分と印象がかわるものです。

 午後に移動した「The Longing House」も、南から日を受け、平屋部のフォルムがはっきりしてきました。

  25畳程あるLDKはトップライトを備えています。

 最後の最後まで、採用と不採用を揺れていましたが、施工できるギリギリのタイミングで、採用が決定しました。

 クライアントは「やっぱり採用して良かった」と。

  

 昨日、中学生の娘が卓球の大会で3位になったとメールがありました。

 この状況なので観戦は不可。よって詳細は娘から聞くしかありません。小躍りするように会社を出たのです。

 お祝いの為、久し振りにシャンパンを買って。(勿論、私が飲むため)


  近代建築の巨匠、ル・コルビュジエはこんな言葉で建築を語りました。

 建築は光のもとで繰り広げられる、巧みで正確で壮麗なボリュームの戯れである。

 旧約聖書の冒頭には「光あれ」とあるそうです。また、新約聖書の冒頭には「初めに言葉ありき」とあるそうです。

 光と言葉。

 健全で、幸せな暮らしに最も必要なものはこの2つかもしれません。

 建築設計とは哲学すること。探求の旅には勿論終わりはありません。

■■■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』「回遊できる家」掲載
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に巻頭インタビュー掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

静寂の価値‐1651‐

 今日は朝から奈良へ行っていました。

 猿沢池から南へ向かって歩くと「ならまち」エリアです。

 この付近をしっかり歩いたのは初めてですが、江戸、大正の町屋がかなり残っています。

 これだけ密集しているエリアはあまり見たことがありません。

 奈良市も保存に力を入れており、無料で入れる所が沢山あります。

 この「ならまち格子の家」もそのひとつ。

 通り土間にはカマドがありました。

 光庭は、街中でくらす工夫です。

 世界遺産、元興寺についてはまた回を改めて。

 訪問の目的は、ならまちエリアにある写真家の事務所を訪れるためでした。

 DIYだとのことですが、良い感じで仕上がっています。

 近頃何かと話題になるドローン。

 ミニヘリコプターにカメラを取り付けるのだと思っていたら、空飛ぶカメラがドローンだと教えて貰いました。

 このドローンとても賢いそうで、障害物があると近づかないそうです。

 またこれで撮影をお願いすることもあると思います。

 先月末、2016年の11月まで働いてくれたマルコがイタリアから遊びに来てくれました。

 食事にも行ったのですが、話すのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまいました。

 初めて会ったのは、「黒壁の家」の3ヵ月点検だったと思います。

 こちらのお家は、西日をさけるために正面は閉じ、F字プランとなっている中庭に開いています。

 中庭に沿うように配置した洗濯室のトップライトが見えています。

 これは竣工時の内部。

 花粉症がひどいという奥さんが、何とか室内で干したいというリクエスから考えたものです。

 5月だったので、中庭には鯉のぼりが飾られていました。

 ミニマルなデザインの建築は、海外には多くないので、マルコにとっても面白いだろうと考え、この作品を選んだのです。

 メールで働きたいというオファーを貰ったのが2014年の春先でした。

 何度かやり取りをし、一度会おうということになりました。彼は28歳くらいだったと思います。

 今はイタリア北部の故郷の町で、建築家として設計事務所で働いており、条件には十分納得できているとのことでした。

 その事務所には数人のスタッフが居るのですが、ある人がラジオのボリュームを結構上げたがるそうです。

 当社のラジオは音が聞こえるか聞こえないか位の大きさに設定しています。

 自然の中で無音はないし、緊急事態の際はラジオの音が大きくなるので気付く事もできる。そんなギリギリを狙って私がセットしているのです。

 マルコは「あの位が、仕事に集中するには丁度良い」と言っていました。

 この年始に、建築士の資格を持ったキャリア10年位の女性が就職希望とのことで、入社試験を実施しました。

 アトリエ出身ではないので、デザインは別としても、実際の図面も描けそうですし、建築確認申請の経験も十分に持っていました。

 試験終了後、私が雇用できる条件を提示しましたが「もう10歳若ければお世話になりたかったのですが」という返事でした。

 それぞれの人生なので、全く問題ないのですが、その後の雑談の中で「ラジオの音がなぜあんな中途半端な大きさなんですか」という質問がありました。

 説明はしましたが、マルコの話しを聞いた時、やはり人は落ち着くべきところに落ち着くんだなと、思ったのです。

 仕事場は創造の場です。心を落ち着けて考える場で、静寂は必須だと考えています。

 それらの意味も込めて「アトリエ」なのです。

 電話、fax、メール、ライン、メッセンジャー等々、ありとあらゆる連絡手段ができました。

 私が「ラインは入っていない」というと、化石みたいに言われるのですが、会社の電話とメールをしっかりケアするほうが断然大事だと考えています。

 静寂に価値があることを理解してくれる人。また、そんな中で、建築や空間のことを考えることが喜びだという人が、日本には必ず居るはずです。

 6千万人のイタリア人の中にも居たのですから。

 何人にせよ、そんな人に届くまで創作を続けるしかありません。

 庭木の中に淡桃の花が咲いており、まさかもう桜?と思って見に行くと十月桜でした。

 建築も写真も自然も、黙して語らないもの。寡黙な彼らを私が好きなだけかもしれません。

■■■ 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』2019年12月3日で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出

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【News】

『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』2019年9月30日発売に「回遊できる家」掲載
『大改造!!劇的ビフォーアフター』7月21日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました

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