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思えば知らない人から‐2169‐

一昨日、アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」『ゲンバ日記』を公開しました。

12回目にして「再びプロローグ」とある通り、自邸ならではの紆余曲折がありました。

よければご覧下さい。

昨日、りんごが届きました。

「山形の果実 りんご」とあります。

宮城の社会保険労務士の方からでした。

昨年、アポイント無しとはいえ、宮城から足を運んで頂いたのに、ちょうどクライアントとの打合せ中で、お会いできなかったのです。

来阪の理由は、ご自身が応援する企業の商品アピール。本当に頭が下がります。

ご自身もこのりんご作りに参加しておられ、感謝の気持ちもひとしおなのです。

今晩にでも頂いてみようと思います。

と思っていたら、虫歯跡の詰め物がはずれてしまいました。

近所の歯科医院に連絡すると、いますぐなら可能と。

急いで伺い、すぐに治して貰いました。

待合にはクリスマスツリーが飾り付けられていました。

日々の楽しみと言えば、やはり食事です。

美味しく食べるには、健康でなければなりませんが、特に口まわりは直接影響がでてきます。

2016年の5月に、唾石を取る手術をしました。

歯の定期点検の際に見つかり、唾液の出が悪くなるので取ったほうが良いとなったのです。

術後のダメージを考え、口の中からの手術を選択したので、奥の方にある数個はそのまま残っていました。

すると2023年の年始、急にそのあたりが傷みだし、物が嚙み辛い状態になりました。

年始休暇が明けるのを待って、すぐに紹介状を書いて貰い、大阪急性期・総合医療センターへ。

ドクターの見解では、「やはり完治を目指すには、切開して顎下腺(唾液を送る管)ごとの摘出手術しかない」となりました。

キャンセルは可能とのことで、予約まですませてきたのです。

ここでその事を書くと、アトリエmの問合せ用メールに、四国にお住まいの女性から連絡がありました。

ご自身も唾石症で困っておられ、小さな切開手術と内視鏡手術を経験しておられると言います。

経験上、「もし手術をするなら、内視鏡手術も選択肢にいれてはいかがですか?」とアドバイスして下さったのです。

内視鏡手術をして貰える横浜の病院と、ご自身の経験を資料を交えて丁寧に説明して頂きました。

顎下腺ごとの摘出となると大きな傷が残りますし、神経麻痺のリスクもあると説明を受けていたので、どうしようか悩んでいた時のことでした。

やはり、実体験に勝るものはないので、徐々に症状が落ち着いてきたこともあり、手術はキャンセルしたのです。

するとその9カ月後。

口の中がジャリジャリします。

砂が口に入ったのかなと出してみると、米粒大の唾石でした。

他にも小さなものが2つ程ありました。

「何かの拍子で、出てくることはありませんか?」と、冗談半分で聞いてみたのですが、どの方も「確率は低いでしょうね」という感じ。

勿論、助けて貰っているのはこちらなので、感謝しかありませんが、何故か最高の結果に終わったようです。

四国の女性のアドバイスが無ければ、切開手術に踏み切っていたかもしれません。この日記に救われるとはと、本当にラッキーでした。

実は、切開手術を踏みとどまった理由がもう一つあります。

長男が指笛を上手に吹いていたので、コツを聞いて練習してみたのです。

仕事の休憩時間に、こつこつ練習していると、徐々に音がでるようになってきました。

それが面白くなり、年末年始には、手を口の中に突っ込んで、かなり練習していました。

それが原因でばい菌が入っていったのではないかと、急に腫れたことが腑に落ちました。

指笛は、遭難した時にも役経つと思うので、できれば完全習得したかったのですが、手術には変えられません。それを機に諦めました。

時代はSNSが主流です。

これほど長いブログを読んでくれる人は減っていくのだと思います。

それでも、伝えてみたいことがあるなら、書き続けたいと思っています。

書いていなければ、まったく知らない人から、心のこもったりんごを送って頂いたり、手術の判断を助けて貰ったりということは無かったと思います。

思いが全て伝わるかは分かりませんが、伝わることがあるのは間違いありません。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

理容師≒医師‐2157‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

今日は2件も訃報が届きました。

子供が小さい時は、多くの家庭がお世話になった絵本「ぐりとぐら」。

作者の中川李枝子さんが、89歳でお亡くなりになりました。

勿論、我が家も大変お世話になりました。小さな子供の誰もが夢中になる、子供だけに分かる何かがあるのでしょう。魔法のような絵本でした。

そして、もう1件は俳優の西田敏行さんです。

小学校の頃、再放送だったのか、リアルタイムだったのか覚えていませんが「池中玄太80キロ」は本当に好きでした。

最近、ドラマは殆ど観ませんが、あんなにも哀愁を称えたホームドラマは無いのではと思います。

切ない物語の中に、家族の絆。そういったモチーフは、今では流行らないでしょう。昭和の遺産と言えるかもしれません。

いくつかシリーズがあったと思いますが、主題歌「もしもピアノが弾けたなら」が、大好きでした。心からご冥福をお祈りします。

昨日、カットに行きました。

散髪屋さんにある、赤と青がくるくる回っているサインがありますが、サインポールというそうです。

なぜこのようなデザインになったかは諸説あるようですが、むかしのヨーロッパでは、理容師が外科医を兼ねていたそうです。

血の赤に、包帯の白、そして、外科医と分かれた際に、青が加わったという説や、青は静脈を表すという説もあるようです。

大体、6週間から8週間に一度行くのですが、時刻は19時30分の一番最後の枠でお願いしています。

店長のDさんは、1962年生まれで8つ年上の62歳。全くその歳に見えないくらいとても若々しい。

この店が近所に移転してきてから、10年が経ったちました。その前は、地下鉄の駅前で、チェーン店のオーナー店長を務めていました。

私はその店に、中学生の頃から行っていると思います。

ちょっと色気がでてきて、美容院なども行ってみましたが、私にはDさんが一番良かったのです。

駅前の店舗の時は、スタッフは7人くらい居り、チェアも4,5台あったと思います。

しかし、どの業界も同じで、人手不足、若者の仕事が続かないということを踏まえて、全てをひとりでするという選択をされたのが10年前でした。

長男も、小学生5年生くらいに連れていったので、初めの頃は私が横で待っていたのでしょう。

もう覚えていませんが、そうであっても1回だけだと思います。後はひとりで行って貰いましたから。

このDさん、下町の理容店でありながら品があり、距離感が素晴らしいのです。

髪を切るという行為は、かなり近い距離感で行われますが、それ故、近すぎても、遠すぎても駄目な仕事です。

加えて、多くの人と1時間くらいみっちり話をするので(しない人もいると思いますが)、話題も豊富でなければなりません。

それはそれで大変だろうと思うので、私が行くときは、1ヶ月半の間にあった、面白そうなネタをピックアップしておきます。こちらが楽しませるイメージです。

大学生の頃、長髪にしていた頃も覚えてくれていますし、何かメディアに露出した際も観てくれて、褒めてくれるのです。

考えてみれば、家族以外でこれだけ定期的に会うのは、Dさんだけかもしれません。すでに40年ですから。

平野から上町に行った時、一番悩むのは散髪です。ここまで来るか、どこか近くで探すのか、かなり迷うと思います。

「守谷さんはよく働く上にポジティブですねえ」と良く褒めてくれます。

仕事の話をしていることがやはり一番多いと思います。

こちらのお店、朝10時から夜8時が基本。「ちなみに何時頃出勤しているんですか?」と聞くと「6時頃ですかねえ」と。

「6時!」と思わず聞き返してしまいました。

私もかなり働く方だと思いますが、毎日絶対に14時間は働いている訳です。

そして、「こんなにいい仕事はないですよ。夏は涼しく、冬は温かく、何よりこちらに出向いて貰えるんですから。本当に有難いことです」と。

感謝をベースに働くということは、全てを好転させることを、目の前でいつも見せて貰っています。

この店に来るか迷うと言いましたが、多分来るのだと思います。

昔のヨーロッパでは外科医を兼ねていましたが、Dさんは私にとって精神科医のようなもの。

そのくらい、気持ちよく話を聞いて貰えることには価値があると思うのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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香り立つ、アベリア・グランディフローラ‐2156‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

ここは、1980年に廃線となった南海平野線跡です。

始発駅の、平野停留所があったあたりは遊歩道になっています。

時々通るのですが、植え込みのアベリアが花をつけていました。

辺りには甘い良い香りが漂っています。

庭木としてよく採用しますが、これ程良い香りがするとは知りませんでした。

「風薫る」は初夏をイメージしますが、「香り立つ」は、秋のイメージにピッタリです。

アベリアは常緑ですが、葉が小さいのが魅力です。

常緑の庭木は、葉が分厚く大きいものが多いのです。

葉が小さいと影にも濃淡ができ、建築を邪魔しません。2022年完成の「あの森のOhana」でも採用しました。

ちなみに一番奥の左にあるソヨゴも葉が細やかな常緑樹。

昨年の1月に撮った写真です。

少し雪が積もっていましたが、アベリアと共に、葉が落ちていないのが分かります。

この2種にはいつもお世話になっているのです。

そのアベリアの多くは、前「Ohana」から移植しました。

こちらは2009年の完成です。

竣工時は小さな苗でしたが、最終的にはここまで大きく育ちました。

「Ohana」は 、2年前に府道の拡張工事で残念ながら解体されました。

2018年の台風で倒れてしまったシンボルツリーのオリーブ。

ここまで大きく育っていました。

仕方なく折れた部分でカット。

その後少しずつ葉を付けてきました。そして 「あの森のOhana」へ。


どうしても主役の方に目が行きますが、脇を固める中低木があってこそ、建物を引き立ててくれます。

このアベリア、正式名はアベリア・エドワードゴーチャだと思っていました。

確認してみると、アベリアの中にも色々品種があり、 エドワードゴーチャ はピンクの花を付けるものを指すようです。

一般的なものは、アベリア・グランディフローラと呼ぶようでした。

どちらの名前も、まるで王族の名前のようで、高貴な香りが立ち上ってくるようです。

建築設計を始めて30年経ちますが、未だに知らないことが沢山あり、愕然とすることがあります。

ただ、全て知っていなければいけないとも思っていません。

例えるなら、映画監督のような仕事で、一流の役者や、カメラマンに、自分のイメージをしっかり伝えられれば良いのです。

そう考えると、どこにプロフェッショナルとしての知識や技術があるのかとても伝え難い仕事かもしれません。

大切なのは、感じられることだと思っています。

清々しい、神々しい、美しい、良い香りがする、美味しい……等など。

そこは、仕事を始めた頃からあまり変わっていない気がしますし、そうでありたいと思うのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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「勝つ」か「負ける」かは常に半々、どうせジェットコースター人生だし‐2155‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

現場へ向かう途中。

立派な旧家が立ち並んでいるエリアがあります。

ただ、形あるものはいつか朽ち果てるのが宿命です。

安普請の(失礼!)倉庫なのかなと思い、横をのぞいてみたら、しっかりした土壁でした。

こういった昔ながらの瓦屋根は、解体の手間と費用がかなり掛かります。

屋根を葺き替えてリノベーションするのか、それとも撤去してしまうのか、他所の現場ですが気になるのです。

今年の暑さで、彼岸花も遅れ気味なのでしょうか。

ようやく秋の景色です。

向かっていた現場は「ドッグランのあるタイル床の家」でした。

順調に工事が進んでおり、早く【ゲンバ日記チャンネル】をUPしたいのですが、なかなか編集が追い付いておらず……

今日は昼から谷町六丁目へ。

この春に中古物件を購入し、「上町のアトリエ兼住居移転計画」は秋に完了している予定でした。

しかし実際には、ようやく今日が建築会社への現場説明。

現場説明とは、見積開始に先立って、文字通り現場で説明をすること。通称「現説(ゲンセツ)」。

「取説(トリセツ)」みたいなことです。

解体担当と電気設備担当も参加してくれましたが、リノベーションにおいて頭が痛いのはアスベスト問題です。

年代的にはロックウールだと予想していますが、仮では進んでいけません。

解体担当に検体を採取してもらい、検査機関へ提出を依頼しました。

「どのくらいの確率でアスベストが出ると思う?」と聞くと「年代的には半々ですかね」と。

低い確率を答えてがっかりさせてもいけないので、100点の回答だと思います。

「出る」か「出ない」か、「勝つ」か「負ける」かは常に2択。 半々に違いありませんし。

現説が終わったのは夕方。

屋上から西を望むと、上町台地の稜線がすぐそこに見えています。

ここで働き、暮らす覚悟を新たにしました。

駅に向かって歩いていると、モウモウと煙を吐き出す焼き鳥屋さん。

平野と違って誘惑も一杯ありそうです。

起業した時からジェットコースター人生です。

「勝つ」か「負ける」か 、前に進むしか選択肢はありません。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

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もっとマメに上書きしておけば……‐2154‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

晴れの日も雨の日も、ただ家と会社を往復する日が続きます。

家からアトリエまでは自転車で5分程。

そんな短い時間で見る朝の景色だけが、僅かに世の中を感じる情報源です。

米不足は解消したのだろうか、とか。

あのマンションも大分出来てきたな、とか。

コンビニ前にamazonの宅配ボックスが置かれたんだな、とか。

日曜日は快晴で、アトリエ横の「R Grey」も、青空に映えていました。

青空だけを撮るよりも、建築と一緒に撮った方が、空の青さがより伝わるものです。

土日とも朝早めに出社して、日が変わるまで図面を描き、深夜に家に戻りました。

スタッフが居なくなり、そんな暮らしがずっと続いていますが、ようやく非常事態からの出口が、おぼろげながら見えてきました。

今日も朝から、昨日描いた図面データを開いて仕事を始めようとすると、何だかおかしいのです。

描いたはずの構造体や、昨日の最後に描き込んだ建具等が無い。よく見ると図面の描き込みもかなり甘い。

データは、外付けハードディスク内にあるのですが、データの更新時刻を見ると、土曜の24時頃になっています。

最後に保存したのは日曜日の24時頃のはず。

CADソフトが、定期的に自動バックアップをとる設定にしているので、バックアップファイルはあるだろうと探してみてもそれも見当たらない。

1996年頃にCAD化した当初は、PCがフリーズしてしまい「もっとマメに上書きしておけば……」と何度何度も痛い目にあいました。

しかしこの25年くらいは、先の機能があるので丸1日のダメージを受けたことはありませんでした。

メインのハードディスクを「Jドライブ」と呼び、それを1日1回、自動でコピーを取るサブハードディスクを「Mドライブ」と呼んでいます。両方にファイル名で検索をかけても1日前のデータしか出て来ません。

雑務の無い日曜日の仕事量は、平日の3日分くらいに相当します。久し振りに嫌な汗が出てきました。

しかし、どう考えても日曜日に丸1日描いていた図面のバックアップデータが一切無いのはおかしいのです。

自動バックアップとは別に、重要な図面は、手動で帰宅前にコピーをとり、自分のPCローカルドライブにも保存します。

そこを見に行ってもやはり土曜日のデータしかありません。 「もっとマメに上書きしておけば……」と四半世紀振りに悔んでも後の祭り。 3日掛けてやり直すしかないか……

最後に、念のため自分のPCも、ファイル名を入れて検索してみると、なんとバックアップファイルだけですが、日曜日の24時頃のデータがでてきたのです。

表記されているアドレスのフォルダは何度も見に行きました。それで見当たらないのに、なぜ検索したらでてきたのか分かりません。しかし、小躍りするくらい喜び、慌ててコピーし保存したのです。

日曜日の朝、寝ぼけたまま自分のPCのファイルで仕事を始めたのかもしれません。それでも、一切ファイルは目視できないのです。

何だか狐につままれたような話ですが、データ社会の恐ろしさと、有難さを痛感しました。

うっすら見えた出口に向かって、今日もまだまだ頑張ります。

春先に「脱レベル4」みたいな記事を書いていました。結局こんな日常を一生送るのだろうなと思いながら。

でも、今日もとってもいい日です。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

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トントンま~え‐2153‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

今日は朝から久しぶりの雨。

気温もやや下がり、残暑も一息といった感じです。

晴れた日には、裏の保育園から「♪トントンま~え♪」という園児たちの掛け声が。

これが聞こえてきたら、そろそろ運動会の季節です。

この日記は2004年から続けているのですが、結婚したのが2003年の11月。

長男が生まれたのが2005年の3月なので、ほぼ家族と同じ歩みになります。

2006年の10月。1歳になった長男の保育園初運動会は大泣きでした。

2010年の10月は、長男にとって保育園最後の運動会

最後の挨拶を担当し、無事その役目を果たしてくれました。

この頃になると、2008年生まれの娘も登場。

家族にとって、運動会はより大きなイベントになります。

私にとって最後の運動会は2019年9月。

娘が小学6年の運動会でした。

我が家の兄妹は足が速く、リレー、徒競走はいつも楽しませてもらいました。

速いといっても、オリンピックに出れる程ではありませんが、町の人気者レベルで十分です。もっと言えば、オリンピックの決勝より盛り上がって応援しているのです。

中学に上がってからは一度も観に行ったことがないので、これが最後になりました。

子育てとは、人が生を受けてから大人になるまでを、つぶさに見せて貰うことです。これに勝る勉強などあるはずがありません。

ワンオペ、生活費の高騰と、厳しいことばかり聞こえてきますが、後で振り返れば楽しい事のほうが多いはず。子育て真っ最中で大変な人達に、何とかそんな事を伝えたいと思います。

長女も高校2年となり、我が家では子育ての終わりが見えてきました。

子供達が成長したのは嬉しいことですが、寂しい事があるとすれば、運動会のような季節感が乏しくなることでしょうか。

最近は、運動会がうるさいという通報まであるそうですし、イヤホンをしての盆踊りが開催されたというニュースもありました。

人は五感で季節を感じるもの。私にとっては「♪トントンま~え♪」あってこその秋なのです。

10月に入りました。

今、佳境にある図面を仕上げたら、大自然の中へ赴き、美味しいものでも食べて、少しゆっくりするイメージは完璧にできています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

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次が最高傑作‐2152‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

昼間の気温はまだまだ暑いですが、空は秋らしくなってきました。

阪神高速松原線の瓜破交差点上が、ようやく繋がりました。

阪神高速のXで、その様子が公開されています。

9月14日(土)の夜から、15日(日)にかけて、通行止めの看板が出ていましたが、深夜にも関わらず、多くの人が訪れています。

私は「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」の現場が最終盤で、見に行くのは諦めました。

別アングルの動画も公開されています。

1993年に完成した、梅田スカイビルのリフトアップ工法を思い出しますが、いずれにしても大工事です。

2022年5月、工事開始直前の写真です。

色々な補強工事の甲斐なく、中央のヒンジ部が下がり続けており、架け替え工事が始まると発表されました。

3年弱も掛かるという看板に、かなり驚きましたが。

すぐ近くなので、時々写真は撮っていました。

2023年4月の写真ですが、吊り下げられたゴンドラに、高速道路がかじられるように解体されていきます。

12月頃にはすっかりなくなりました。

あるものが無くなると、景色的には「すっきりしたな」という印象です。

そして現在の様子。

出来たら出来たで、空が小さく感じます。

しかし、ここが繋がらないと大阪南部から市内に向かう車はかなり不便。早く開通して欲しい人が沢山居るはずです。

ちなみに、手前のビルに「BOOKOFF」の看板が残っていますが、今年の6月に喜連瓜破駅前店は閉鎖されました。

本は真っ新なページをめくるのが醍醐味なので、あまり使っていませんでしたが、書店同様、無くなっていくのは寂しいものです。

私の仕事で「上手くいかなかったので、解体してやり直します」はあり得ません。

大工事が成功したところに水を差すかもしれませんが、やり直せるくらい利益が出ているなら、もう少し高速料金が安くても良いのでは、とも少し思ってしまいます。

昔、ビートたけしがこんなことを言っていました。

巣穴から出て、ちょっと冒険してみる。

次は、その距離を延ばしてみる。

その次は、さらにその距離を……という感じで、出来ることを増やしていく。


失敗は許されないからと言って、間違いのないことをしているだけでは、能力は伸びません。

この精神で、少しずつ、少しずつ距離を延ばしてきたつもりです。

いつも、次が自分にとっての最高傑作という気持ちで日々働いています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

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50-50はテキストで‐2151‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

昨日彼岸が明けました。

彼岸の間は、街角の多くの祠に仏花が供えられていました。

こちらの祠は、裏に回ると井戸がありました。

チョロチョロと水が流れています。

水道だともったいなく感じますが、井戸水なら許せるのはなぜでしょうか。

両親の実家、倉敷の家にも、まんのう町の家にも井戸がありました。夏は冷たく、冬は温かい理想の水です。

夏には、祖父が育てたスイカを、井戸で冷やして食べたことを思い出します。

彼岸入りしてすぐの9月20日(金)の朝、大谷翔平選手がホームラン、盗塁とも50を超える「50-50」を達成しました。

この日はNHKのBSでの中継だったので、観戦することができず。

ジョギングしながら、打席の頃になるとテキスト速報を見ていました。

タイムラグはあるでしょうが、遠く離れたマイアミでの試合を、一球一球伝えてくれます。球場は2023年の3月、WBCで優勝したあのローンデポ・パークです。

前の打席の、49本目のホームランも目撃しました。(テキストですが)

記念すべき50本目は、外より低めの変化球をレフトスタンドに。逆方向へのホームランで、絶好調モードに入ったことが文字から伝わってきます。

最終的に、この日は3打席連続ホームランを含む6打数6安打で一気に「51-51」まで記録を伸ばしたのです。

大谷選手は「記録は気にしていない」と言っていましたが、後1本に迫ってからは、逆方向の打球が増えてきました。

ホームランだけを狙うなら、より飛距離のでる引っ張り方向が多くなるのは必然です。大記録を達成して、ここからは更にその能力を発揮するのだと思います。

今日も、地区優勝へのマジックを2とするタイムリーヒットを2本放ちました。誰よりも打って、誰よりも積極的に走る。投げなくても本当に凄い選手。

毎日元気を貰って「さあ、今日も頑張ろう!」という気にさせてくれるのです。

工事の中盤に差し掛かった「ドッグランのあるタイル床の家」

クライアントはいつもご夫妻で現場に来てくれます。

外壁の下地が張りあがり、フォルムがはっきりしてきました。

毎回、打合せの終盤には、チワワ兄妹も現場にやってきます。

兄は現場なのでヘルメット着用中です。

ここが私にとってのローンデポ・パーク。誰しも、最高の仕事をするチャンスは、現場にしかないはずです。

ユーモアあふれるご夫妻に囲まれ、自分の頑張るべきところで、ベストを尽くします。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

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雨の下北山村にて、サプライズプレゼントあり‐2150‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

夜はかなり涼しくなりました。

月見の季節ですが、月を撮るのはiPhoneとはいえ難しいものです。


日曜日は天気がいまひとつと分かっていたのですが、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場へ向かいます。

169号線の明日香村あたりから、近鉄吉野線を走る車両と並走する格好になりました。

大和上市駅あたりまで、抜きつ抜かれつ。

吉野川を渡ったところで、さよならしました。

石積みと鉄骨のトラスが組み合わさったこの橋梁はなかなか美しいのです。またいつか取り上げたいと思います。

下北山村に着くと、やはり雨が降ったり止んだり。

建築写真は、晴れ空が望ましいですが、たまにはしっとりした風景も良いかもしれません。

屋根に遮熱塗料も塗布され、より一体感がでていました。

【ゲンバ日記チャンネル】の最終回分も撮ってきたので、近いうちにUPしたいと思います。

金額を抑えるところは徹底的に抑えているので、玄関土間はモルタルで仕上げています。

現場の苦心の跡が見えています。

モルタルが一番しっくりくるかもしれません。

LDKの掘り炬燵と、キッチンカウンターも完成していました。

カウンターの向こうにあるのがキッチン。

ご主人のDIY工事で仕上げてもらいました。何でもできる方なのです。

キッチン横の扉を開くとパントリーになっています。

かなりの広さがあり、使い勝手も良さそうです。

キッチンカウンターの上には、早々にコーヒーメーカーが届いていました。

ご主人から奥さんへの、サプライズプレゼントでした。

少し前にご主人から相談を受けており、カラーのセレクトだけ手伝わせてもらいました。

デロンギの上位機種で、想像以上に格好よく、空間にもピタリとあっています。

これで煎れたコーヒーは美味しいに違いありません。

私がせかせかと写真や動画を撮っていると、奥さんが「お弁当を作ってきたので、皆でお昼にしませんか?」と。

なんと、エビフライ弁当。私の大好物です。

年に1回しか作って貰えないと聞き、セレクトして下さったのです。

私にとってのサプライズプレゼント。嬉しすぎて感激しました。

なのですが、現場はここにしかないので、まずは撮影を済ませることに。

クーラーに入れて家に持ち帰り、ありがたく頂いたのです。

手作りのタルタルソースはピクルス入り。

梅で味つけされたレンコンも、炒り卵もあわせて、最高に美味しかったです。

元々が趣味のバスフィッシングで知り合ったご夫妻ですが、計画がスタートして3年半が経ちました。

打合せ回数も39回。

なかなかの難工事だったので、私としても感慨深いものもあります。

もう1回【ゲンバ日記チャンネル】を上げたあと、冬前には竣工写真が撮れるでしょうか。

仕事としてはここで一区切りですが、撮影がとても楽しみです。



■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

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ガイド、仕事、白浜、勝負の1週間始まる‐2138‐

土曜日も早朝の熊野街道を南下します。

2週間に1回の「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場確認です。

塗装工事が始まっていました。

景色は素晴らしいですが、暑いのには変わりありません。

26歳(27歳になったそう)で活きの良い大工が居ると以前書いたのですが、棟梁の息子さんでした。

見た目が全く似ていなかったので、衝撃的でした(笑)

夕方、池原ダムのトボトスロープでボートを降ろして貰います。

お盆休みに入ったからか、相当な数の車が止まっています。

中には青森ナンバーも。

ここが「バスフィッシングの聖地」ということを実感するのです。

そして常連さんも。

夕方30分だけプラクティス(下調べ)しました。

すぐに良いサイズを見つけ、一発でしとめました。

56cm、2kg。納得のサイズ。

プラクティスしていたのは、後輩のY親子がやってくるからです。

長男君が、かなりバス釣りにはまっているそうで、声掛けは寸前でも構わないから可能なら釣りに行きたいと。

一度断っていたのですが、それだけ好きならと、現地で待ち合わせすることにしました。

いつものバンガローに一緒に泊まって、日曜の朝から勝負のガイドが始まります。

前回は一昨年の同時期でした。

50cmがらみの魚を釣らせるつもりだったのですが、なかなか上手くいかず……

正直、2人の写真を撮る余裕がないくらい、広い池原ダムを走り回りました。

1年魚の小バスを釣らせるのが精一杯。

夏休みのハイシーズンで、土曜日しか宿が取れておらず、夕方帰るつもりでした。

しかし、運よくキャンセルがでてもう一泊できることになりました。

いつもの尾根上のバンガローでなく、ダムサイト下にあるコテージです。

何回か泊まったことがありますが、ひとりには少し贅沢な大きさ。

なのですが、Y親子がもう一泊して再チャレンジしたいと、連泊することになりました。

プレッシャーは掛かりますが、9時までと決めて5時半から再び湖上へ。

5カ所ほどに絞って、粘り強く攻めてもらいました。

何とか30cm弱を数本追加。

イメージとは程遠かったですが、2人が「楽しかった」と言ってくれたのが、せめてもの救いです。

やはり人に釣らせるには、更なるスキルが必要なようです。

昼前に池原ダムを発ち、帰りに柿の葉寿司を買って帰ります。

いつもの「松屋」がお休みだったので、この日は「大滝茶屋」へ。

こちらも人気のお店です。

吉野川は沢山の人で賑わっていました。

下北山村から戻ってすぐに仕事です。

明日も現場なのでその準備を済ませ、今、日記を書き終わりました。

ここまで、家族には何もしていないので、今週末の白浜行きは何とか実現させなければなりません。

私にとっては勝負の一週間が始まります。

ガイドも勝負、仕事も勝負、旅行も勝負。勝負が大好きなのだと思います。

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