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セミナー開催。花ならアザミのように‐1913‐

一昨日、関西も梅雨に入りました。

田植えの季節でもありますが、梅雨入りは例年より8日遅いそうです。

7月後半に竣工写真の撮影があるので、それまでに明けてくれると良いのですが……

この時期、花にとっては最高の季節でしょう。

あちこちの庭先で、さまざまな花が咲きみだれています。

道路脇の植込みで、アザミが淡い紫の花をのぞかせていました。

この花は、スコットランドの国花だそうです。

その由来が色々とでていましたが、一番多かったのは以下のようなものでした。

スコットランドを夜襲しようとした兵士が、足音を気付かれないよう裸足で忍び込んできました。

ところがアザミを踏みつけてしまい、その痛みに声を上げたことで敵襲に気付き撃退、勝利した。

それから国花になり、王家の紋章にもなったそうです。

何とも勇ましい逸話ですが、それを連想させるのに十分な姿形をしています。

プロ向けなので告知していなかったのですが、6月22日(水)にセミナーの講師をします。

先月から、大阪府建築士会のWebサイトではスライダーの一番最後に告知されていました。

「若い建築士の方たちに、先輩として何か役に立つ講演をできないか考えているのですが」と相談を貰ったのが1月。

講演は色々しましたが、同業者に向かって話をしたことはありません。しかも、お代が掛かることも分かっていませんでした。

しかし8名の申し込みがあったと連絡がありました。

自慢話でなく、ただの理想論でなく、どうやってこの26年間働いてきたのかを洗いざらい話してみたいと思います。

花ならアザミのように、ピリッと役に立てれば一番嬉しいのですが。

■■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

そこそこ⇒物凄く‐1872‐

18日(火)、高校1年生の女の子が来社しました。

興味のあることを実際に調査し、発表するそうです。質問に答える形式で、1時間ほど話しをしたでしょうか。

仕事に対する考え方や、建築が出来上がる過程を説明すると、とても興味をもっているのが伝わってきます。

若い人からのインタビューは、出来る限り引き受けるようにしています。

熱心にメモを取っていましたが、タブレットなのは時代を感じました。

と思っていたら、建築士会の役をしている方から、「若い建築士の方たちに、先輩として何か役に立つ講演をできないか考えているのですが」と電話がありました。
講演は色々しましたが、同業者に話したことはありません。

「僕の話しを聞きに。プロの方が集まって下さいますかね」と訊ねると、「守谷さん、そこそこ活躍しておられるので」と。

「そこそこ」が「物凄く」になるよう、頑張らなければと身が引き締まる思いです。

初めて講演をしたのは、2011年の7月。

ある専門家紹介サイトの主催で、参加者は8名でした。

主催者側との相談で「タイトルはできるだけキャッチーなものがよい」となりました。

はじめてだったこともあって従ったのですが、やはり心から話したいという内容でなければ、伝わることはないと思います。

「そこそこ」できるつもりが、初回は敗北感だけが残りました。

その後、15回以上講師を務めましたが、参加者が最も多かったのは、2012年9月の中国新聞主催の広島でのセミナーです。

『ビフォーアフター』放映の2ヶ月後で、中国新聞で告知されていたこともあり、100人以上は居られたでしょうか。

流石にテレビ、新聞の力は大きいものです。

この頃になると、思ったイメージの7割くらいは表現できるようになった気がします。

講演料、アゴアシ代もタレント並で、ここまでの条件はその後一度もありません。

一番最近では、天六の住まいの情報センターで。

2017年の11月でした。

この日の参加者は7名。

多くはありませんが、イメージの8割くらいは表現できたかなと思っています。

コロナ下の社会になり、この日以来講演はしていません。

夢を語ることで成立する講演もあると思いますが、プロに講師を頼むなら「役立つ」ということが大前提となります。

裏付けがなければ説得力もありません。ということは、自分の人生を振り返るしかないのです。

これが、講演をしたり、物を書くことの最大の長所だと思います。

若い建築士が知りたいことは、おそらく「どうすれば仕事のオファーが貰えるか」だと思います。

もし、先の講演が実現したなら、私の知っていることは全て話します。

よほど特別な能力を持っていれば別ですが「私だけの秘密」などありません。それでも全てオープンにしてこそ、その先に進める気がするからです。

でなければ、「そこそこ」から「物凄く」には行けない気がするので。

■■■ 『ESSEonline』にコラム連載開始■■■
12月6日「キッチン・パントリー」
1月4日「土間収納」

■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■

■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

あなたもよくなれ、わたしもよくなれ、みんなよくなれ‐1430‐

 昨日は天六にある大阪市立住まい情報センターでの、セミナーでした。

 天神橋筋商店街のすぐ東にある、10階建ての立派な建物です。

 8階から10階の「大阪暮らしの今昔館」は江戸時代の街並みが再現されており、なかなか見応えがあります。

2008年に子供達と訪れましたが、現在は外国人に大人気のスポット。

 エレベーターはいつも外国人でいっぱいなのです。

 今回の会場は5階にある研修室。

 4階にある「住まいのライブラリー」と吹抜け階段で繋がっています。

 昨年の4月、他団体の主催でしたが、3階にあるホールが会場でした。

 その際は60名の申込があり、40名の参加がありました。

 この日は14名の申込があり、参加は7名。

 1人のお母さんが赤ちゃんを抱っこしていたので8名とも言えますが。

 昨年4月も、人数を気にしても仕方がないと書きましたが、折角なら参加が多い方が嬉しいのが本音です。

 しかしこれは全て私の問題。自分の集客力のなさを思い知り、訴求力が足りていないと痛感するのです。

初めて講師をしたのは2011年7月2日のことでした。

 この時は新聞広告が入ったにもかかわらず申し込みは15名、参加は8名でした。

 それなりに出来たように書いていますが、正直、内容は全くでした。あがっていた訳ではないのですが、早口、抑揚がなく、内容を詰め込みすぎ。

 実は、大学時代の後輩がひとり参加してくれたのですが、この日記ではそこにも触れていません。

 ようは散々だったのですが、参加者の方には申し訳ない気持ちしかありませんでした。

 セミナーは今回で数えて16回目。初めて合格点がだせるかなと思っています。

 セミナーのあと、相談希望の方と1時間くらい話しましたが、とてもよい笑顔で、楽しかった、ためになったと言ってくれました。

 回を重ねるごとに、構成、話しかた、タイミングなどを改善してきたつもりですが、それらはテクニックでしかありません。

 一番大きいのは「参加してくれた方に幸せになってもらう」という気持ちが多少なりとも持てるようになったからだと思います。

 昨日、こんな場面がありました。

 セミナーが始まってすぐに、参加者の方が質問をされました。

 司会の方が気を遣って「質問の時間は後でとりますので、セミナー中は控えて頂けますか」と。

 その方は「人数がこれだけしかいないのだから、もっとフレキシブルでもいいのでは」と。

 セミナーは始まったばかり。ここで、押し問答をしていても仕方ありません。

 その方、また参加者の方にとって、一番よい方法は何かと考え「途中で質問頂いても大丈夫です。ただ、できれば挙手頂けますか」と答えました。

 それで納得されたようで、最終的に途中の挙手はなく、最後にまとめて質問されました。

 私の尊敬する経営者、恩田さんが主催する勉強会があります。

 ボランティアで経営を教えていただくのですが、勉強会が始まる前にトイレで「今日お見えの皆さんの、決算書がよくなりますように」とつぶやいてから講義を始めるそうです。

 そんな仙人のようなことは自分には出来ないと思っていたのですが、これが驚く程効果があるのです。

 仕事は好きで、楽しくしているつもりですが、中にはシビアな打合せもあります。

 そんな時ほど「○○さんに幸せになってもらえますように」とつぶやいてから打合せに入ると、思った以上に良い方向へ展開していくのです。

 考えてみれば当たり前です。

 逃げ腰で、こわごわ話すのと、少しでも幸せになってもらえるよう、改善策を探るのとが、同じ結果であろうはずがありません。

 あなたもよくなれ、わたしもよくなれ、みんなよくなれ

 この恩田さんの哲学に何度も救われた気がします。

 仙人になることはできません。しかし、1人だけで幸せになることは不可能なのです。

 人生はいつも総懺悔です。

 前回まで参加してくれた全ての参加者に頭を下げたい気分ですが、出来ればまた参加して貰えると嬉しいのですが。

男の仕事場 ‐1267‐ 

 昨日は、天六の住まい情報センターでのセミナーでした。

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 申込は60数名まで増え、最終的な参加は40名。

 一人一人が、それぞれの人生という時間を割いて来てくれるのですから、人数など関係ありません。

 それでも気になるのが、嫌なのですが。

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 今回でセミナーは15回目になりました。

 少しは落ち着いて出来たでしょうか。

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 前回あたりから、資料を作成するようにしました。

 今回はプロラボに出し、8ページの冊子に。概ね好評だったと思います。本当の評価は参加者の心の中にしかありませんが。

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 2時間の長丁場だったので、途中に休憩を挟みました。

 個別相談も2組あり、その人達には楽しかったと言って貰いました。昨日は、ここが私の仕事場。人前に出る以上、いつも本気です。

 4月中旬ですが、京都へ敷地調査に行っていました。

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 堀川沿い、二条城の東門は修復工事中。

紫竹の家切妻と中庭の家の現場へは向かっていた時の事を思い出します。

 これまでに、京都では6軒ほど仕事をしました。

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 おそらく新築になると思いますが、敷地に建つのは築100年の住宅。

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 間口2間半のこの家に、10人が暮らしていたそうです。

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 人はどんな条件でも、本当に逞しく暮らしています。

 この日は、ハワイから戻り、先週、大阪を離れた後輩も、何故か一緒に。

 「男の仕事場の写真を送ります」とメールが届きました。

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 自分が働いている風景を見ることはあまりありません。

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 仕事も写真も好きですが、自分が好きかは微妙です。

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 この後、飲みに行ったのですが、撮ってくれたのは右の彼。

 ハワイ土産のアロハまで貰いました。

 彼は「加齢してないですね」とか「刺激を受けました」と言ってくれます。だから可愛い後輩と言う訳ではないですが、やはり可愛い後輩です。

 また「本気のプレゼンテーションを見れて良かったです」とも言ってくれました。

 確かに、知り合いが本気で仕事をする場面を、あまり見たことはありません。

 私は、プレゼンテーションという言葉が苦手でした。そこに、「見せ方」というニュアンスが多分に含まれていると感じるからです。

 大学の先生は「プレゼント、という考え方でいいんじゃないか」と教えてくれました。

 見せ方というよりは、心を尽くしの包装といった感じでしょうか。

 日々のプレゼントはクライアントに、また話す相手に届いているのか。

 男の仕事場。何とも好ましい響きです。

新聞広告‐1216‐

 来々月、12月12日(土)にセミナーを開催します。

 本日の産経新聞、大阪市内版広告が出ていました。

 20151030産経新聞 - コピー
 
 写真は「滋賀の家」の夕景です。

 新聞広告を出すとは聞いていたのですが、日にちは聞いておらず。ちょっと早すぎる感もありますが。

 場所は、天六の住まい情報センターです。

 一緒に暮らすをテーマに話をしようと思います。時間がある方は、是非遊びに来て下さい。

広尾のハンバーガー

 土曜日はマイベストプロのセミナーでした。

 申し込みは15人あったのですが、参加者は8名。「暑さのせいもあるので、がっかりしないでください」とは事務局の声。

 私は一人でも全く問題ありません。ゼロはちょっと辛いですが。

 まずの課題はもう少し、資料を絞っておく事。しかし、コウストダウンのノウハウを余すところなく記載した資料なので必ず役に立つと思います。

 手伝いに来てもらった妻に言われたのが、もう少しに抑揚をつけること。元来が早口なのでこれらも勉強です。機会があれば是非チャレンジしたいと思います。

 日曜は朝一番の新幹線で東京へ。

 その足で「四丁目の家」の現場を見てきました。その後クライアントと打合せ。この件はまた「現場日記」へUPしたいと思います。
 
 今日は朝から、施工会社と打合せでした。その後、3時からある企業を訪問する為に広尾へ。

 メトロの駅を降りて歩いていると、初めてのつもりが、この外国人の多さとともに、来たことがあるような……

 「ホームワークス」という店舗を見つけ、やっと思いだしました。

 「広尾散歩通り」と呼ぶそうですが、その曲がり角にある、ハンバーガーとサンドウィッチの店です。

 訪れたのは1998年の春だったと思います。私にとって初めての商業施設「Spoon Cafe」の設計依頼をもらった頃でした。

 丁度マクドナルドのハンバーガーが80円の時代でした。クライアントである大学時代の後輩から「東京には大人の男性が昼食として満足できるハンバーガーを1000円で売っている店がある」と教えて貰い、一緒に見に来たのがこの店だったのです。

 近くに大使館が多く、外国人客が多いという特徴はありましたが、それでも1000円のハンバーガーは衝撃でした。

 その時食べた、アボガドバーガーは刺激的でした。「ハンバーガーってこんなに美味しいものか。これなら1000円は貰える」と思ったのです。

 分厚いハンバーグを中まで火を通し、こんがり焼きあげるには炭火しかない、ということも分かってきました。

 これらの良いところを勉強し、カフェの役割とは何かを考えながら、出来上がっていったのが「Spoon Cafe」なのです。 

 この時の新幹線代は、クライアントが支給してくれました。初めて仕事上の交通費を貰い、27歳に私にとって、只々楽しい勉強会だったのです。

 偶然通りかかり、そのお店が11年変わらぬ姿でありました。

 そのお店も、Spoon Cafeも支持され続けているのは、偶然ではないと思いたいのです。