昨日は、天六の住まい情報センターでのセミナーでした。
申込は60数名まで増え、最終的な参加は40名。
一人一人が、それぞれの人生という時間を割いて来てくれるのですから、人数など関係ありません。
それでも気になるのが、嫌なのですが。
今回でセミナーは15回目になりました。
少しは落ち着いて出来たでしょうか。
前回あたりから、資料を作成するようにしました。
今回はプロラボに出し、8ページの冊子に。概ね好評だったと思います。本当の評価は参加者の心の中にしかありませんが。
2時間の長丁場だったので、途中に休憩を挟みました。
個別相談も2組あり、その人達には楽しかったと言って貰いました。昨日は、ここが私の仕事場。人前に出る以上、いつも本気です。
4月中旬ですが、京都へ敷地調査に行っていました。
堀川沿い、二条城の東門は修復工事中。
紫竹の家、切妻と中庭の家の現場へは向かっていた時の事を思い出します。
これまでに、京都では6軒ほど仕事をしました。
おそらく新築になると思いますが、敷地に建つのは築100年の住宅。
間口2間半のこの家に、10人が暮らしていたそうです。
人はどんな条件でも、本当に逞しく暮らしています。
この日は、ハワイから戻り、先週、大阪を離れた後輩も、何故か一緒に。
「男の仕事場の写真を送ります」とメールが届きました。
自分が働いている風景を見ることはあまりありません。
仕事も写真も好きですが、自分が好きかは微妙です。
この後、飲みに行ったのですが、撮ってくれたのは右の彼。
ハワイ土産のアロハまで貰いました。
彼は「加齢してないですね」とか「刺激を受けました」と言ってくれます。だから可愛い後輩と言う訳ではないですが、やはり可愛い後輩です。
また「本気のプレゼンテーションを見れて良かったです」とも言ってくれました。
確かに、知り合いが本気で仕事をする場面を、あまり見たことはありません。
私は、プレゼンテーションという言葉が苦手でした。そこに、「見せ方」というニュアンスが多分に含まれていると感じるからです。
大学の先生は「プレゼント、という考え方でいいんじゃないか」と教えてくれました。
見せ方というよりは、心を尽くしの包装といった感じでしょうか。
日々のプレゼントはクライアントに、また話す相手に届いているのか。
男の仕事場。何とも好ましい響きです。