タグ別アーカイブ: 写真スタジオ

生まれることも、亡くなることも、この素晴らしき世界‐1882‐

火曜日は近鉄電車で奈良へ。

石切駅あたりからの景色はいつも旅行気分です。

少し確認したいディティールがあり、作品を撮りに電車で出ていました。

昨日は、車で大和川を越えてリクシルの堺ショールームへ。

「音楽室のある家」の打合せでした。こちらも楽しみの多い計画です。

今日は夕方までクライアントとWebミーティングでした。

プールのあるデイケアセンターの計画ですが、この夏の着工を目指しています。

詳細はまたゲンバ日記にUPして行く予定です。

「Ohana」は、2月1日に移転、オープンしました。

移植したオリーブにフォーカスした「あの森のOhana」Episode8を昨日配信しました。

よければご覧ください。

カメラマンの石井さんはクライアントですが、YouTubeチャンネルにもずっと一緒に出演してくれました。

私が「更に広くOhanaを知ってもらいたい」とお願いしたのです。

2人で「ああでもない、こうでもない」と言いながら撮影していた図です。大変でなくはありませんが、楽しい時間でした。

石井さんは、時々写真や、動画を送ってくれます。チャンネル内でも、有り難くそれも使わせて貰ったのです。

月曜日には、 前Ohana解体中の写真が届きました。

近所の人が「縁起の良い本数だね」といってくれた、35本の列柱もついになくなる日がきたのです。

そもそもですが、道路収容のために気に入って貰っていた前Ohanaは取り壊されることになりました。

寂しくはありますが、元気なまま、惜しまれながら一生を終えることができる建物は稀かもしれません。

石井さんのコメントに救われます。

沢山の想い出と
情熱が詰まった
今までの人生の中でも
本当に最高の場所だった

やっぱり切ないね

ここまで言って貰える建物は、滅多にないはずです。

長男が生まれた時も、長女が生まれた時も、ルイ・アームストロングの、「WHAT A WONDERFUL WORLD」を贈りました。

そして石井さんが前Ohanaへ送った曲も同じ。

生まれてくることも、亡くなってしまうことも同じく「この素晴らしき世界」の一部に変わりありません。

物創りこそが私の人生です。

誰かの人生の幸せに寄与できる建物を創り続けたいと、心から願います。


■■■ 『ESSEonline』にコラム連載開始■■■
12月6日「キッチン・パントリー」
1月4日「土間収納」
2月1日「アウトドアリビング」
2月14日「屋根裏部屋」

■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■

■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■

■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

「あの森のOHANA」かやしまフォトスタジオ‐14‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE8-オリーブ-

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■  『建築家・守谷昌紀TV』 開設■ 

■ 『ESSE-online』にコラム連載■

4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』開設■

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■5月13日『homify』の特集記事に「アンティーク雑貨のある家」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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善にみる‐1856‐

昨日、「あの森のOhana」【ゲンバ日記チャンネル】をUPしました。

Episode4は-窓-についてです。是非ご覧ください。

UPした後、日曜日の夕方ですが車で出発しました。

南阪奈道は日本最古の官道、竹内街道とほぼ同じルートを通っています。

奈良盆地を、大和高田バイパスで横断。169号線にのりかえて南下します。

六田駅辺りでは近鉄吉野線と並走しながら東進。

大和上市駅あたりから、徐々に南に進路をかえます。

2時間半かけてやってきた忘年会。

池原ダムの常連さんと、2年振りに集まったのです。

今年の料理はかなり豪華。

ズワイガニ。

フグ。

最後は甲羅酒。

2年分の楽しさでした。

今朝起きると、車に霜がおりていました。

湖面に立つ「けあらし」横目に、釣りをせず帰ってきました。

月曜日ですから。

午前中に東熊野街道を北上することもあまりないので、景色がとても新鮮。

東斜面が日を受け、ところどころに残る紅葉が鮮やかです。

吉野杉に代表される常緑樹がそれを一層引き立てます。

この時間に、奈良側から二上山をみることもかなり稀。

ふたこぶラクダの背中のようですが、そこだけが赤く見えます。

折角ならと麓を通ってみました。

やはり二上山だけがひときわ落葉樹が多いようです。

竹内街道の終点、奈良の都からみると雄岳と雌岳の間に日が沈むさまから、古代より神聖な山とされてきました。

もしかすると意図して植えられたものかもしれません。

同じ場所でも、時刻、天気、みる方向が変われば、全く違う景色になります。

これは人への応対でも同じです。「善意」という光を当てながら見れば、全く違った景色になることがあるでしょう。

「善にみる」

フェアに見る、正しく見ることを心掛けてきました。しかし、この視点が足りていなかったかなと最近思うのです。

日本では他国からすると考えられないくらい、コロナの新規感染者が激減しています。

「第6波は必ずくる」という識者もいます。来るのかもしれませんし、警鐘や備えは大切だと思います。

しかし今は来ていないのだから、善に見ても良いと思うのです。

少し早いですが、2022年のテーマにしたいと思います。

■■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■

■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

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愛おしの池原【ゲツモク日記チャンネル】も開始‐1846‐

先週金曜日に、 『建築家・守谷昌紀TV』 【ゲンバ日記チャンネル】「あの森のOhana」Episode3を配信しました。

よければ、躯体まで出来上がった「あの森のOhana」をご覧ください。

この週末は久し振りの休みで、土曜日には奈良県下北山村の池原ダムへ。

釣りは朝が早いのです。

トボトスロープの桟橋には、もう出船を待ちきれない釣り人が。

透明度の高い池原ダムにしてはめずらしく、白川筋にはアオコが発生しているとのこと。

トボトスロープ店主のTさからも情報をもらい、朝一晩は15分程かけて大きく移動してきました。

濁っていいるからこそできる釣りで、午前中は押し通しましたが残念ながら反応なし。

桟橋まで戻ってきて昼食。かつ、車で昼寝を1時間半。

この昼寝より幸せな時間はありません。

普段の寝不足も完全に解消。午後の部のスタートです。

この日はビデオも持っていたので何とか魚の顔は見たい。

迷った末に備後筋へ移動。

池原の大自然を最も満喫できるのがこの川筋。

浮いているだけで景色が好きなのです。

大きな魚を狙って移動しながらキャストしますが、15時が限界でした。

何とか魚の顔をみるためライトリグに。

私としてはタフな時に使う手です。ルアーをシェイクしながらカーブフォールで沖の立木にぶつけます。

何とか1匹。

33cmくらいと大きくはありませんが、1匹目なのでかなり慎重にランディング。

同じ釣り方でもう一匹追加し、ここでタイムアップ。スロープに戻ったのです。

YouTubeのことをいつも教えて貰っている『スーパーロコチャンネル』の開設者、Sさんがボートを揚げているところでした。

新艇で側面のロゴが格好良いのです。

Sさんに話を聞けなければ、 YouTube チャンネルの開設はもっと遅くなっていたと思います。

翌日も朝一番から大きい魚を追い求めましたが、それも10時が限界。

前日と同じ釣り方で、25cmを1匹釣ってここまで。

昼前にはボートを揚げました。

名誉のためにかいておくと、アタリさえなかったという人もいたので、まあ頑張った方かなと。

トンビ。

澄んだ水。

秋の雲。

十分に自然を満喫して大阪に向かいました。


吉野川沿いにはススキが夕日に輝いています。

近鉄吉野線のこの古い陸橋がある景色が好きなのです。

『建築家・守谷昌紀TV』 の中に【ゲツモク日記チャンネル】を加えてみたいと思っていました。

主には国内外への旅、自然、建築等をお届けできればと思っています。

ただ休日をほぼ過ごす私の愛する池原。ここを抜きにはできないと思っていたのです。

大自然が素晴らしいのですが、基本は釣りです。もし興味があればご覧ください。

もし大きな魚が釣れたら、また配信したいと思っています。





■■ 10月12日発売の オフィスデザイン&多目的スペースデザイントレジャーキッズたかどの保育園掲載 ■■

【News】

■■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■

■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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この人となら、友達になれそう‐1836‐

今日、敬老の日は11時から「コンクリート打放し H型プランの平屋」のオープンハウスです。

その前に、【ゲンバ日記チャンネル】『あの森のOhana』Episode2-新敷地-を配信します。


開設時は、 【ゲンバ日記チャンネル】や【ゲツモク日記チャンネル】などを分けて配信しようと考えていました。

しかし子供に言わせると、それは売れっ子YouTuberがすることだそうです。

早速、 『建築家・守谷昌紀TV』に統一し、その中で 色々な番組を配信することにしました。

『3つの庭を持つコートハウス』でスタートした 動画ですが、可能ならクライアントとの対談形式が良いなと思っていました。

それで無理を言って、「Ohana」の石井さんにお願いしたのです。

申し訳ないなと思っていたら、facebookにこんな写真をUPされてしまいました。


対談収録の前日、工事を撮影していました。

ビデオもカメラもと欲張っているので、自分が撮られていることなど全く分かっていません。

しかしこれまでに沢山写真を使わせて貰ったので、あきらめます。

反対に、先の1枚と合せて、貰った写真も使ってしまいます。

その石井さんが、13年前の私との出会いをご自身のブログで書いてくれました。


訪れてくれた動機は以下の通りでした。

作品もそこそに、プロフィールを見て「この人となら、友達になれそう」と。

嬉しいのか、そうでもないのか微妙なところですが。

それでもまた一緒に物創りをするチャンスを貰ったのですから嬉しいのです。

建築の出来上がりは関係性によって変わってくるものです。

2人で醸し出す空間が出来上がって行く過程を是非ご覧ください。

■■■「コンクリート打放し H型プランの平屋」 ■■■
9月20日(祝・月) 11:00~15:00 オープンハウス開催

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

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■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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現場オールスターズ‐1833‐

空が高くなってきました。

長雨と酷暑の夏も、もうしばらくでお別れでしょうか。

そう思うと、強い日差しも若干愛おしく思えます。

赤。

黄。

緑。

光こそが色の源ですから。

緑のお京阪に乗って「あの森のOhana」の現場へ行ってきました。

「今日の現場は面白いですよ」と聞いていたのです。

クレーン、ユンボ、ダンプに人手は5人。

まず、オレンジの漏斗のような容器にユンボで土を満たします。

それをクレーンで吊上げ、敷地の奥へ。

それを均していくという5人の連携プレイ。

工務店が誇る、現場オールスターズです。

今日の工事が面白いというのは、外構工事の職長さんに聞いていました。

クレーンのオペレーターを務めるこの方は78歳。

軽い身のこなしです。

「親父の代からの付き合いなんです」と、先の職長さんに教えて貰いました。

働くこと程面白く、元気でいられる方法はないことが分かります。

漫才師、浅草キッドの水道橋博士は、芸能界潜入レポートが自分のミッションと語っていました。

それに近い気持ちもあります。

『あの森のOhana』Episode1も再生回数が100回を超えました。

たった100回なのかもしれませんが、それでも十分嬉しいことです。

近いうちに、 現場オールスターズ も参加した、Episode2を配信したいと思います。

建築現場潜入レポートが私のミッション。私の現場なので、潜入ではないかもしれませんが。

■■■ 軒が深いから「おいでよhouse」 ■■■
9月12日(日) 11:00~15:00 オープンハウス開催

■■■「コンクリート打放し H型プランの平屋」 ■■■
9月20日(祝・月) 11:00~15:00 オープンハウス開催

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【News】

■■■ 【ゲンバ日記チャンネル】はじめました ■■■

■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■■ 

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀(著)

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アトリエmの現場日記

【ゲンバ日記チャンネル】第2弾『あの森のOhana』もスタートしました‐1828‐

昨日は昼から、「Ohana」で打合せでした。

今回は、背景となるバック紙等の移設を請け負ってくれる会社も参加して約2時間。

現Ohanaは道路収容のため移転しなければならず、年内に次のOhanaを完成させなければなりません。

お盆明けに 【ゲンバ日記チャンネル】 の配信をスタートしましたが、第2弾は『あの森のOhana』でいきます。

打合せ前に1時間半のビデオ撮影をし、ようやく今、編集が終わりました。

雨では撮影ができませんが、晴れるととにかく暑いのです。

今回は、クライアントでカメラマンの石井さんにも協力して貰っています。

まずは現Ohanaの紹介からですが、背景の開口部が明るすぎてかなりの逆光。

ここまで修正するので精一杯でした。


2階スタジオを紹介する場面は、カメラを間に挟んだほうが伝わりやすいかなと、この立ち位置にしてみました。

しかし、これも石井さんの後ろの開口部が明るすぎてかなりの逆光。

撮って貰っているので画面もそこまで確認できずで、いきなり動画の難しさを思い知らされています。

建築の現場をお伝えするだけですから、そこまで沢山の人が見てくれるものではないかもしれません。

実際に、第1弾の『3つの庭を持つコートハウス』Episode1の再生回数は91回。

人気YouTuberは100万回再生が当たり前のようですし、登録者が1000万人というニュースもありました。

そう考えると、相当に少ないのでしょうがそれでもかまいません。

動画という新しいオモチャを手に入れた感じです。

写真も文章も大好きですが、確かに動画で伝わる情報は膨大です。また、写真と違ってあまり修正がききません。

料理で言えば、刺身のような感じ。鮮度が大事なのだと思います。

『森のOhana』の工事の過程も、できるだけフレッシュにお届けするつもりです。

実は、はじめの場面は一度撮りなおしをしました。

石井さんはその回を気に入っていない感じでしたが、編集者権限で初めのテイクを使います。

頼んだ訳ではないのですが、ロボット歩きで登場する石井さんが、とてもらしかったからです。

仕事をしてきて思うのですが、俳優でもない限り、演じたり、つくろったりすることは不可能だと思っています。

ありのままの石井さんと、ありのままの現場をお伝えしていこうと思います。

鮮度第一で。

■■■ 【ゲンバ日記チャンネル】はじめました ■■■

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【News】

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■■■  

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀(著)

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ありのままの笑顔が大好きです‐1742‐

 私が住む大阪市平野区ですが、由来は諸説あります。

 征夷大将軍だった坂上田村麻呂の次男、坂上広野(ひろの)が治めたことがから「ひらの」となったという説。

 野を平らにしたから「ひらの」という説。

 いずれにしても、大阪市平野区も存続することになりました。

 こちらはお隣の東住吉区にある山坂神社。

 平野区は東住吉区から1974年(昭和49年)に分区して生まれました。

 ウィキペディアによると、投票では1票差で「大和川区」を上回ったとありました。

 平野区は東住吉区でもあり、大和川区か阿倍野区になった可能性があったのです。

 山坂神社の前には「七五三詣り」の看板が出ていました。

 境内を少しのぞいてきました。

 これはお百度参りに使われるものなのでしょう。

 一番下の文字は「回」?。

 朱の鳥居はお稲荷さん。

 「力石」は力自慢が競うためのものでした。

 神社はエンターテイメント空間でもあったのです。

 我が家の七五三は6年前が最後。

 勿論、Ohanaで石井さんに撮って貰いました。

 主役は娘なので、いい笑顔で撮れるよう長男も全面協力です。

 とっても懐かしい。

 もう笑い過ぎくらい笑っていました。

 折角なので兄も。

 着物。

 ドレス。

 兄妹。

 本当はこんな顔が一番多かったのですが、そこはプロの仕事を見せてくれました。

 遠い昔、7歳まで元気に生きてくれたことを祝ったのが七五三の始まりです。

 Ohanaは、このくらいの子供達が楽しめるよう設計した、私にとっても渾身の作品です。

 実は敷地が道路に収容されることになり、次のOhanaを現在計画中なのです。

 大きなコンセプトは変わらずとも、やはり進歩がなければ携わらせて貰う意味がありません。

 そこは石井さんとそれこそ膝を突き合わせて計画を練っているのです。

 2014年の七五三の記事に、「年に一度は家族で写真が撮れたらいいな」と書いていました。

 私は出来ていませんが、多くの人達にそう思って貰える新しいお店を創り上げたいと思うのです。

 Ohanaのトップページには、「ありのままの笑顔が大好きです」というメッセージがあります。

 その笑顔を引き出すのが石井さんの人柄とプロのスキルですが、何とかそれを応援できる空間にしたいのです。

■■■9月11日発売『リフォームデザイン2020』「回遊できる家」掲載
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【News】
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に巻頭インタビュー掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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時は、よく用いるものには親切なり‐1676‐

 先週末「Ohana」のクライアントと会っていたのですが、昨日は萱島を訪ねました。

 京阪萱島駅を貫く大楠木は、萱島神社のご神木でもあります。

 改札を出ると、すぐに出汁のいい香りが鼻をくすぐるのもこの駅の特徴。

 設計時、早く着いた時には思わず暖簾をくぐったものです。12年程前の話ですが。

 着いてすぐ、斜め45度から1枚撮りました。この角度が、環境をよく表しています。

 ご実家の一部を切り取って敷地としたのですが、連続するH鋼は、母屋への通風を確保しながら、外部スタジオを捻出しています。

 「35本とは流石に縁起の良い数字を選んでますね」と、お客さんに言って貰ってそう。

 意図したものでは無かったのですが。

 中央のオリーブは、残念ながら2018年9月の台風21号で倒れてしまいました。

 2年が経ち、小さな芽が増えていました。

 1階のレセプションでご夫妻と3時間程話をしていました。

 いつも「とても居心地がいい」と言ってくれるのですが、この季節は南面する窓が最も活きる時期。

 日のあるうちに2階の撮影スタジオものぞいてきました。

 磨き上げられた床に観葉植物。

 大切にされているのが伝わってくるのです。

 2階の大開口から南を眺めると、周辺の買収が進んでいることが良く分かります。

 隣接する府道の拡張が決定したのです。

 背景となる壁に通常窓は設けませんが、北側にL字の開口を切りました。

 自然光を積極的に取り入れることを試みたのです。

 その縦スリットから北の萱島駅方向をのぞきます。

 建物中央に向かって道路境界が迫っています。第1期の買収で残っているのはこの建物だけになりました。

 2009年秋に駅前店から移転し、写真スタジオの新たな可能性を探ったのがかやしま写真スタジオOhanaです。

 地域の人達に認識して貰い、建築費を回収し、さあこれからという時で、「はたと困った」というのが本音でした。

 しかし新敷地がほぼ決まったこのタイミングで、本格的な打合せも始動しました。

 新敷地から現Ohanaを見返してみます。

 初めて計画地に立った時、私の全てのセンサーが全方位に向けて全開になるのです。

 ご夫妻での打合せ後、クライアントとはこんな所へ行くことになります。

 そして、こうなって。

 こうなります。

 酔わなければ話せない間柄ではありませんが、ビールと共に更に夢は膨むものです。

 ある現場からの帰り道、現場監督がこんなことを言っていました。

 「早く帰ろう、1つでも手間を減らそうとする職人が居るけど、そんなに急いで帰って何をするんですかね」

 少しでも遅く帰りたいという訳ではありませんが、同感です。

 時は、よく用いるものには親切なり

-ショウペンハウワー

 19世紀のドイツ人哲学者の言葉ですが、人にしても、物にしても、お金にしても、乱暴で、自分勝手な人を好きになる理由がありません。

 また、同時代を生きた鉄血宰相、ビスマルクはこうも言っています。

 青年にすすめたいことは、ただ三語につきる。すなわち働け、もっと働け、あくまで働け。

 初めて読んだ時は笑ってしまいました。

 ゲルマン魂が、こんな言葉をはかせるのでしょうか。

 気が付けばこんな時間になっていました。

 春は色々なことが動き出す時です。青年と同様、私に出来ることは働くことだけです。

■■■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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【News】

■2月3日 『Houzzの特集記事』「阿倍野の長屋」が取り上げられました
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました
■4月1日発売『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
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私の年輪‐1597‐

 前回は、長男の試合を観に行ったあと、近鉄奈良駅に向かったところまで書きました。

 近鉄奈良ビルは、坂倉準三の設計で1970年竣工なので私と同い年です。

 駅近の商店街は、いつもながら賑わっていました。

 近鉄特急に乗るようになり、web会員になりました。

 それで、ちょこちょことポイントが貯まります。

 これが微妙な貯まり具合で、現在使えるのは難波までの特急券とのこと。

 30分、510円の贅沢です。

 ガラガラで、乗っているのは外国人旅行者ばかりでした。

 淀屋橋から京阪に乗り換えて、大きなクスノキのある萱島駅で下車。

 年に1回、OhanaでのBBQに呼んで貰いました。

 2009年の竣工で、今年は11年目を迎えます。

 元は駅の高架下で営業していましたが、写真スタジオの更なる可能性を模索するため、少しだけ離れたこの地に新築することになったのです。

 初めて相談に見えたのは2008年の2月。お父様とご一緒でした。

 共に37歳だったはずで、もう10年以上前から知っていることになります。

 昨年の台風では、シンボルツリーのオリーブが倒れてしまいました。

 再生は無理と言われたそうですが、それでも少しずつ芽がでてきています。

 生き物とは本当に逞しいものです。

 手書きの看板の横に有るエントランスを入ると、レセプションです。

 この床は、5年程前の豪雨の際に浸水し、一度やり替えています。

 建物も店主も、自然に負けないくらい逞しいのです。

 今お客さんは居ないとのことで、2階のスタジオにも上がってきました。

 床の直上に切った小さなFIX窓は、子供さんに人気。

 撮影の機材の多くは、前店舗から持ってきたもので、ミリ単位で設計したことを思い出します。

 Ohana石井さんと愉快な仲間たちは、私がパシャパシャやっている間にすでに着席。

 乾杯となりました。

 石井さんは、「守谷さんはビールが好きだから」と、いつも色々なビールを準備してくれています。

 自分が設計したお店の裏庭でこれらを頂く幸せは、何にも替えることができません。

 こんな重要なことを私が書いてよいのが分かりませんが(と言って書いているのですが)、実は府道の拡張によって、Ohanaは移転する必要がでてきました。

 私にとっての建築設計とは、唯一無二のものを創ることです。

 オーナー、店主の方々に「出来れば、○○2ndのような店づくりは避けませんか」と言ってきました。

 Ohanaは最たる建物で、2011年にはキッズデザイン賞を受賞することができました。

 あの20mm~30mmの精度で建てたH鋼35本を、もう一度建てて欲しいと言っても、建築会社は断るかもしれません。

 そのくらい、30代の私にとっては持てるものを出し切った仕事だと思っています。

 ここで写し取られた幸せの景色が、このスタジオの存在価値を何よりも雄弁に語ってくれるのです。

 こちらは奥さん作の石井さん。とっても良く似ています。

 作品は私にとっての年輪です。

 年輪は、冬の成長が遅い部分が濃く映るので、1年ずつの輪が見えます。それ故、労苦を伴う仕事こそが、年輪となるのです。

 石井さんは「出来れば次の店も守谷さんに」と言ってくれました。

 プレッシャーは正直ありますが、本当にそうなれば40代で培ったもの全てぶつけてみたいと思うのです。

■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載

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【News】
『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
■『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載

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