タグ別アーカイブ: 内覧会

大盛況、内覧会‐2146‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

週末の7日(土)、8日(日)は「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」内覧会でした。

2日とも、終盤の1時間程ですがのぞいて来ました。

道路では、暑い中、医療卸の社員さんが声掛けをしてくれています。

土曜日は、主に医療関係者へ向けての内覧会で、70名ほどの方が来られたそう。

ロゴが付いたのは当日の朝。

いつもながら、クリニックの開業は綱渡りになってしまいます。

待合いの本棚を「全て贈書で埋めれれば」というコンセプトに決定したのは、工事も中盤に入った頃でした。

どのくらい集まるのだろうと思っていたのですが、結構埋まっています。

院長の江口さん寄贈のコミックが一番多いのはここだけの秘密です。

オリジナルの診察机もなんとか間に合いました。

前処置室。

こちらは個室付トイレ。

そしてリカバリールームです。

内視鏡検査の前と後をこういった空間で過ごして貰うのです。

その内視鏡室がこちら。

土曜日は、医療機器メーカーの方が説明にこられていました。

一般向けの内覧会は、新聞広告を出していました。

そのお陰もあり、250名程の方が見えたそうです。

こういったチラシも作成して、色々な努力あってこそだと思いますが、250人とは驚きました。

本当に嬉しい限りです。

私も本棚の上下2区画を頂いたので、著書とお勧めの本を寄贈してきました。

下の段は超お勧めで、上の段はちょっと頑張って読んでほしい本。

伺う度に少しずつ増やしていこうと思います。

江口さんの知人のドクターに、相談したいと声を掛けて頂いたり、待合いに入ったところからびっくりしましたと感想を貰ったり、概ね良い評価を頂きました。

昨年の10月末に初めて来社頂いて、この日までの打合せ回数は40回。なかなかに濃密な10カ月でした。

私がしたかったことは、江口さんの医療に対する真っすぐな思いと、それを実現する為に思い描いていたクリニックを空間化することでした。

何より、医師としてのスキルが本当に高く、かつ話しやすい方なので、気軽に訪れて貰えれば嬉しいです。

見せ場の待合いの写真が、少な目なのには理由があります。来週火曜日に迫った開業ですが、まだ少しすることが残っています。

建築とは、なかなかに骨の折れる共同作業なのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

尼崎愛‐2145‐

尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック 内覧会(予約不要)

日時:9月7日(土)、9月8日(日) 10:00~14:00
住所:〒661-0953 兵庫県尼崎市東園田町5丁目140-1共栄園田駅前ビル2F
 阪急園田駅北出口から徒歩3分 レンガの建物が目印
tel:06-4960-7830

週末の内覧会を控え、院内での勉強会、医療機器のセッティングと、多くの人が出入りしています。

院長の江口さんは、Webサイト用の撮影中だったので、横からこっそり撮らせてもらいました。
いよいよ、という感じです。

建築は様々な法律に縛られています。

建築基準法やそれに関係する法律、条令ですが、法を理解した専門家としての立場と、業としての実務を統括する立場の両方を求められるのが建築家という仕事です。

今回の計画は改修でしたが、福祉のまちづくり条令等、様々な関係省庁との協議が必要でした。

担当部署のある尼崎市役所へは、7回程通ったでしょうか。

市庁舎は、JR立花駅から歩いて10分程です。

少し離れた歩道橋から見ると、ロケーションがよく分かります。

背後に見えているのが立花駅前の商業施設。更にその後ろには六甲山を望みます。

周辺には公園も整備され、緑も豊か。

市庁舎の完成は1962年(昭和32年)で、設計は宝塚市役所等も設計した村野藤吾。

60年が過ぎ、さすがに古さも感じますが、吹き抜けも備え、特に階段には村野らしさを感じます。

タイルは横浜市庁舎で使われていたものに近しい感じでした。

室外機置き場でしょうか。

開口部の下には大きなくぼみが。

そしてトップライト。

巨匠のこだわりが、細部から伝わってくるのです。

庁舎の回りには堀のような空間があります。

雨が降った後は、かなり堀感が増すのですが、積極的に貯めるつもりはないようです。

これは、かつての尼崎城に美しい堀があったことから、村野が着想したと言われています。

市役所から阪神尼崎駅まで移動してきました。

西口からでると、南東方向に尼崎城が見えています。

阪神電鉄尼崎レンガ倉庫のすぐ南と言えば分かりやすいでしょうか。

天守閣は旧ミドリ電化の創業者・安保詮さんが「地元に恩返しがしたい」と、12億円を投じて寄贈したもの。

内部は資料館になっており、2019年にオープンしました。

5階まで上がることができますが、高架の下に駅の西口が見えています。

強烈な地域愛を感じずにはいられないのです。

ジョーのある町、尼崎

兵庫県なのに市外局番(06)の尼崎。

ダウンタウンの地元、尼崎。

この計画のおかげで、深く関わらせてもらいました。

「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 のある町、尼崎。となれば……

こうして、色々な地域に愛着がもてるのは、建築家という仕事の役得だと思います。

地域の皆さんに長く愛される。作り手にとって、これ以上の目標はないのです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」9月7日(土)、9月8日(日)に内覧会を開催します‐2144‐

患者さんでなくても立ち寄ってほしい「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE4を公開しました。

9月17日(火)の開業に先立ち、以下の日程で内覧会を開催することになりました。

尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック 内覧会(予約不要)

日時:9月7日(土)、9月8日(日) 10:00~14:00
住所:〒661-0953 兵庫県尼崎市東園田町5丁目140-1共栄園田駅前ビル2F
 阪急園田駅北出口から徒歩3分 レンガの建物が目印
tel:06-4960-7830

アクセスが分かりやすいよう、動画でも紹介しておきます。

阪急園田駅は、北出口と南出口があります。

北出口を出ると、北東方向にレンガの建物が見えます。

奥が阪急園田駅です。

1階にツルハドラッグがオープンしています。

すぐ上に「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」の看板が見えています。

入口横のエスカレーターで2階に上がってすぐのロケーションです。

先週金曜日に、院長の江口さんに開業の思いを語って貰ったのですが、20分以上の動画になりました。

少し長いかもしれませんが、なぜ開業するのか、内視鏡クリニックがどうやって地域の皆さまのお役に立てるのか。

とても分かりやすく説明してくれました。

5年生存率が最も低いと言われる膵臓癌、胆道癌の専門家である江口さんの思いが伝わると思います。

また、本棚を贈書で埋めたい理由も、患者さんでなくても立ち寄って欲しい理由も、説明して貰いました。

ゆっくりして貰いたいので、イスには徹底的にこだわっています。

高校生が受験勉強しに来てくれたら嬉しいという、カーブを描くカウンターにはアームチェア。

ナガノインテリアのDC354-1Wです。

待合い横のイスは、オリバーからセレクトしています。

前処置室のイスは富士ファニチアのSlow。

カーテンでプライバシーが守られ、リクライニングします。

内視鏡内科は、下剤を飲んで貰ったあとの待ち時間があるため、リラックスして貰うためのこだわりなのです。

すぐ前にある手洗いも、格好よく仕上げました。

さらにゆっくり過ごしたい方には、個室付トイレもあります。

こちらのイスは、柏木工からセレクトしています。

張地はいずれも私が選びましたが、それぞれの空間にマッチし、院長が好きな色という2つの要素から決めました。

いずれも相応の額なので、座り心地は抜群です。

後の2つは、医療動線の中にあるので誰でもとはいきませんが、前の2つは、誰にでも座って貰えます。

本当に水を飲むだけでも構わないと院長が言っているので、気軽に遊びに来て下さい(笑)

入りにくいクリニックを、どうすれば訪れやすくできるのか。そのために考えられたのが、本棚に囲まれた広い待合いです。

空間化したのは私ですが、これらのコンセプトは江口さんが温めてきたものでした。

さらに、なぜ患者さんでなくても来てほしいのか。その理由も、この動画を撮ってよく理解できました。

病気を予防したり、治すのが医師ですが、元気な時から知っておきたいのです。

手伝いに妻を連れていっていたのですが、撮影が終わると2軒隣にある和菓子屋さんでお土産を買ってくれました。

このくず饅頭に加えて、お勧めのよもぎ餅まで。

こちらの和菓子は全て無添加とのことで、すでに江口さんはヘビーユーザーのようです。

さらに、反対の2軒隣にある、魚屋さんが美味しいと教えてくれたので、帰りに寄ってみました。

江口さんお勧めの、穴子のお刺身です。濃厚な味わいで、酒の肴には最高です。

とってもチャーミングで、庶民的な江口院長ですが、会って貰えれば、さらにその元気さが伝わると思います。

気軽に遊びに来て貰えると嬉しいです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

建築家・守谷昌紀TV プールがある通所リハビリテーション施設「ささき整形外科デイケアセンター」【ルームツアー】

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

メディア掲載情報

室津漁港→絶対に混まない抜け道→小市民‐2044‐

世は三連休の最終日です。

中日の昨日、ささき整形外科デイケアセンターへ撮影に行っていました。

計画のスタートから3年半を経て、8月1日にオープン。

それだけに愛着があるというのもありますが、リハビリテーション器具が沢山あり、その動画を撮るのに何度も通っているという感じです。

ようやく今回で目途がつきました。

大阪から2時間半ほど掛かりますが、太子町あたりは空気も水も違います。

気温も1、2度違う気がしますし、この景色が楽しみのひとつでもあるのです。

さらにこの地域、格別にガソリンが安い。

いつも満タンにして帰るのですが。

撮影終わりで、西に15kmほど移動。

室津漁港に寄ってきました。

写真家にとても景色が良い港があると聞いていたのです。

1300年前、行基が開いた摂播五泊の一つで、 「この泊 風を防ぐこと 室の如し」残されていることから「室の泊」と呼ばれました。

三方が山に囲まれた天然の良港で、 瀬戸内海の重要な港として栄えます。

港内の海面も穏やかで、漁船がびっしりと係留されています。

江戸時代には、参勤交代の本陣などが軒を連ねたことから「室津千軒」と言われましたが、遊女発祥地として伝説や悲話も残っているそうです。

こちらもまた調べてみたい気がします。

地域柄、やはりカキが名産なので、この時期はひっそりとしたものです。

カキの時期なら色々と買い物もできそうな施設が結構ありました。

国道沿いにあったお土産屋さんなら……と寄ってみましたが、営業時間を過ぎていました。

冬から春にかけてまた出直しです。

交通情報を調べると、三連休だけあって阪神高速神戸線は13kmの渋滞と出ていました。

抜け道マニアの私としては、こういった状況はギアが1段上がります。

2015年の1月にUPした「絶対に混まない抜け道」を発動します。

西に落ちる平家に、源氏は一の谷の戦いで大勝利をおさめます。

その勝利のきっかけとなったのが源義経の鵯越(ひよどりごえ)の逆落としです。

誰もが下れないと思った急峻な崖が続くのですが、そこを東西に横切るのが現在の土木技術なのです。

三宮の北で一般道にでて、そのまま南下。

税関前で左折するとハーバーウェイの乗り口があります。

阪神高速湾線に乗り継ぐ料金所は若干並びましたが、そこはこの景色に免じて「絶対に混まない」ということで……

絶対に混まないのですが、山麓バイパスに乗ると一旦阪神高速を降りることになるので、ハーバーウェイと合わせてプラス千円強掛かります。

新神戸トンネルが阪神高速扱いになったので、金額を抑えたいときは、7号北神戸線→32号新神戸トンネル→生田川から3号神戸線、摩耶で流出→住吉浜から5号湾岸線、というルートが安くて早いです。

例えば明石西-駒川なら、1640円が2900円になります。

価値があると思った時には発動するのですが、阪神高速も乗り継ぎの考え方をもっと柔軟にしてくれたらとは思います。

渋滞を解消した上で、皆が喜んでくれるので、それこそがWin-Win。是非検討して貰いたいものです。

2時間ちょっとで大阪まで帰ってきました。

慢性的な人手不足により、この日の撮影も妻に手伝ってもらいました。

娘が外食してくるとのことで、私たちも近所の焼き鳥屋で遅めの夕食。

娘は焼肉だったそうですが。

大変にリーズナブルな焼き鳥と生中で、これだけ幸せな気分になれるのですから、根っからの小市民なのでしょう。

こんな時、嘉門達夫の名曲?「♪ああ~小市民~」のフレーズが流れてきます。

日本を支えているが、小市民だということだけは間違いありません。

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

尊いのは足の裏‐2030‐

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン ■■■

阪急の大阪梅田駅手前にあるムービングウォーク。

2005年の10月にこうなった経緯を「阪急梅田駅の歴史」で紹介しました。

このころはまだ、梅田駅だったのですが。

大阪では立ち止まって乗るものではほぼありません。

豊中で計画をしているので、最近宝塚線によく乗ります。

京阪萱島駅もホームに木が生えていましたが、服部天神駅にも立派な木が。

屋根を貫き、8mくらいはあるでしょうか。

豊中と言えば、伊丹空港が近いので飛行機も随分近くに見えます。

駅の南には、その名前の通り服部天神宮があります。

境内をのぞくと、大きな下駄が見えました。

こちらの神社、足の神様をお祀りしているのだそうです。

8月25日には、足の守護祈願祭が執り行われるとあり、とても気になります。

なかなかインパクトがある街だな、というのが第一印象でした。

阪急の駅でもレンタサイクルを備えている所もありますが、ハローサイクルはかなり便利。

借りたところに戻さなくても良いのが一番の長所です。

タクシーは近い距離だと気を遣うので、できるだけ自転車を探します。

1駅大阪側に戻り、庄内駅近くのステーションに自転車を返しました。

駅前も下町感が最高です。

寿司屋さんも、とてもいい感じ。

できれば夜にでも寄ってみたいところです。

先週の金曜日、ナニワの日に53歳になりました。

元気と健康だけを取柄に働いてきましたが、やはり足が元気でないと行動的にはなれません。

歩く、走る、自転車に乗る。積極的に足を動かすよう心がけています。

尊いのはあたまではなく

手ではなく、足の裏である

一生人に知られず

一生汚いところと接し

黙々として

その努めを果たしてゆく

坂村真民の詩の一節です。

中でも足の裏が一番尊いのです。

沢山汗をかいた今日は、湯船の中でゆっくりマッサージでもしてあげましょう。

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

道を間違い、涼を求めて六甲山。からの、別盛り、極厚鉄板でジュージュー焼いて食べるハンバーグ‐2029‐

8月1日のオープンを控え、日曜日はプールのある「ささき整形外科ク デイケアセンター」の撮影に行っていたと書きました。

近くのガソリンスタンドはハイオクが165円ですから、とても安いのです。

加えて、オイル交換をするとカブト虫が貰えるとあります。

子供が小さかったなら、オイルを交換していたかもしれません。

帰りは、手伝いに来て貰った妻に運転を代わってもらいました。

「伊川谷ジャンクションで、7号北神戸線に乗り換えて、白川ジャンクションで、31号神戸山手線に乗り換えてな」と伝え、助手席でメールを書いていました。

少し経つと「あれっ!」という声が。

どうやら乗り過ごしてしまったようです。

仕方ないので六甲山を越えようかなと、からと西インターチェンジで降りました。

それなら、いっそ展望台へでも行こうかとなったのです。

暑い下界から、涼を求めて多くの人が集まっていました。

5℃以上は違うでしょうか。

ヒグラシのせみ時雨が聞こえてきます。

まだアジサイも咲いています。

ひんやりとした風が、心地よいのです。

大阪平野を一目で見下ろす景色も、六甲山ならでは。

天王寺あたりにはあべのハルカス。

手前には南港のWTC、奥にはPLの塔が見えます。

青い空と海が、目にも涼しかったのです。

更に久し振りに、芦有を下って帰ってきました。

この道は、学生時代以来のような気がします。

2時間と少し掛けて、ようやく大阪に帰ってきました。

遅くなったので外食することに。

「何でも好きなものを言ってくれたらいいよ」と妻に言うと、ファミリーレストランになりました。

JAF会員の10%割引券をみつけたからです。

折角なら、もうちょっといいところで……と思いましたが、ファミレスは侮れませんでした。

別盛り、極厚鉄板?でジュージュー焼きながら食べるハンバーグがかなりいけるのです。

間違いなく、ステーキよりこちらの方が美味しかったです。

ちょっとココスファンになってしまいました。

ささやかな外食に、幸せを感じる小市民。

それは私のことでした。

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

ささき整形外科デイケアセンターで泳ぐ‐2028‐

関西もようやく梅雨明け。

5月末からの長い梅雨がようやく終わりました。

と同時に、プールのある「ささき整形外科ク デイケアセンター」の竣工写真の撮影に行ってきました。かなり大きいので、3日間を予定していますが、昨日はその1日目。


7月22日(土)には内覧会も始まり、治療室の運動器具も全て揃っています。

特に、レッドコードとストレッチマシンのあるエリアは華やかです。

このレッドコード。

早速使っているところを撮影してみました。

ストレッチマシンですが、ジムにあるような器具もあります。

プールにも水が入りました。

やはり壮観です。

アクアジムという、水中での運動器具も備えています。

こちらも試してみました。

水中での運動は、負荷が適度で気持ちが良いのです。

10m×3mのプールは、思ったより大きく感じます。

最後は泳いでみました。

お気づきかもしれせんが、私です。

勿論、院長に許可を頂いてのことですが、昨日はとても暑かったのでとても気持ち良かったです。

撮影なので外付けブラインドを完全に上げていますが、実際には上半分だけから光を取り入れることになると思います。

土曜日の 内覧会 には50名の方が参加がありました。

オープンが本当に楽しみです。

海にせよ、プールにせよ、泳いだのは何年振りでしょうか。

設計者としての思い入れをできるだけ割り引いてみたとしても、本当に気持ちの良い施設だと思います。

西播磨の方には、是非体感頂きたいものです。

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

姫路駅前をブラモリタニ‐2027‐

昨年の11月から何度も通った兵庫県太子町にある、プールがある「ささき整形外科 デイケアセンター」

先週末に、ようやく引き渡しを終えました。

8月1日(火)のオープンを控え、7月22日(土)、29日(土)に内覧会を開催します。

7月22日(土) 9:00-12:00
7月29日(土) 9:00-12:00

予約不要で、駐車場も完備しています。是非ご参加下さい。

詳しくは当社Webサイトをご覧ください。

現場監理をしている時は、①車で行く、②JR姫路駅で降りてバスに乗り換える、③さらに西にある網干駅まで行ってタクシーに乗ると、主に3つの方法で通っていました。

②のバスに乗っている時、姫路駅前を出発してすぐに不思議な物を見つけました。

ゼネコンの営業担当に聞くと、昭和41年から開催された「姫路大博覧会」の会場までを繋ぐモノレールの橋脚跡だとのこと。

そう言えば、ブラタモリでも紹介されていたような気がします。

JR姫路駅名物、えきそば。

姫路名物、黄そばに続いてブラモリタニしてきました。

駅の北側にでると広いロータリーがあります。

真北にある姫路城を見て、左手には山陽電鉄の姫路駅。

右手に見える緑の看板「USHIO」は、姫路が創業の地であるウシオ電機のものです。

創設者である牛尾治朗さんが先月亡くなった際、新聞でも財界人としての功績がたたえられていました。

世界遺産、姫路城の別名は白鷺城ですが、何度も撮りました。

やはり快晴の背景が、その白さを引き立てます。

ちなみに、JR構内に売り場がある御座候も姫路が本社。

駅前ロータリーを西に向かうと、山陽電鉄とJRに挟まれたこの位置に、モノレールの駅があったようです。

そこから西に少し歩くと……

橋脚跡が見えてきました。

昭和40年代そのままの景色です。

バスで見た橋脚の裏まで歩いてきました。

先述の営業担当の話によると、解体費用がかさむため、少しずつ解体を進めているそうです。

モノレール下にあった、これらの店がもうディープすぎます。

豚骨、鳥ガラ、魚介からスープをつくるので「けんかラーメン」というようです。

是非食べてみたかった!

現場へ向かうため、また駅前に戻りました。

西駅前町という地名は、JRを指すのか、モノレールを指すのか。

もう少し先にあるこの場所は、10階建てのビルの3、4階部を貫通する大将軍駅があったそうです。

いつ解体されたのかは分かりませんが、こちらも一度見てみたかったものです。

建築家の仕事は、旅芸人のようなもの。

2020年にスタートしたこの計画も、竣工写真の撮影で一区切りです。

18回行われた定例会議の中で、現場の人たちに「他に姫路名物って何がありますか?」と聞いてみました。

味噌で食べるおでんも名物だそうです。

どこかのタイミングでこれも是非食べてみたいと思っています。

終わった、終わったと言いながらも、また写真を撮りに行くのだと思います。

この日記を読んでくれている人で、西播磨に住む人が居られるのかは分かりませんが 「ささき整形外科 デイケアセンター」 は、とても良い施設です。

気軽に見に行って頂けると嬉しいです。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

兵庫県太子町/プールがある「ささき整形外科 デイケアセンター 」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE6

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報