今日はクリスマスイブ。
梅田の街は、ちょっと前から準備完了。
「サンタクロースはワクチン接種済み」というニュースに、ややホッとさせられるのです。
阪急百貨店横にあるコンコースは初代阪急梅田駅のホーム跡です。
都心部ではなかなか味わえない解放感ですが、この空間を解説した記事は、今でもかなりアクセスがあります。
さらに側面にあるショーウィンドウも、風物詩となりました。
季節ごとにディスプレイが変化しますが、年末は一層華やかで、楽しみにしている人も沢山いることでしょう。
百貨店の1階は、当然ながら最も売り上げが大きなフロア。
女性のアクセサリー売り場ですが、連続する照明が美しく、少しのぞいてみたくなりました。
しかし不要不急なのでやめておきました。
「密」が今年の漢字に選ばれたそうですが、「不要不急」も、今年を表す言葉だと思います。
「今年もプレゼントは無かったな」と考えていたら、ありました。
オリーブオイルを頂きました。
小豆島、井上誠耕園のエキストラヴァージンオリーブオイルです。
タコのカルパッチョに使って貰いましたが、勿論相性抜群。
赤と緑。
補色であるこの色が、どれだけ人の気持ちに影響を与えているのでしょう。
もっとも波長が長く、海の奥深くまで届く赤い光を、最も効率よく受け止められる色が緑です。
それが葉緑素が緑である理由だと知りました。
多くの事には理由があるのです。
先日、遠方の方から初期相談があり、ズームで打合せをしていました。
若いのに大変頑張っておられ「成功された理由って何でしょうか?」と少し意地悪な質問をぶつけてみました。
謙遜された上で、こう答えられました。
「目標を持っていた、ことでしょうか」
この自由社会では、首に縄を掛けられることも、何かを強制されることもありません。
人は自分の意思で、行きたいところに行くことが出来ます。
ただ今日思ったから、明日行ける訳ではないので、持続する強い意思は必要になります。
日本人で掛け算、割り算が出来ない人はまず居らず、偏差値程の能力差は無いとも感じます。
その時に、先程の言葉の重みが増してくるのです。
目標は何ですか?
「最も求められる建築家」が私の目標です。
先述の方も、かなり近しい言葉を口にされました。
孤独だなと思っていたこともありますが、素晴らしいクライアントに会う機会を、沢山プレゼントして貰いました。
サンタクロースは、そこかしこに、ごく普通の顔をしているのだと、今ははっきり分かるのです。
■■■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
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【News】
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に巻頭インタビュー掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました