タグ別アーカイブ: ゲツモク日記

2017年 暮れは元気にご挨拶‐1443‐

 一昨日、出版社より『MY HOME 100選 vol.19』が届きました。

 このムック本には、「滋賀の家」が掲載されています。

 

 また、年明け早々には、「回遊できる家」の住宅誌の撮影があります。同じく、テレビ取材も決まりました。

 これらは、私たちにとってのお年玉のようなもの。何かしら結果がでると、やはり嬉しいもの。

 「終わりよければすべてよし」とはなかなかの格言です。

 今日が今年最後の木曜日なので、日記の1年を振り返ってみたいと思います。

1月 この道は滑走路‐1344‐

 1月3日の早朝、北野天満宮へ合格祈願に行きました。

 2週間後に、長男が何とか志望校に合格。

 親ができることは、道真公へ神頼みするだけでした。

2月 沖縄の旅<前編>‐1352‐

 「家族で47都道府県制覇」の中でも、私が唯一行ったことがなかった沖縄。

 車や船旅が好きな私にとって、最も遠い日本でした。

 しかし、初めての沖縄は、美しく、美味しく、素晴らしいところでした。

3月 古希‐1358‐

 母の古希祝いに天橋立へ。

 従姉妹どうしで股のぞき。

4月 子供も楽しくなければアートじゃない‐1372‐

 アートを求め、香川県・豊島へ。

 西沢立衛設計の豊島美術館には、子供も、大人も楽しめるアートがあったのです。

5月 最後の難関、北東北<青森・秋田編>‐1375‐

 青森の日本海側にある不老ふ死温泉。

 絶景露天風呂の名にふさわしいロケーションでした。

 飛行機移動でしたが、久々のプロペラ機は怖かった。

6月 子供は小さな大人じゃない‐1385‐

 長男が中学校で卓球部に入りました。

 娘も卓球教室に通いだし、実家では卓球台を購入。

 大人と子供の違いは埋められるものではありません。しかし、理解し合う努力を続けるしか方法はないのだと思っています。

7月 7/21(金)~23(日)「さかたファミリー歯科クリニック」内覧会を開催します‐1392‐

 今年は、住宅、オフィスなど8件が竣工しました。

 そのなかで唯一のクリニックが「さかたファミリー歯科クリニック」。

 庇は大樹をまもる葉のイメージです。

 クリニックにおいて、地域の方々に長く愛される以外に目的はありません。

8月 みんな寝ている松江、まずは自分が頑張れ<行ってはいるが島根編>‐1404‐

 「家族で47都道府県制覇」の中で、行ったと勘違いしていた宮崎。

 こちらは7月に弾丸フェリーで行ってきました。

 島根県も通っただけだったので、強行日帰りツアーです。

 朝が早かったため、松江では私以外誰も起きてこず。しかし、世界遺産・石見銀山で食べた団子は美味しかったそう。

9月 夏にサヨナラ‐1412‐

 12月に、海用のボートを廃船しました。

 年に1回、できれば2回はこの海へ行きたいと思っています。

 そして9月には、夏をサヨナラしに行くのです。

10月 細胞レベルで‐1421‐

 「35億」が流行語大賞にノミネートされていましたが、「細胞レベルで」のほうがインパクトがあったのではと思っています。

 人はいうまでもなく、自然を求めます。

 しかし、台風の脅威を嫌という程知らされた10月でもありました。

11月 現実はいつもひとつ<埼玉長瀞編>‐1428‐

 この月も「行ってはいるが通っただけ」を払しょくするために埼玉へ。

 「ブラタモリ」で観た長瀞にしました。

 思った以上の急流具合に、ややたじろいでしまったのです。

12月 『建築家と家を建てる、という決断』AMAZON 1位‐1439‐

 11月27日出版となっていますが、正確な発売日は12月12日でした。

 皆さんのおかげで、発売翌日、翌々日あたりまでは<民家・住宅論>というカテゴリー内ですが、amazonで1位になってくれました。

 『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀(著)

 仕事をしながらの執筆は、思った以上に時間がかかりました。

 しかし、また機会があれば、書いてみたいと思っています。

 昨年末にマルコが退職してからは3人体制で、常時10件はあるプロジェクトを引っ張ってきました。

 何とか進めてこれたのは、10年目に入った、田辺さんの成長も大きかったと思います。

 来春には、新たなスタッフがチームに加わります。

 もっともっと高い所を目指したいと思っています。

 今年一年、この日記、並びに現場日記にお付き合い頂き、本当に有難うございました。

 年始は、家族で47都道府県制覇、最後となった宮城からの予定です。

 皆さんにとって、2018年も素晴らしい一年となることを確信しています。

 2017年12月28日 守谷昌紀

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀(著)
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました■■■

◆メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

絶対に混まない抜け道‐1135‐

前回の記事で、錦織圭選手のことを書きました。

コーチとなったマイケル・チャンのとった作戦が、いかにシンプルで勇気があったかを書きたかったのです。

その作戦は、コートの後ろに下がらないというもの。

リーチは短いが、俊敏な彼の特徴を活かす、このシンプルな作戦が全米オープンの躍進を生みました。

そして開幕した全豪オープン。

錦織選手は初戦に勝利。その作戦は、ベースラインより後ろで、打ち合うというもの。ようするに、書いたこととの反対です。

ずっこけたくなりますが、現実とはそういうものです。

書く側は、単純化し、より劇的に書きたのですが、現実はもう少し複雑です。それでも物事をカテゴライスし、評価することは大切だと思っているので、懲りずに色々と書いて行くのですが。

知った風な話ついでに、今日は絶対に混まない抜け道をUPします。

【信州から大阪に帰る】

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<中央道>から<名神>に乗り換える青のルートが一般的。しかし<名神>竜王あたりは渋滞が頻発します。

<名神>に乗り換えた後、小牧ICで赤の<名古屋高速>に乗り換えます。そのまま南に下り、「名二環」という名古屋の環状線に乗り換え。

名古屋の北側を反時計回り。<東名阪>に乗り換えます。

その先は、亀山JCTで<新名神>に乗り換えるもよし。それも混んでいたら<名阪国道>へいくという選択肢もあります。

小牧JCTが混んでいれば、一旦<東名>を春日井ICまで戻り、<名古屋高速>の勝川ICまで戻る、黄のルートもあります。

【中国地方から大阪に帰る】

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<中国道>は宝塚トンネルで混み、もっと手前の<山陽道>と交わる、神戸JCTでも混むことがあります。

<山陽道>の三木JCTで明石大橋方向へ南下。布施畑JCTで<阪神高速>の北神戸線へ乗り換えます。東の蓑谷方面へ。

少し行くと白川JCTがあるので、〈阪神高速〉山手線へ乗り換え。白川南ICで降ります。ここまでが赤のルート。

黄の一般道を2km程東へ走って、赤の<山麓バイパス>へ。

新神戸から黄の一般道を南下。三宮を越え、赤の<ハーバーウェイ>へ。

最後は<阪神高速>湾岸線へ。

後者は一度UPしました。どちらのルートも、観光シーズンのピーク時にも混んだ事はありません。

遊びつかれた帰りの渋滞が、好きな人は居ません。渋滞につかまらないよう、出来るだけ早く帰れるよう、頭を捻るのですが、ゲーム感覚で楽しんでいます。

しかし、家族は大概夢の中。早く帰れたとしても、褒めてくれる人など居らず……

乗り換えは結構ありますが、退屈もしません。山麓バイパスからの眺めもなかなかです。

「西宮北ICから35kmの渋滞」などと言うときは、是非試してください。

びわこ北寮

昨日は、「あちこちでお茶できる家」のオープンハウスでした。

総勢30名程の方が見えました。一日中賑やかでとても楽しい空間でした。またUPしたいと思います。

先週の金曜日は、琵琶湖の北端、海津大崎まで行って来ました。

日本建築家協会(JIA)の月例勉強会だったのです。

JR大阪駅から新快速で1時間40分ほど。まずは長浜駅へ。

東にある伊吹山は冠雪しており、独特の偉容を放っていました。

琵琶湖も北端までくると、まるで海岸のような景色になります。

その海津大崎にあるのが、「びわこ北寮」です。

企業の施設につき、一般には見学できません。

設計は白井晟一(しらい せいいち)。1905年~1983年を生きた建築家です。

彼の事を知ったのは、1年目に勤めた設計事務所の所長が、代表作「親和銀行本店」の写真を飾っていたからです。

その写真はモノクロでしたがが、陰影ある外観の写真を鮮明に覚えています。

しかし実作を見た事はなく、初めて白井作品に触れました。

同時代を生きた、丹下健三や、村野藤吾に並ぶような巨匠ですが、彼らを光とするなら、どことなく影のような印象を受けるのです。実際にも「異端の人」のような存在でした。

この「びわこ北寮」の工事中に白井は倒れ、完成を見ていません。倒れる4日前、打設の終わった1階スラブに立ち、琵琶湖を眺めていたそうです。

それらの話は、孫にあたる建築家、白井原多さんが私達に話してくれました。

他の白井作品にこの色使いはありません。

生前から最も好きだった色、ペルシアンブルーが日本の風土に合うかと葛藤していたそうです。

最後にどうしてもチャレンジしたかったのでは、という話もありました。

内部は撮影禁止でしたが、湖岸に開かれた食堂からは、遮る物無く竹生島(ちくぶじま)を望みます。絶景、以外に思いつく言葉がありません。

白井晟一はエッセイに、その「青」への思いを書き綴っています。こう結ばれていました。

 それにしても青は「希望」の色とはよく言ったものだ。

青ほど自然の中に多い色はないかもしれません。

座右の銘

大阪は快晴の朝。海の向こう、アメリカメジャーリーグではワールドシリーズが行われています。

レイズの岩村、フィリーズの田口と日本人2選手も出場していますが、あと一歩のところで出場を逃した、レッドソックス松坂大輔投手について。

今シーズンの成績は18勝3敗。メジャー2年目にして申し分のない成績です。今年6月の新聞記事にこうありました。

レッドソックス入団を決めた2006年12月の会見で「夢がかなったか」の問いに「見ることはできてもかなわないのが夢。ぼくはここで投げられると信じて目標にしてきたからここにいるのだと思う」

夢の語源は「寝(い)」+「目(め)」寝ながら見るもの。夢などというあまっちょろいものと違うという意思表示だったのだ。

松坂の座右の銘は後藤静香の詩「第一歩」にある「目標がその日その日を支配する」

2008/6/3 産経新聞より

28歳の彼は、いつもニコニコしていますが、流石に素晴らしい座右の銘を持っています。

イチローの発言などもあり、監督問題で揺れている来春のワールドベースボールクラシック。記念すべき第一回大会の優勝国として、そのMVP選手として、3年前を上回る活躍を是非期待します。

「目標がその日その日を支配する」

そう、志が自分の人生を決めるのだと、再確認して今週の始まりです。