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渋滞にあってみたい‐1374‐ 

 2017年のゴールデンウィークが始まりました。

 新緑の美しい季節ですが、淡い黄緑の葉には格別の生命力を感じます。

 「夏も近付く八十八夜」の唄のとおり、田畑も一気に活気がでてきます。

 本当に気持ちのよい季節になりました。

 休みが繋がることと、季節感が相まって、まさにゴールデンウィークとなります。

 今年の暦なら、渋滞のピークは5月5日の子供の日あたりでしょうか。

 2015年の1月に、私の思う「絶対に混まない抜け道」をUPしました。

 【信州から大阪に帰る】編は中央道から関西に帰ってくる抜け道。

 【中国地方から大阪に帰る】編は、山陽道から関西に帰ってくる抜け道。こちらは、淡路島から帰るときにも使えます。

 先日、娘が「1回渋滞にあってみたいわあ」といっていました。

 「なぜ?」と聞くと「本を読めるから」と。

 もちろん、何回かつかまったことはありますが、寝ていたりでほとんど経験していないと思います。

 「仕事は困難を解決するゲームと思いなさい」と聞いたとき、何と不遜なことをと思いました。

 しかし考えてみれば、解決できなければ死刑になる訳でなし。まさにゲームのように楽しんでしまえばよいともいえます。

 渋滞回避はその超ライトバージョン。ロールプレイングゲームよりドキドキして、余程楽しいと思います。

 渋滞学という学問があると聞いたことがありますが、渋滞は最も多くの人がその選択をするということ。それなら、そこを少しずらせばよいはずです。

 「ちょっと遠回りする」「ちょっと多めに高速代を払う」「高速の乗り降りは積極的に」が基本方針。

 全ての道が渋滞していれば何をやっても無駄ですが、これだけかなり回避できるものです。

 アメリカで大ヒットした「24 -TWENTY FOUR-」というテレビドラマがありました。

 テロ対策ユニットの捜査官ジャック・バウワーは、特殊な訓練を受け、超人的能力を備えています。

 そして国家レベルで得られる衛星画像が、刻々と携帯端末に送られてきます。

 これが、何十倍もいるテロリストをやっつけることを可能にします。情報こそが武器なのです。

 年始だったか、ようやくガラケーからスマホに変えました。最新の渋滞情報を、だれもが携帯端末でみれる時代です。

 誰もがジャック・バウワーという本当に凄い時代になりました。

絶対に混まない抜け道‐1135‐

前回の記事で、錦織圭選手のことを書きました。

コーチとなったマイケル・チャンのとった作戦が、いかにシンプルで勇気があったかを書きたかったのです。

その作戦は、コートの後ろに下がらないというもの。

リーチは短いが、俊敏な彼の特徴を活かす、このシンプルな作戦が全米オープンの躍進を生みました。

そして開幕した全豪オープン。

錦織選手は初戦に勝利。その作戦は、ベースラインより後ろで、打ち合うというもの。ようするに、書いたこととの反対です。

ずっこけたくなりますが、現実とはそういうものです。

書く側は、単純化し、より劇的に書きたのですが、現実はもう少し複雑です。それでも物事をカテゴライスし、評価することは大切だと思っているので、懲りずに色々と書いて行くのですが。

知った風な話ついでに、今日は絶対に混まない抜け道をUPします。

【信州から大阪に帰る】

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<中央道>から<名神>に乗り換えるのルートが一般的。しかし<名神>竜王あたりは渋滞が頻発します。

<名神>に乗り換えた後、小牧ICでの<名古屋高速>に乗り換えます。そのまま南に下り、「名二環」という名古屋の環状線に乗り換え。

名古屋の北側を反時計回り。<東名阪>に乗り換えます。

その先は、亀山JCTで<新名神>に乗り換えるもよし。それも混んでいたら<名阪国道>へいくという選択肢もあります。

小牧JCTが混んでいれば、一旦<東名>を春日井ICまで戻り、<名古屋高速>の勝川ICまで戻る、のルートもあります。

【中国地方から大阪に帰る】

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<中国道>は宝塚トンネルで混み、もっと手前の<山陽道>と交わる、神戸JCTでも混むことがあります。

<山陽道>の三木JCTで明石大橋方向へ南下。布施畑JCTで<阪神高速>の北神戸線へ乗り換えます。東の蓑谷方面へ。

少し行くと白川JCTがあるので、〈阪神高速〉山手線へ乗り換え。白川南ICで降ります。ここまでがのルート。

の一般道を2km程東へ走って、の<山麓バイパス>へ。

新神戸からの一般道を南下。三宮を越え、の<ハーバーウェイ>へ。

最後は<阪神高速>湾岸線へ。

後者は一度UPしました。どちらのルートも、観光シーズンのピーク時にも混んだ事はありません。

遊びつかれた帰りの渋滞が、好きな人は居ません。渋滞につかまらないよう、出来るだけ早く帰れるよう、頭を捻るのですが、ゲーム感覚で楽しんでいます。

しかし、家族は大概夢の中。早く帰れたとしても、褒めてくれる人など居らず……

乗り換えは結構ありますが、退屈もしません。山麓バイパスからの眺めもなかなかです。

「西宮北ICから35kmの渋滞」などと言うときは、是非試してください。