平時なら青葉美しい季節ですが、今年は休まる時がありません。
梅雨とは言え、これだけ雨マークが続く天気予報はなかなか……
「令和2年7月豪雨と命名」という記事がありました。
地域名が入っていない通り、九州から東海、東日本に至るまで、日本列島を覆う程の雨雲をみると、不気味にすら感じます。
河川の氾濫によって、濁流に家や田畑をのまれた人達の気持ちを慮ると、やりきれない気持ちになるのです。
近所の中学校は開校していたようですが、電車通学の我が家の兄妹は2日続けての休校でした。
土曜も学校があった私達世代と比べると、ことしの登校日は半分くらいになってしまうかもしれません。
縁あって、中学・高校の同窓会の世話役代表を引き受けています。
開催日をオリンピックイヤーの12月30日と決め、2004年に第1回を開催しました。
2016年の第4回が最多で64名の参加。
同窓生270名のうち、100名くらいが参加してくれる会になればと思い、4年に一度だけ、母校と同窓生のために頑張っているつもりなのです。
前々回から、会場は大阪マルビルの第一ホテル、開始時刻も17時に固定しました。
そんな関係で、私が進行もさせて貰っているのですが、3時間程かけて参加者全員が、順に近況報告をするだけ。
だけなのですが、とにかく楽しいのです。
普段連絡を取り合っている訳でもないのに、完璧な間合いでつっこみが入り、盛り上がります。空間がとても温かいのです。
今回案内を出すと、2割くらいの返信がありました。
その中に、当時現代文を教えてくれた中條先生からのものがありました。
この6月に『蒼穹』(そうきゅう)という俳句の句集を出版されたとのこと。1冊送って下さったのです。
すでに重版されているとのこと。1句触れてみたものがあったのですが、俳句はあまりにも知識がなく、もう少し勉強してからにします。
ご自身のブログにそのやりとりをUPして貰っています。
宮本輝の『優駿』と志水辰雄の『散る花もあり』を教えて貰ったのが中條先生で、どちらもストーリーが刺激的なのですが、リズムの良さ、文章の美しさが印象に残っています。
もっと正直に言えば、折角書くなら、このレベルまで行ってみたと、心のどこかで思っているのですが。
私の印象としてこう書いて下さいました。
「モリヤ」という呼び名の響きとちょっと相当ヤンチャな愛嬌ですね。そのずっとあとになってビフォーアフターで匠(アゲイン)を伝え聞いて嬉しかったですね。
当時のあだ名が「モリヤ」で、かなりソフトに書いて貰ったのですが「相当ヤンチャな愛嬌」という表現がすっかり気に入ってしまったのです。
来年が定年とのことで、最後はこう結ばれていました。
こんなに嬉しい教え子からのメールは本当に久しぶりです・・・楠葉の花屋さんと同期でその彼のことは「激務をぬって二、三度出席してくれたはずです。」と教えてくれました。
2021年の歳末には激務ではないと思いますが…万難を排して出席させていただきたいです。
母校である高槻中学・高校をどう書くかは難しいのですが、近年共学となり、更に偏差値を上げていると聞きます。
弁護士、医師、上級国家公務員と錚々たるメンバーに加えて、パチプロをしている同窓生がいるという話もあります。
中條先生も参加表明をして下さり、そんなユニークなメンバーの前に立つ訳ですから、毎回何かしらの結果を出して、参加したいと思っています。
2004年、「平野西の家」が初めてのテレビ放映。
2008年、「境内の中にある家」が『スーパーニュース』で密着取材。
2016年、阿倍野の長屋が住人十色で放映。初めての著書出版報告。
発売は2017年という裏技でしたが、オリンピックイヤーは特に結果にこだわるのです(笑)
第5回は、1年伸びた5年分の成果、関西建築家大賞という結果を持って参加したいと思っています。
同窓会の世話役は、楽しみであり、遣り甲斐であり、励みでもあるのです。
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
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【News】
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で「住之江の元長屋」再放送
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました