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北摂横断、赤飯の屋台発見‐2188‐

先週土曜日は、現地調査のために桃山台駅へ。

北大阪急行は、箕面萱野駅まで昨年の春に延伸しました。

まだまだ、その需要があるということです。

千里丘陵の上にあるので、駅を降りてすぐのロータリーから、かなりの高低差が見てとれます。

少し歩くと、千里ニュータウンらしい景色が広がります。

植え込みに咲くのはサザンカでしょうか。

以前住んでいた、古家の庭にあったことを思い出していました。

丘陵地らしい景色も広がっています。

和歌山のみなべを思わせますが、こちらも梅のようです。

竹林があちこちに残っていました。

「千里ニュータウン情報館」には、タケノコが名産とでているのも納得できました。

建築設計を生業にする身としては、高低差はかなり魅力です。

ただ、建築基準法は土地の安全まで求められるので、この点は要注意です。

「高台の家」では、この擁壁が安全と証明できる書類を見つけることができました。

それで、ここまで擁壁に迫って建築できたのです。

しかし、どちらかと言えばレアケース。

思った大きさの家が建てられず、トラブルになってから相談に来られた方もおられました。

擁壁のある土地を買う場合は、良く分かった専門家に相談するほうが良いと思います。

このあたりは車社会なのだと思うので、ガソリンが高いと厳しいものがあるでしょう。

200円オーバーとは北摂価格?

かと思っていたら、すぐ近くに193円。

10円も差があると、先の店にいく理由があるのかなと思います。しかも同じエネオスですし。

豊中市の中心あたり、豊中市役所までやってくると、ようやくアップダウンが無くなります。

桃山台付近とかなり街の雰囲気も違うものです。

阪急岡町駅に続く商店街を抜けて行きます。

ふと横を見ると、神社の境内でもうもうと湯気がたっていました。

原田神社の境内にでている、赤飯の屋台でした。

この行列をみるとかなり美味しいのだと思います。

今年の節分は2月2日。節分の前日でした。

皆さん慶事を赤飯でお祝いするのでしょう。

ようやく阪急岡町の駅前までやってきました。

寄り道したので、約5kmを1時間ちょっとで歩きました。基本下りなので全く苦になりません。

高低差。閑静な郊外住宅地から、下町の雰囲気まで。

北摂は奥行きが深いなというのが印象です。

昨日、夜遅く家に帰ると巻き寿司が置いてありました。

妻は太巻き等を買ってきたことは一度もなく、大半は手製の納豆巻きでした。しかし今年はなぜか鉄火巻き。

家族は皆寝ていたので、西南西を向いてひとり黙って食べたのです。

最近は体重コントロールのため、殆どお米を食べていませんが、久しぶりに食べる、海苔、酢飯、マグロが想像以上でした。

「新米のことを考えるとソワソワする」と言っていたクライアントがいましたが、その気持ちが少し分かった気がしたのです。

あっという間に1月は行ってしまい、1年で一番短い2月が始まります。

引越し、着工、プレゼンテーションとイベントが目白押しなので、更にギアを上げなければなりません。

ただ引越しの方がなかなかタイトな感じで……

この件も、またここで報告したいと思います。

■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転します
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

まだまだ知らない大阪・梅田‐2039‐

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン ■■■

8月も今日で終わり。

昭和世代なら、夏休みの宿題に追われている光景を思い出す日でもあります。

しかし最近は夏休みの終わりが早く、高校生の娘は8月25日に2学期が始まりました。

私立だけなのかなと思って聞いてみると、公立もすでに始業しているそう。週休2日なら、そのくらいしないと勉強が追い付かないかもしれません。

この暑さはかわいそうではありますが。

今日でこの日記も2039回目になりますが、最も読んで貰っているのが以下の記事です。

2005年の10月に書いた「阪急梅田駅の歴史」

ムービングウォークの南にある広いコンコースが、初代阪急梅田駅だったことを書きました。

その南端にあった通称・レトロドームは、旧駅の待合室。

平安神宮や築地本願寺などを手がけた建築家・伊東忠太によるものですが、現在は阪急百貨店内のレストランに移築されてます。

中学から予備校まで7年通った通学路で、愛着もひとしおだったのです。

クライアントとショールームを回る際、このような話をすると、喜んでくれる人が結構います。

梅田のことは大概知っているつもりでしたが、6月放送の『ブラタモリ』は流石の密度でした。

「大阪・梅田〜カオスな梅田はどう生まれた?〜」

ダンジョンと言われる地下街。

南北は北新地から阪急三番街、東西は泉の広場から西梅田。

こちらは庭のようなものですが、大阪駅の高低差については全く知りませんでした。

地下鉄東梅田駅から地上に出て、大阪駅のある北へ歩きます。

大阪駅へは、地下鉄3路線、阪神電車、阪急電車でアクセスできます。

大阪駅の南東角にある、御堂筋南口の前に地下鉄梅田駅から上がってくる階段があります。

これが、上がって来たにも関わらず、いきなり3段下るのです。

変だなとは思っていたのですが……

中央口、桜橋口へと西に向う通路はこの通り。

1階なのにこの高低差です。

南にある大丸梅田店へのアプローチもこの通り。

東梅田から大阪駅に向かう時、出張で大きなキャリアーを持っている時は、この通路は使いません。

大阪駅は、明治時代に鉄道が引かれるまで、湿地帯で何もないところでした。

機関車は火の粉をまき散らすので忌み嫌われ、当時の中心地だった中之島から遠く離れた梅田に新駅が建設されたのです。

梅田は埋田の当て字ということは良く知られています。

しかし、駅建設によって一気に街は発展。多くの建物が建設されました。大量の地下水をくみ上げたことで、激しい地盤地下を起こしたのです。

その痕跡が、この高低差。

大阪に生まれて53年、もう感動に近いものがありました。

それで、コツコツと写真を撮りためるのに、3ヵ月近く掛かったのですが。

番組内で、地盤沈下の様子が良く分かる場所が紹介されていたので、見に行ってきました。

入場券140円を買って駅構内へ。

3番線・4番線ホームを上がります。

宝塚線、神戸線の西行きのホームですが、反対の東向きへ歩きます。

東は阪急百貨店側。

ありました。

1本北にある5番線ホームの東端です。

右から左へ下がるように、旧ホーム跡が見えています。

これだけ分かりやすく地盤沈下を目視できるところが、大阪駅にあったとは……

ただの熱烈な『ブラタモリ』ファンになっていますが、私はお出掛けが大好物です。

この夏は、我ながら本当に良く働きました。

どこかへ出掛けたい願望がもうマックスなのです。

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

建築家・守谷昌紀TV 敷地の高低差を生かした「高窓と中庭の家」

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■  『建築家・守谷昌紀TV』 開設■ 

■ 『ESSE-online』にコラム連載■

4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』開設■

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■5月13日『homify』の特集記事に「アンティーク雑貨のある家」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記