コンクリート打ちっぱなし 住宅 宝塚 高台
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コンクリート打ちっぱなし 住宅
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コンクリート打ちっぱなし 住宅 宝塚 高台
コンクリート打ちっぱなし 住宅 宝塚 高台
コンクリート打ちっぱなし 住宅 宝塚 高台
101西外観 (2)
103北西外観
105北西からの街並み
107南東外観
109北東外観
201ダイニング・キッチン
203ダイニング・キッチン夜景
205ダイニング・キッチン
207キッチン
209ダイニング
301エントランス
303階段
305ホール
307子供部屋
309寝室
401P室と縁側
403P室西から
405 ピアノ室
407P室東から
409P室から縁側をみる
501洗面
503浴室
505※
507
509※
601
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高台の家 – 坂のある街に建つコンクリート打ちっぱなしの家 –

外観
1階
1階
2階
水回り・その他
撮影:平井美行(※以外)

高台の家

– 坂のある街に建つコンクリート打ちっぱなしの家 –

30代のクライアントは、はたと困ったそうだ。「私達は何処に住みたいの?」。

様々な敷地を見て、ようやく坂のある街が好きだと気付いたという。夫は学生時代を沖縄で過ごした。台風の多い沖縄はRC造の住宅も多い。RC打ちっぱなしのマンションで暮らしていたとき、光が壁に当たる様をみて、その美しさを知ったという。この2つのが、この計画の両輪となった。

敷地は昭和47年に開発された南向きの山腹にある。開発の際は切土盛土を繰り返すのが一般的だが、最上部に近いためか敷地全体が非常に硬い岩盤だった。東には3~4mの擁壁があり、特に南東の景色が素晴らしかった

また、RC打ちっぱなしの弱点である暑さ、寒さに対して、光と風自然の力を最大限生かせるようプラン、ディティールを詰めていった

1階は各個室と水回り、そしてダイニング・キッチン(DK)のみとした。2階はプライバシーを確保するため、出来るだけ北側に寄せ、北は閉じている。1階のキューブに対して1.2m北にずれ、庇を1.2m跳ね出し、その下に駐車場を確保した。この空間により冷やされた風が、夏は通り抜ける。

南東の景色を望むなら、限界まで東へも寄りたい。東の擁壁には荷重を掛けず、階段部分を宙に浮かせることを考えた。街の傾斜にそって、コンクリートキューブを北に、東にずらし、慎重に積み上げた

2階には用途を限定しない空間がある。P室と名付けられたが、ここにはテレビを置かない。その存在感に支配されない為である。柔らかな日差しの下で本を読んだり、雨だれを眺めながら音楽を聞いたりする空間だ。

バルコニーにでれば、コンクリート壁に穿たれた開口から素晴らしい眺望を得ることができる。更に、外からの視線を気にせず、空と風を感じることが出来る。深い庇は、夏の直射を防ぎ、冬の陽光は遮らないよう設計した。言わばコンクリートの縁側。庇の作り出す中間領域が内を緩やかにつなぐのは、日本古来からの手法である。念の為、DKと共に床暖房も敷設している。

P室には西隣にある視聴覚室は、映画を観たりする部屋で、東には小さなピアノ室が隣接している。大切なものは小学校にあると考え、室名はそれに習った。

雑木林のような庭を目指して、庭木はすこしずつ増え、成長している。木漏れ日は常に優しいものだ

効率、便利が求められる世の中である。建築も勿論類に漏れない。しかし、決めると言う事は、他の可能性を捨てる事である。住まい手の「大切」と「豊か」を見つけ、空間化出来たのではないかと思っている。

ゲンバ日記-家づくりの過程

Data

兵庫県
RC造 2階建て 新築
2015年11月竣工
敷地面積:224.18 ㎡
延面積:128.47 ㎡
建築面積:99.06 ㎡
1階床面積:81.15 ㎡
2階床面積:47.32 ㎡

Plan


立面図断面図





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